大河ドラマのチョイ役で覚えた山口馬木也が主役ということで、何十年ぶりかでロサ会館へ。タイプスリップもので入れられる笑いをきっちり詰め込みつつ、ラストで会津藩士の魂を見せてくれてたいへん満足した。もうち>>続きを読む
警察の方が人相が悪くて、強盗団の方がこざっぱりしている、すごーく丁寧に作った犯罪映画。最初からディレクターズカットだった。そこまで丁寧にしなくていいのよ?という感じがあったが、心が疲れていて映画館でボ>>続きを読む
オリーブ以外みんな居たたまれない気持ちにさせるキャラだし、最後のダンスでいっそう居たたまれなくなってしまったので、共感性羞恥心つよめな者には緊張感のある映画だった。でも話の持って生き方が上手で、よい映>>続きを読む
「101匹わんちゃん」の要素はほぼないので、予習なしで大丈夫。おしゃれ子供映画なんだと思うけど、大人ながら最後まで楽しく観た。顔が柔らかそう過ぎて苦手だったエマ・ストーンは濃いメイクが映えて魅力的なの>>続きを読む
だれかの真剣さが周囲を変えていくさまを見られるドキュメンタリー。15代おつかれさまだよ! 高名な家業を継ぐプレッシャーに勝った人なんだな。しゃべり慣れてた。
韓国は日本より儒教がしみこんだ社会だと思>>続きを読む
フュリオサの母がばんばんにライフルを撃ちまくるので、そこはとても満足した(←前回もっと見たかったやつ)。そしてバイクとか車のメカメカしいエンジン音が気持ちよかった。言うまでもないけれど、映画館で観たほ>>続きを読む
モータースポーツのことはまったくわからないし、車が走っているシーンでは「二酸化炭素排出量...」と落ち着かない気持ちになってしまう、それなのにおもしろかった! どのシーンもカリッとテンポが良く、引き込>>続きを読む
いやーうつくしい七三分け、スリーピースのスーツ。おいしそうなご飯。シックな内装。眼福だった。日本語の会話が入ると字幕を読むのと耳で理解するのが切り替えられなくて手こずったが、まあそこは日本語ネイティブ>>続きを読む
映像作品への視聴者レビューを日々読んでいて、演技の上手い下手がわかりづらい俳優は人によって違うようだと思っている。そして今回、自分にとっては草薙君がそのカテゴリに入るのだということがわかった。「ブラタ>>続きを読む
一人の人間の中にはいろんな面があるんだな、という感想。この映画のオッペンハイマーは、得意なことと不得意なことが両極端で、でもどっち方面も臆せず実行してしまう謎の遂行力があるから目が離せなかった。違う時>>続きを読む
観た甲斐はあったが、第二部的(意外性のなさからくる)長さがあった。そして、外見から受け取るメッセージについて考えてしまった。なぜわたしはスキンヘッドの色白の眉なし顔に邪悪さ・不自然さを感じることを期待>>続きを読む
リジーがぜんぜん笑わないし人に返事をしないし、制作は進んでなさそうだしお湯は出ないし、勝手に緊張しながら観ていた。でも、笑わないけれどどちらかというとお人好しで、優しい人だった。最後までお湯は出なかっ>>続きを読む
松山に行く予定ができたので、漱石の「坊ちゃん」を読みがてら観てみた。原作かアニメかどちらかを選べと言われたらまあ原作なんだけど、キャラデザがモンキー・パンチで表情のつけ方がほぼルパンな「坊ちゃん」は、>>続きを読む
トーキング・ヘッズがどこの国のバンドなのかも知らないまま、ネットの口コミを読んで観に行った。『ストップ・メイキング・センス』ってタイトルがいいなと思って。しょうもないことで疲れている頭を休めたくて。>>続きを読む
ちょっと合わないけど確実にまあまあおもしろいので、体調が悪いときに観る三谷幸喜の映画。とはいえ体調が悪いと必ず観るので、もはや好きなのでは?という迷いが出てきている。今回はニセモノ感マシマシだったので>>続きを読む
原作が好きだったので観た。これ本当に映画館で上映したの? 大丈夫だった?という気持ちになったが、体調が悪いときに配信で観るぶんにはよかった。イエスとブッダというより松山ケンイチと染谷将太のコントだった>>続きを読む
埼玉隣接区で生まれ育った都民なので、埼玉県民にシンパシーを持って観た。地域格付けがいい趣味ではないのは前提として(はなわのエンディング曲はよそと比べていないから感じがいい)、魔夜峰央の絵柄で生身の人間>>続きを読む
宗教に縛られた家から抜け出そうとして苦しむ兄妹と、兄の友人の話。誰にも悪意はないのに、自分の道を行こうとして致命的に損なわれてしまったり、差し出された手を振り払ってしまったり。こう書くとたいへんに息苦>>続きを読む
ふたりが出会ったところで寝落ちして、起きたらもうドーナツを揚げていた。なので乳牛との出会いとこれで一儲けしよ!の流れは見られず。悔しい。ただ(わたしが起きている間は)クッキーもキング・リーも怒鳴らない>>続きを読む
役所広司劇場。役所広司劇場としては良かったのかもと思うけど、薄味... 映画を観た感じが薄かった。おしゃれ公衆トイレがつかみの、海外の人向けの東京観光イメージビデオみたいだった。都心の神社の鎮守の森と>>続きを読む
慌ただしい年末に3日くらいに分けて観た。時節柄、ジャスミン、わたしんちもお掃除お願い!という気持ちになった。
もとい、ジャスミンの気立ての良さがカフェのみんなを幸せにする話だと思うのだが、だとしたら>>続きを読む
えっその男よりこの犬の方が良くない? もう犬がいるから良くない?って思ってしまうくらい犬が可愛いです。前回カウリスマキ作品を観たときも犬が可愛かったって感想を書いていたので、自分にはカウリスマキに対す>>続きを読む
クリスマスらしい映画を観ようということで。ガラケーがスマホに変わったくらいで、東京の風景は20年前とあまり変わりなかった(ただし映画の中では年が変わる前に雪が積もっており、温暖化は進んでいる)。配信で>>続きを読む
まったく観るつもりがなかったのにSNSで盛り上がっていたので観てみた。タオルハンカチ必須。わたしはべしょべしょに泣きました。今になって映像化にGOを出した黒柳徹子と、今っぽさを排して最高の作品を作り上>>続きを読む
画面が豪勢。「高予算映画が観られてよかった」とレビューしている方が何人かいらっしゃいましたが実際本当にそう、ケチってる感がない映画の良さがあった。西洋の軍馬でかい! ライフルもでかい! 大砲もでかい!>>続きを読む
大人向けのゲゲゲの鬼太郎だと聞いて楽しみにしていったのだが、そんなに大人向けではなかった。どこかで見たような読んだような。
両隣のおじいさんがかわりばんこに寝落ちしたり時計のアラームを鳴らしたりスマホを見たりしていたが、それにカリカリする気にならないくらいのんびりしたコメディ映画だった。戦国時代を舞台にした三次創作みたいな>>続きを読む
前作だけを見た限りでは一番まともなのはシンジ君だったのだが、初手から常軌を逸した行動に出てびっくりした。助けてくれないから首絞めちゃうってそりゃインセルの所業じゃないですか。お前赤ちゃんじゃないんだか>>続きを読む
TV版の内容を手早く知るにはこれで!みたいな記事に騙された~設定も人間関係もさっぱりわからなかった(笑) ネルフがお父さんの勤め先なのは知ってたけどゼーレってなに?? あの目がたくさんある全身白タイツ>>続きを読む
不朽の名作として名高い本作、夜遅いから2回に分けて観ようなんて思っていたら完全に持っていかれて夜更かしになってしまった。最後まで緊張が途切れないミリタリーアクションものだった。ヘリコプターで東京の通信>>続きを読む
2時間半越えの映画を楽しく観る体力が満ちるのを待って映画館へ。カーチェイスなり高所危険シーンなりをこっちが飽きるぎりぎりまで見せてくれる、サービス精神に満ちた映画だった。もっと短くもできるんだろうけど>>続きを読む
コンピューターウイルスをネタにしたフィクションにはついつい点が辛くなってしまうのだが、レイバーの動きとか箱舟の壊れ方とかよかったです。ロボットがヒト型である意味ってホントないよなあって思いつつ、カヌカ>>続きを読む
「やり通したな爺!」が最初の感想。「こりゃ宣伝のしようがないわ」が二番目の感想。新しいことは何もないしちびっ子たちのことは全然考えてないけど、82歳の最後の長編なのであればいいと思う。最後くらい好きに>>続きを読む
仲代達矢が完全にリア王で、原田美枝子が自分史上最高の置き眉悪女で、馬と無名脇役キャラが山盛りに出てきて、大黒澤映画だった。「リア王」の読後感は「狂った爺さんが主役でみんな死ぬ」だったが、この映画もそう>>続きを読む
ドラマのシーズン3と一緒に撮っていた気配。なのでドラマの拡大版と思えば楽しいし、シーズン3と省略して、映画だけを映画的な展開を期待して観たら???だと思う。
シーズン1の魅力はおじさんたちの上下関係>>続きを読む