伊集院櫻子さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ミナリ(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

病院後、火事前の夫婦の喧嘩シーンがかなり良かった。祖母の怪演もあり、なかなか見応えがあった。是枝監督作品に通ずるものがあるような…

ハリガン氏の電話(2022年製作の映画)

2.0

怖くもないしスッキリしない。原作の方が楽しめるのか?ジェイデン・マーテルを拝むには十分だろうけど、ホラーの分類にはならないような気がする。

ザ・マザー: 母という名の暗殺者(2023年製作の映画)

2.5

敵がストーカーの執着心かつ弱い。母が強過ぎるのか?とにかく母強し…結局父親が謎…

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

後悔先に立たずな1本。
村上作品の映画化というとノルウェーの森をまず連想するが、個人的に今作はそれよりも良かった。まず西島秀俊を起用した時点で大成功過ぎる。一貫して棒読みで、村上作品をそのまま読んでい
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

配信終了間近につき滑り込み鑑賞。そもそも病気に対しての知識が皆無だったので、アダムの苦悩を知り胸が痛んだ。統合失調症に限らず、ハンディを抱える人への理解は必要不可欠である。メインはマヤとのコミュニケー>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

3.5

瑛太の快演。佐藤浩一の話が一番消化不良。被害者のその後はよくある話だけど加害者のその後の話は観たことがなかった。同情はしないが、一生罪を償うということの難しさがリアルに描かれていて、何とも言えない気持>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.8

最高!最初の冴えない普通の父像からの転調がかなり良かった。続編やってほしい。

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.0

高所恐怖症の人は見れない。
最新のテクノロジーがリアリティ満載で描かれている。序盤はち切れんばかりのスーツ姿を拝めただけで満足してしまうほど、今作もドウェインジョンソンの肉体美を堪能できる。妻役も強く
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怪物(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

すごいものを観たというのが1番の所感。台風の今日観て良かった。一見子どもでは解決できないような問題でも親や教師の出る幕ではないし、自分たちで乗り越えなければ大人にはなれない。シングルマザー・モンスター>>続きを読む

2ハート/命という名の贈りもの(2020年製作の映画)

3.2

臓器移植の話。死生観の問題だが自身も肯定的な考えを持っている為、とても良い作品だった。実話に基づくということで、今もどこかで誰かに生かされてる人がいると思うと感慨深い。移植を受けた紳士は提供者の年齢を>>続きを読む

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

2.5

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巨大かつ凶暴化したゴリラ!オオカミ!ワニ!が街を襲う話。デイビスの背景が薄かった。悪役の姉弟が弱過ぎた。思い返すと、宇宙からのくだりもややチープだったように思う。マリオザムービーより低年齢向けかもしれ>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

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痛快!ファッションが可愛いし、最後まで飽きずに見れた。付き合ってからの流れが最高だっただけに辛くなった。とにかく天から地に落とされる感じ。執念はよくわかったが最後まで生きていて欲しかった。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

3Dにて鑑賞し大正解。もう1回見たいくらい良かった。想像以上に面白かった。マリカーがしたくなるという事前情報を仕入れていたので鑑賞前にマリカー。ストーリーもゲームそのもの。クッパが少しかわいそうだった>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.0

誘われるがままに4DXにて鑑賞。アトラクションに乗っているようだった。展開は読めてしまったが、最後まで楽しめた。灰原推しにはたまらない1本で、次作への期待値がさらに高まる。

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

前作よりはテンポが衰えたような気がするが、妻が本当に素晴らしい。父が出てきてからはそこにしかもう注目できなくなるので困った。こんなコメディに出るレジェンドのひょうきんさが大好き。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.3

かんちゃんが幼少期も成人期もすごかった。胸糞悪い感じではあったがリアリティがあり、震災による人災が鮮明に描かれていた。感動ものしか見てこなかったので、ありのままの本作にぶちのめされた。日常にもある孤独>>続きを読む

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

2.5

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ここから先が見たかったのだが?!村上虹郎は『今際の国〜』の記憶が新しいが、今作でもキーパーソン。序盤からかなり極悪非道なシーンを演じており、原作のカズトラよりも凶暴さを感じた。マイキー兄撲殺後の演技が>>続きを読む

真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

1.0

原作未読のまま挑んだところ、1時間粘ったが全く入り込めずギブアップ。意味深なセリフには惹かれてもストーリーが…。

原作者の『20代で得た知見』はかなり良かった。

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

謎は残るが心のデトックス。有村架純が果たして敵役だったのかは定かではないが、子役が大変素晴らしく、台本なしでやっているのかと思わせるほどすごく自然だった。何より元祖ちひろさんが素敵過ぎて

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.0

期待以上で大満足!EDは心の中で大合唱。浜辺美波が綾波レイにしか見えなくて、本当に最高だった。池松壮亮も演技派ではあるが、ライダーの配役としてはどうなのかと上映前は疑問に思っていた。愚問であった。仮面>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

前作から一変、激しい戦闘モノに…!個人的なお気に入りは水面を利用した戦術で、逆光で映し出される戦闘シーンはもはや芸術でした。一作目よりも心身共にダメージを喰らう老人はなんだか可哀想で応援したくなります>>続きを読む

ノイズ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最近見た邦画では1番面白かった。みんな黒いから黒いちじくなのかな…とか、猪狩町だから最初から猪が出てきたり。そんなワクワクの伏線も束の間、町人が次々に亡くなっていく。町長とおじいさんのくだりで一気にB>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

内容盛り沢山の1本。前作よりも衝撃的だった。山より海の方が映像美が際立っていたような。まず山から海へ行くという思い切りが良すぎる。ずっとこの美しさに浸りたいと思ったのも束の間、大半は戦闘シーンである。>>続きを読む

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

2.5

途中から全然訳がわからなくなってしまった。要再視聴

空白(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

胸糞ランキングにランクイン。善悪などなく誰も救われないし真相は闇の中、父親の心情変化が秀逸に描かれていた。自殺した娘の母親の言葉が全てだったように思う。あのシーンが1番しんどかった。

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.0

誰も救われない。初めから終わりまで暗い。映画というより小説を読んでいる感覚に近かった。スパイダーマンでしか見たことがなかったが、主演がかなり良かった。声が高いことだけが残念。少年ぽさがあって良いが。

グッド・ナース(2022年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

役だけどエディレッドメインが細すぎるし短髪似合わないし後半になるにつれてめちゃくちゃ怖かった。日本でも近年騒がれてる殺人が題材で、死人に口なしの状況から粘り強く検挙する刑事が素晴らしい。激しい暴力的な>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.0

テュークスベリーが王子様過ぎて…。前作に引き続きフェミニズムなストーリーがコミカルに描かれており、最後まで飽きることなく楽しめた。続編希望

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

2.5

みんな若いし、綺麗。最後の方ティルダ・スウィントン出てきてびっくりした。仮面が怖い。美男美女に酔いしれる1本。ストーリーはSFというかファンタジー。

レミニセンス(2021年製作の映画)

2.0

過去に囚われ今を生きることができない。時は進んでも体は衰えていく。なぜかラストにつれてどんどん恐怖を感じ、鑑賞後もそれだけが残った。気候変動と戦争による水没都市はリアリティがあり美しかった。

千年女優(2001年製作の映画)

2.0

一人の女性の生き様が鮮やかに描かれている。いくつになっても恋する乙女な感じ。歳を重ねても心が若くて良い。

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.0

ミリーボビーブラウンの凄さを改めて実感。配役も豪華(特に母娘がばっちり)だし画面越しに語りかけてくるエノーラがとにかく可愛い。コミカルであっという間に見終えた。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

2.5

ティモシーシャラメ目当てに見た。王子様にしか見えない。映像がダイナミックで映画館で見たかった。SFなのに中世でバトルシーンはスターウォーズっぽい。随所に既視感があり、思っていたほど没入出来なかった。個>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

たった20分でこんなに鮮明に社会を映し出している作品を見たことがなかったので、衝撃的だった。原因となる暴行シーンは目を背けたくなるが、あれが日常茶飯事なのだと思うとやり切れない気持ちでいっぱいになる。>>続きを読む