トーキング・ヘッズがどこの国のバンドなのかも知らないまま、ネットの口コミを読んで観に行った。『ストップ・メイキング・センス』ってタイトルがいいなと思って。しょうもないことで疲れている頭を休めたくて。>>続きを読む
ちょっと合わないけど確実にまあまあおもしろいので、体調が悪いときに観る三谷幸喜の映画。とはいえ体調が悪いと必ず観るので、もはや好きなのでは?という迷いが出てきている。今回はニセモノ感マシマシだったので>>続きを読む
原作が好きだったので観た。これ本当に映画館で上映したの? 大丈夫だった?という気持ちになったが、体調が悪いときに配信で観るぶんにはよかった。イエスとブッダというより松山ケンイチと染谷将太のコントだった>>続きを読む
埼玉隣接区で生まれ育った都民なので、埼玉県民にシンパシーを持って観た。地域格付けがいい趣味ではないのは前提として(はなわのエンディング曲はよそと比べていないから感じがいい)、魔夜峰央の絵柄で生身の人間>>続きを読む
宗教に縛られた家から抜け出そうとして苦しむ兄妹と、兄の友人の話。誰にも悪意はないのに、自分の道を行こうとして致命的に損なわれてしまったり、差し出された手を振り払ってしまったり。こう書くとたいへんに息苦>>続きを読む
ふたりが出会ったところで寝落ちして、起きたらもうドーナツを揚げていた。なので乳牛との出会いとこれで一儲けしよ!の流れは見られず。悔しい。ただ(わたしが起きている間は)クッキーもキング・リーも怒鳴らない>>続きを読む
役所広司劇場。役所広司劇場としては良かったのかもと思うけど、薄味... 映画を観た感じが薄かった。おしゃれ公衆トイレがつかみの、海外の人向けの東京観光イメージビデオみたいだった。都心の神社の鎮守の森と>>続きを読む
慌ただしい年末に3日くらいに分けて観た。時節柄、ジャスミン、わたしんちもお掃除お願い!という気持ちになった。
もとい、ジャスミンの気立ての良さがカフェのみんなを幸せにする話だと思うのだが、だとしたら>>続きを読む
えっその男よりこの犬の方が良くない? もう犬がいるから良くない?って思ってしまうくらい犬が可愛いです。前回カウリスマキ作品を観たときも犬が可愛かったって感想を書いていたので、自分にはカウリスマキに対す>>続きを読む
クリスマスらしい映画を観ようということで。ガラケーがスマホに変わったくらいで、東京の風景は20年前とあまり変わりなかった(ただし映画の中では年が変わる前に雪が積もっており、温暖化は進んでいる)。配信で>>続きを読む
まったく観るつもりがなかったのにSNSで盛り上がっていたので観てみた。タオルハンカチ必須。わたしはべしょべしょに泣きました。今になって映像化にGOを出した黒柳徹子と、今っぽさを排して最高の作品を作り上>>続きを読む
画面が豪勢。「高予算映画が観られてよかった」とレビューしている方が何人かいらっしゃいましたが実際本当にそう、ケチってる感がない映画の良さがあった。西洋の軍馬でかい! ライフルもでかい! 大砲もでかい!>>続きを読む
大人向けのゲゲゲの鬼太郎だと聞いて楽しみにしていったのだが、そんなに大人向けではなかった。どこかで見たような読んだような。
両隣のおじいさんがかわりばんこに寝落ちしたり時計のアラームを鳴らしたりスマホを見たりしていたが、それにカリカリする気にならないくらいのんびりしたコメディ映画だった。戦国時代を舞台にした三次創作みたいな>>続きを読む
前作だけを見た限りでは一番まともなのはシンジ君だったのだが、初手から常軌を逸した行動に出てびっくりした。助けてくれないから首絞めちゃうってそりゃインセルの所業じゃないですか。お前赤ちゃんじゃないんだか>>続きを読む
TV版の内容を手早く知るにはこれで!みたいな記事に騙された~設定も人間関係もさっぱりわからなかった(笑) ネルフがお父さんの勤め先なのは知ってたけどゼーレってなに?? あの目がたくさんある全身白タイツ>>続きを読む
不朽の名作として名高い本作、夜遅いから2回に分けて観ようなんて思っていたら完全に持っていかれて夜更かしになってしまった。最後まで緊張が途切れないミリタリーアクションものだった。ヘリコプターで東京の通信>>続きを読む
2時間半越えの映画を楽しく観る体力が満ちるのを待って映画館へ。カーチェイスなり高所危険シーンなりをこっちが飽きるぎりぎりまで見せてくれる、サービス精神に満ちた映画だった。もっと短くもできるんだろうけど>>続きを読む
コンピューターウイルスをネタにしたフィクションにはついつい点が辛くなってしまうのだが、レイバーの動きとか箱舟の壊れ方とかよかったです。ロボットがヒト型である意味ってホントないよなあって思いつつ、カヌカ>>続きを読む
「やり通したな爺!」が最初の感想。「こりゃ宣伝のしようがないわ」が二番目の感想。新しいことは何もないしちびっ子たちのことは全然考えてないけど、82歳の最後の長編なのであればいいと思う。最後くらい好きに>>続きを読む
仲代達矢が完全にリア王で、原田美枝子が自分史上最高の置き眉悪女で、馬と無名脇役キャラが山盛りに出てきて、大黒澤映画だった。「リア王」の読後感は「狂った爺さんが主役でみんな死ぬ」だったが、この映画もそう>>続きを読む
ドラマのシーズン3と一緒に撮っていた気配。なのでドラマの拡大版と思えば楽しいし、シーズン3と省略して、映画だけを映画的な展開を期待して観たら???だと思う。
シーズン1の魅力はおじさんたちの上下関係>>続きを読む
冒頭の落ち武者狩りのシーンの騎馬隊の画面への入り方がめちゃくちゃかっこいい。あれ観ちゃったら最後まで観るでしょう。そしてバトルあり群舞あり若い娘の太ももあり、全部載せで楽しかった。最後の打開策が「えっ>>続きを読む
体力ゲージが半分くらいなので、大好きというわけではない三谷幸喜作品を。大好きじゃないからこそ疲れているときに観たい映画もある。
一番の見どころは中谷美紀が志村けんみたいに踊るところ。はぁーあんなノー>>続きを読む
自分の好みからすると前作の方が起承転結の納得感があったのだが、三作目がある前提なら、大上亡きあとのパワーバランスを万全に維持できない若い日岡の孤軍奮闘の回としてはありだったんじゃないだろうか。松坂君は>>続きを読む
ベッキーが無双すると聞いて。気づいた範囲で6人大河出演者がおり実に豪華な布陣なのに、やっていることは『ブレットトレインfeaturing Yakuza』でたいへんよろしかった。いっぱい死ぬのに笑いと爽>>続きを読む
今の埼玉県行田市が舞台ということで、城北で育った人間として親しみを持って観た。こんなところまで石田三成来てたんだ。
野村萬斎が想定の5倍くらい気の抜けたキャラだし、成宮寛貴は完全に現代語でしゃべるし>>続きを読む
新選組の知識ゼロで観た。展開が早く画面がスタイリッシュ、何を言っているかはわからないがわからなくても困らない感じが『関ヶ原』と共通している。原田眞人が好きなのかもしれない(『ヘルドッグス』が今日現在ネ>>続きを読む
ええこれが3.2? もっといくでしょう。関ヶ原の戦いについてざっくり知りたかった、歴史を知らない合戦好きにはとても面白かった。同じようなことを元寇を描いたアニメについて叫んだので、誰にとっても面白くは>>続きを読む
超エンタメヤクザ時代劇featuring JAC。人が切られるときの音が『仁義なき戦い』で痛そう。家光も初手から人を斬りそうな松方弘樹。
2020年NHK版と比べると、とにかく役者の重量が違っており>>続きを読む
加齢臭あふれる高齢男性と、はちきれんばかりの肉体で世界に対抗する娘たち。生々しい。これは主人公が緒形拳でなかったら観続けられなかった。
なんだか出てくる人たちみんな、うまいことやるのが下手で。でもこ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
TV版を見て着目すべき点がわかっていたため、不要にストレスをためずにターニャとメアリーの撃ち合いを見ることができた。メアリーは意味不明に強すぎるし命令に従えないポンコツ兵隊なので、「上官が背中から撃っ>>続きを読む
ビル・ナイファンは見てください。わたしも春の日差しがきらきら瞬く小川の流れのような笑顔のビル・ナイと、フォートナム&メイソンでご飯食べたい。
ただ話自体はあまりになめらかであまり心揺さぶられなかった>>続きを読む
原作の小説のあらすじだけを借用したマット・デイモン映画。寡黙で有能な16歳のグレイディ・コールはおらず、30歳のマット・デイモンがでてきます。本を読んでからだと確実に評価が下がるので、どちらから手を付>>続きを読む
あまり話運びが複雑じゃなくて音楽メインの映画が観たいな、という体調やや悪めな状態だったせいか、今ひとつ。アニメの表現が野暮ったくて好みじゃなかった。最後ライブのシーンで泣いたりもしたけれどNTMだった>>続きを読む
いま人類への期待値が低い時期なので、「そうでしょうね」以上の感情はわかなかった。嫌いなひととも好きなひとともそれなりの距離は取った方がいいですね。でもアイルランドの島の風景はうつくしく動物たちは可愛か>>続きを読む