Natsumiさんの映画レビュー・感想・評価

Natsumi

Natsumi

淡々として寂しい映画が好きです。

ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

4.0

高橋源一郎の小説に似た設定(他人を演じ続ける)のがあったような気が...。
映画の始まりとなったマレーの連続写真が象徴的。美しさは見たものの瞳に宿る、的な台詞が好き。

欲望の翼(1990年製作の映画)

3.9

時計の針の音が強調されている。扇風機にスピードを感じる。
会いに行っても、電話を鳴らしても、交錯せずに忘却...。

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

3.8

明るい希望のある物語な一方、戦渦を逃れて疎開してきた背景が切ない。

サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.8

同僚皆、帰っていくサンドラに後ろから声をかける所に、迷いを感じさせる。

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.8

ひとり言がおもしろい。何回かある足の指を丸めるシーンが良い。
「真昼の決闘」見なきゃ...。

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.8

体についた色を洗い流して「普通」に戻る、シャワーの場面が何度も出てきて印象に残った。アドリアンの「大物」の台詞が気になってしかたがなかった...。

女の一生(2016年製作の映画)

3.8

思い出の海が切ない。含みのある終わり方。
バルザックの「谷間のゆり」を思い出した。この時代は宗教に準じた思考、行動に懐疑的なのか?原作読みたい。

麦の穂をゆらす風(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

民家への押入や、抵抗、処刑等が、映画のちょうど中間地点(デミアンがクリスを処刑したとき)を境に、立場と人間を変えてループしている。
国も立場も関係なく、人間は誰しも同じことを繰り返してしまう様が表現さ
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告発の行方(1988年製作の映画)

3.8

扉や窓のカットが多い気がする。事件が起こった場所に扉が無かったのが象徴的。

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.8

様々な愛。同じところを回り続けて前へ進まないバイクが切ない。
じいちゃん、紙を切り刻んでるのがちょっと気になった。

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.0

バイオレンスシーンが凄まじい!「死体袋の帰還兵」見たい。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

自分と重ねてみてしまう。
アンモナイトの扱いがぞんざいになるのが良い。映画冒頭と一との会話の後に聞こえる水中の音が、絶滅したアンモナイトを思い出させる。

ターミネーター2(1991年製作の映画)

3.8

大人を救う子供の描写が象徴的。ターミネーターに理想の父親を見るのが複雑でアイロニック。

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

強大な誘惑には自力では誰も打ち勝てないのかもしれない...。欲望を断ち切るには信頼できる誰かが必要。
彼が現世を去る事を選んだのは、自分が救われていないからだと、英語で言っているように聞こえる。この映
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.8

重要のなのは過去の真実を追い続けることではなく、それを経て彼の人生を知り、私たちがこれからどのように生きていくのかを考えることだと教えてくれる映画。
水の表現がすごい...。
ゴッホは、同時代に生きる
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フラッシュバックメモリーズ(2012年製作の映画)

3.9

照明、太陽、富士の朝焼け...彼を救った(?)光が強調されている気がする。彼は、全神経をかけてやって来たものがあったから、前を向くことが出来たのかも。
3Dで見たかった...。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

自分を重ねてしまう。
友達が何だかんだで彼女の傍にいてくれたのは、彼女の素直で優しい人柄のためだろうか。

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.8

原作読んでみたい。CGを使わないアクションシーンがすごい。
工作員同士の共感が切ない。

トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.9

原作と大分違った。現実ではあり得ない映画のような追走劇や完璧なストーリーラインが、夢の中のよう。リコール社の人間やコーヘイゲンの言葉を信用せず、自分がヒーローである記憶を信じるところが、主人公が現実か>>続きを読む

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.0

エリナ・リグビーを体現したかのような映画。原題は、孤独な人々の遺物や人生を表しているのだろうか。

タイタニック(1997年製作の映画)

3.9

階級で決められる運命と階級関係のない最期の行動と死。ちょっと長すぎ。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.9

見下している有能な黒人への凄まじい劣等感で虐待し、それによる反逆を恐れて更にきつく折檻する負のスパイラル。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.8

自己犠牲の場面が多い。希望の太陽が沈んでいく場面が切ない。

ブルックリンの恋人たち(2014年製作の映画)

3.9

揺れるハンドカメラの映像が、繊細な心の機微を表現しているように思えた。優しい映画。

花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

4.1

死への恐怖の描写がものすごく鮮烈。他のどの戦争映画よりも死が身近に感じたのは、叫び声のせいだろうか?現実で見そうな夢のような映像のせい?彼らがありふれた普通の人々だからだろうか?
原作を読んでから見た
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.8

ワトソン君とリックが出ていてびっくり。最初と最後の場面の空港の人々が良かった。

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

3.8

思考停止させないように意識しても、大きな力の下にいたら、ほとんどの人が彼のようになると思う。意見をはっきりと言えるハンナは強すぎる...。
序盤で暗闇を走り、ハンナを傍聴の場へ連れていったバスが象徴的
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