natsumiさんの映画レビュー・感想・評価

natsumi

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正欲(2023年製作の映画)

4.0

すごくよかった、原作はまだ読めていないけど 必ず読もう。

1人ひとり違う人間だから、誰もが理解し合えるなんてことはないと思う。
けど 互いに歩み寄ろうとする、自分と違うからっていうだけで批判や否定を
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罪の声(2020年製作の映画)

3.6

テンポよく展開していって 観ていて退屈しなかった。

誰かにとっての正義は 誰かにとってはエゴでしかない、自分のエゴのために罪のない人々の生活を犠牲にしても 明るい未来は結局ない。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

正直前半はそこまで心が動かずだったけど、終盤がとてもよかった。父母が息子をあるがまま受け入れて見守る姿勢に愛を感じた。
恋愛の喜びも痛みも全部まとめて抱えていくこと、自分の感情に蓋をせずに見つめていく
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.9

自分でも驚くほど泣いた。
まっすぐで見返りを求めない愛って強い。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

傍から見てるとテルちゃん鬱陶しいんだけど、気持ちはわからんこともないんだよなぁ。
風邪引いた時に成田凌にうどん作ってもらって一口あげたい人生でした…

エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.7

じっくり噛み締めたい作品。舞台も観たけど どちらもそれぞれに胸に問いかけてくるものがあった。ゆっくり答えを探したい。

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.8

今回は今まで通り笑える場面がたくさんありつつ じーんとくる部分もあった、ボクちゃんが泣いてると釣られて泣きそうになってしまう (笑) ダー子は詐欺師と言えど根っこはいい人、だから魅力的なんだよな〜。>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

3.7

松岡茉優 本当に素敵だなぁ。崩れていく女とか影のある女の役が上手くて惹かれる。
夜の桜並木を自転車二人乗りで走るシーンがじんわりきて好き。行定監督っぽさを感じた。

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.7

想像してたよりもずっとよかった!もっとコメディー色が強いのかと思ってたけど、じーんとくる場面も多かった。
誰よりも人の手を必要としてるように見える鹿野さんが 本当は誰よりも強くて、障害って 支援って
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.7

じんわり心に沁みてくる。どこがどうって一言では言えないけど ほんわり心を落ち着かせてくれる作品。

季節の移ろい、日々の出来事をあるがまま受け止めて楽しむ、そんな余裕と感受性をもつ大人って素敵だなぁと
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夕陽のあと(2019年製作の映画)

3.8

産んでくれてありがとう。
計り知れない罪悪感、孤独感、不安に苛まれていた実母にとって、この言葉は多少なりとも救いになったんじゃないかな。

実母も養母もどちらの気持ちにも頷けるところがある。この状況に
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.9

誰かにとっての善は誰かにとっての悪で、誰かにとっての幸せは誰かにとっての不幸で。自分が何を信じていて 何を守りたいのか。考えたけどわからない。
でも そういうことを考えさせてくれる機会をもらえてよかっ
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.8

ドルジ、琴美、河崎、椎名、麗子、みんなの幸せを願った。優しい人に優しい世界であればいいのにな。
映画でこれだけ表現されてるなら 原作はもっとバックグラウンドや心の機微が描かれてるだろうから 絶対に読も
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アメリ(2001年製作の映画)

3.8

空想の世界は美しくて安全だけど、頭の中から飛び出した実際の世界はもっともっと輝いていたんだろうな。ラストのバイクに2人乗りしてる時の笑顔が物語ってる。

アメリ自身も可愛いし、洋服や部屋もすごくお洒落
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しゃぼん玉(2016年製作の映画)

3.9

市原悦子さん、本当に素晴らしい女優。
言葉や眼差し、握り飯も、すべてがあたたかくて愛に溢れてる。
翔人が幼い頃にばあちゃんみたいな人に出会えていたら…と思う。ばあちゃんやしげ爺みたいに信じて見守ってく
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.3

デクスターが途中までクズすぎていらいら。あんまり共感はできなかったな。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

信頼できる大人、自分を大切に思ってくれていると実感できる大人と関係を築くことで、自分は価値のある人間、自由に生きていい人間なんだと気づく。その経験を経て ウィルは過去に折り合いをつけて未来へ旅立つこと>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.5

"おはなし"っていうイメージ。
家のインテリアもお洋服も可愛くて、色味がお洒落。絵本みたいな世界観が楽しめて、いい意味で 作り込まれてます感。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.0

前半と後半で雰囲気が一転。
でも 父は明るさを失わず ユーモア溢れる姿を保ち続ける。絶望的な状況におかれても ユニークな考え方で前を向く。息子と妻への愛も変わることがない。

ただただ強い。あたたかい
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

3.4

永瀬正敏 いいなぁ、好きだな。
誘拐事件の真相については 淡白な描写だなあと思うけど、前編よりは楽しめた。

64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

3.3

映画で前振りに2時間はちょっと長いなぁ。2夜連続のドラマでいい感。
俳優陣は豪華で個々の演技も素敵なのに 警察内部の対立を描くのに終始して小さくまとまってる印象。

ひとよ(2019年製作の映画)

3.8

母の「迷子になっちゃう」という言葉、一緒にいなかったけど 子どもたちが抱えてる負の感情はキャッチしていたんだと思う。自分も罪悪感はもっているだろうけど 子どもたちが迷わず自由になれるように自らの信じる>>続きを読む

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.2

丸眼鏡かけたイーサン・ホークはとっても好みだったけど、大の大人のくせして 3人がそれぞれに身勝手で共感はできず…自由で新鮮な形ではあるけど 浮気も不倫もだめだよなぁ。

間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

3.4

長く連れ添っていれば 相手の良いところだけじゃなく 悪いところもはっきり見えてくるし裏切られることもあるけど、すべてひっくるめた上で それでも一緒にいたいと思えるくらいの愛が2人の間にはあったんだなぁ>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.8

ノアの努力したいっていう言葉、愛し続けるには本能的なものだけじゃなくて 強い意思も必要なんだなって 考えさせられた。
映像の綺麗さも 2人の関係の美しさに拍車をかけてる。

転々(2007年製作の映画)

3.7

まったり観られて くすっと笑ってたまにじーんとくる映画。
最後まで特に何も起こらないけど、だから 観てる人はいろいろ想像もできて面白い。

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.8

料理シーンのある映画って大好き。食は人を繋ぐなぁ。
ゾーイはとにかくキュート、ケイトは一生懸命でまっすぐ、ニックはふざけて見えるけど周りを和らげる、3人の素敵なバランスでいいレシピが出来たんだな~ ほ
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パンとスープとネコ日和(2013年製作の映画)

3.6

雑誌とかに取り上げられるような"丁寧な暮らし"は私には難しいと思うけど、しっかり美味しいごはんを3食食べて 好きなものを身の回りに置いて 好きなことをして生きようと思った。

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.7

曲が本当に良かった。最後のシーンが空港で、新たな場所に旅立とうとしている主人公の姿と 彼の曲の前向きな歌詞とがマッチしていて 気持ちよく観終われた。

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.7

歯痒くて歯痒くて仕方なかったけど、それと同じくらい甘酸っぱかった!誰よりも大切な人で失わないように大事にするからこそ 必要な言葉を伝えられないのは、すごくわかるなぁと。
そして リリー・コリンズはとっ
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.6

観たいなと思ってたカウリスマキ監督作品1つ目。
優しさは希望。最後のシーンで寄り添う犬があたたかかった。

74歳のペリカンはパンを売る(2017年製作の映画)

3.0

映画である意味はあんまりないかもしれないけど、焼き上がってずらっと並んだパンの画は ただただ愛らしくて美味しそうだった。
都内に住んでいて その名前も聞いたことはあったけど、こんなに食欲をそそられるな
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.7

辛い状態に堪え忍んで 結局最後はハッピーだね、っていう単純な終わり方じゃなくてよかった。
互いが相手にしてあげられる現実的でベストな行動を取った。これも愛ゆえ。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.7

ミシェル・ウィリアムズ 可愛い大好き。ブルーバレンタインとマンチェスターバイザシーをまた見直そう。

綺麗に化粧するよりも流行の服を着るよりも ありのままの自分で自信をもっている人の方が 美しい。自信
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