面白かった。モキュメンタリーとして撮ってる理由が最後のニムの言葉に集約されてる。人によって細部の解釈が異なるところがありつつも、「救いを求めて偶像を崇拝しながら実際は誰も異物を受け入れたくない」という>>続きを読む
ようやく初見。いま助けようとしている羊もハチャメチャに騒いでて、これを全部救おうという使命に駆られたら、羊を救えなかったトラウマに苛まれるよりよっぽど辛そうなもんだけどな〜と思ってしまった。
(2019年初鑑賞、2024年再鑑賞)真剣に夢を追っている同士だから心から理解し合えるけど、だからこそ一緒にはいられない。美しい映画。OPがあまりにも良すぎる。
フランス映画、詩的な表現とややブラックなユーモアが混ざり合ってて時々どういう反応したらいいのかわかんないときあるな…笑
え〜沁み入る!何も考えずにぼーっと観てたけど、肌にしっとり浸透してくるような映画だ。
最近ニコラス・ケイジの映画で観ていたのがB級ぽいやつばかりだったのでハッとなったけど、この人の演技すごいな。
全然関係ないところで何の説明もない意味不明な生き物がいっぱい出てくるのがよかった。全体的にキモ気持ちいい。
映像のスピード感がめちゃくちゃスタイリッシュ映画にさせてた感ある。ストーリーはまあ定番だね〜な感じだったが、思ったより汚い人間だらけで笑った。
コンテイジョンを先に観たので、あれに比べるとリアリティよりパニックアクション優先だな〜と思った。時代性かな?
パンデミック映画詳しくないけど、医療従事者同士の恋人で片方が感染して…って展開、昨今では完>>続きを読む
人間の欲望がギラギラ輝いてるね!みたいな映画だった…いや、これが「夢」なのか?表現の差異?
大事なシーンだけミュージカルが入るよりも、これくらいずっと歌メインの方がミュージカル映画としては好きかもと思>>続きを読む
ウワッおもしろ!全体的にテンポ良く進むし、キャラクター性がはっきりしてる&俳優さんたちの顔が全員違うタイプで覚えやすいので観やすかった。最後に種明かし系の映画の中でも難解すぎず凝りすぎず軽やかで、ラス>>続きを読む
う、う〜ん?ネタ自体は面白い気がするけど、ネタばらしの展開が雑で急なわりに演出が冗長で、ずっと「話は理解できてるけどなんかよくわからん」みたいな謎の感情だった。
ジャネール・モネイのアンニュイな目元が>>続きを読む
宮崎駿、この歳まで物語に反映させたい思想とか感情とか感覚とか好みとかがブレないのマジですごいな…と思った。
ジブリ総集編という感じのストーリーとキャラデザだったな〜。ひたすら映像が凄い。
自分はカスを煮詰めてクズにしたみたいなクソ湿度高めの根暗陰キャなので、主人公の一挙手一投足が刺さりすぎて過呼吸起こすかと思った。理解できすぎるが故に周囲の優しさがあまりにもフィクションで、”根暗が作っ>>続きを読む
事象としては何が事実なのか語り尽くされないところ、それでいて断片から他者の人生を垣間見る感覚、映画というより他者の日記を見ているようだ。
「すべてが本人の都合のいい夢」みたいにはならないのが本当にリア>>続きを読む
前振りと感傷の間が長いところとか、パニクって揉めるところとか、全体としてはめっちゃリアル寄りにしたいんだな〜と感じるだけに、(暗闇でクリーチャー発見するところとかの)いかにも映画的撮り方なシーンがちょ>>続きを読む
めっちゃ仕事をしている犬と、甥姪を全員可愛がってるのが伝わってくる叔母、お姉ちゃんの笑顔がすごく印象に残った。
「箪笥」「イノセント・ガーデン」的雰囲気があり、両作が好きなのでかなり琴線に近いところをつつかれていたんだけど、演技・演出・間・脚本が全体的に完成しきってない感じがあって、めっちゃ好き〜!に至らなかっ>>続きを読む
最初の方は得体の知れない怖さに満ちていて、色んなシーンでラヴクラフトの「宇宙からの色」で馬が絶命するシーンの描写とかを思い出して「ア〜現代でコズミックホラー描いたらこうだよね〜」とか神妙な気持ちで考え>>続きを読む
しょっぱな「釈放…」「否!脱獄ゥ!」なところ、これぞTRPGって感じの幕開けでよかった。ファンタジーは情報過多で頭混乱しがちなので、これくらいまとまってて単発だと観やすくて有り難いな〜と思った。
「まさにインスマスを覆う影だ…!」みたいなシーンと「そうか???」みたいなシーンを行ったり来たりしてた。この映画に限らないけど、ホラー表現をグロテスクに持っていってしまうとクトゥルフ作品的持ち味を損な>>続きを読む
1はハチャメチャな内容ながらも真剣なディザスターパニックの雰囲気を保ち、2はだんだん悪ノリ感が隠し切れなくなり、3は完全に「ネタで〜す!!!」みたいな様相を呈してきたので、これ以降が楽しみなようなそう>>続きを読む