第一次戦争の中イタリアで出会ったアメリカ人の戦士とイギリス人の看護師の愛の物語。最初の出会いはキモいが女性がちゃんとビンタしてて安心。この時代での病院の一人称視点のカメラワークに驚いた。柔らかい照明の>>続きを読む
父親の借金を返すために長女のあやこは前から誘われていた上司の愛人になることを決める。周りの男たちクズ過ぎるのにそんなクズたちを助けようとして堕ちていくあやこが可哀想すぎる。少し離れたショットが多く感情>>続きを読む
カンフーが得意な女性が政府に雇われあるギャングに人質として誘拐された政治家の息子を連れて帰るよう命じられる。それまで女性の主人公が活躍していて女性の戦士たちと共にギャングと戦うシーンもあるのに、後半主>>続きを読む
ワルシャワ蜂起の最後数日間、レジスタンス軍中隊がドイツ軍に囲まれたため下水道を通って逃げようと試みる。アンジェイ・ワイダ戦争三部作の二作目。ワイダやその他レジスタンス軍中隊にいた制作スタッフの実話が織>>続きを読む
アウシュビッツ収容所のすぐ隣に建つ綺麗な家に住む収容所の所長とその家族の話。ショッキングであったり感動的な映像を期待して観に行くであろう観客層への裏切りも、そのようなエンタメ要素のある戦争映画へのアン>>続きを読む
江戸時代のある大奥に新しく支えることになった新人女中二人が来てから、モノノ怪の気配を嗅ぎつけた怪しい薬売りがやってくる。テレビアニメ未見ですが、登場人物がアニメ版とは違うとのことで大丈夫そうだと思い観>>続きを読む
妻が浮気して家出したことをずっと悲しんでいる男の屋敷である晩から次々と人が死んでいく。毎年起きることらしいのに捜査が雑すぎる。ベラ・ルゴシが演じる男を含め味気ない登場人物が多い中、時代にしては台詞が多>>続きを読む
ある晩人違いで夫婦のオープンカーに大金の入ったカバンが投げ入れられる。夫は警察に届け出したいが、妻は大金で夢の贅沢な暮らしをしたい。リザベス・スコットののファム・ファタールっぷりがすごい。本当に想像し>>続きを読む
スランプに悩むホラー作家シャーリイ・ジャクスンは夫と共に一時的に家に受け入れた若い夫婦から新作のインスピレーションを得る。シャーリイが実在した作家だということをギリギリまで知らなかったので、今作で執筆>>続きを読む
台湾の若い女性ヴィッキーが高校生の頃に通い始めたクラブで出会った男と別れを繰り返していた頃の記憶。暗い照明で色鮮やかな画が夢のようで綺麗だけど虚しい。ナレーションが過去形であることが救い。少しでも主人>>続きを読む
またもや滑り込みで観てきた… 前作の爆発的な人気から長めに上映すると思っていたらもうほとんど上映館なくて焦った。
フュリオサの正体がどこからどこまでバレていたのかが謎。前作のような強引な勢いがないた>>続きを読む
気の弱い男が東京の生活が嫌になったため四国に行く。スーツに下駄の組み合わせが面白いけれど土の道を下駄は歩きにくそう。淡島千景があざといけど本当に美しくて可愛い。
親戚から相続した家へ引っ越したその晩に殺人鬼たちが家に侵入してきた事件にあうも奇跡的に助かった母と二人の娘たち。数年後、次女のベスはまだその家に住んでいる姉から変な電話をもらったため、心配になり姉と母>>続きを読む
下町の化粧品工場で働く町子は同じ工場で働く男と付き合っていて将来一緒に住む家のことまで考えているが、次第に彼との価値観のズレに気づき始める。この時代においてはっきりと女性の幸せが世間に決められているこ>>続きを読む
家出をして東京でストリッパーと活躍しているリリー・カルメンが、田舎の生まれ故郷に帰ってくる。日本初のカラー作品。木下恵介が映してきた自然豊かな田舎を遂にカラーで観れただけでも価値観があるくらいには風景>>続きを読む
小豆島にある小学校の新人の先生と当時一年生だった12人の生徒たちの物語。小石先生がほんとうに良い先生だったし、だからこそ先生の優しさが生徒に伝わっていたことがわかる最後が良かった。戦中の映画で悲しいの>>続きを読む
刑務所から出所後の中年のヤクザはいつも通っていた花札の賭博場で賭博中毒の若い女性に出会う。雨の降る真夜中の静かなチェイスシーンが地味だけどかっこいい、足音がタップダンスみたい。
随分前に観てギブアップした覚えがあるのでリベンジだけど、ギブしたのか記憶がない。ほんと正体がわからないほど怖いものはない。
映画館で観れるチャンスが来ないか待っていたけれど、新作も見逃したら悲しいからついに解禁。(と思ったら今リバイバル上映してるっぽい… 前調べた時なかったぞ… ) わかってたけどこりゃパソコンなんかで観る>>続きを読む
締め切りに追われる脚本家の男が様々な雑音に悩まされる話。日本初のトーキー。ほとんど日常の描写のみだが当時の(割と裕福な家庭の)生活を垣間見れるようなコメディが面白い。音に合わせた大袈裟で滑稽な演技の渡>>続きを読む
日本公開の時ちょうど海外にいて見逃した作品。再上映されないか期待して配信にも手を出さずにしばらく我慢していたけれど、ダメそうなので鑑賞。丈も演出もミニマルなのにインパクト大。泣いた。
甚吾は血の繋がりのない妹、美子に想いを寄せていたが、彼が戦争に行っていた間に美子には婚約相手ができていた。人々が踊り歌い、馬を走らせるのどかな牧場の風景が綺麗。その頃はOKとされていたのだろうけど、今>>続きを読む
暑くて余計に外に行く気がないけれど上映館数がだいぶ減ってきているため頑張って滑り込み鑑賞。ノーランにしては話の展開とか演出が凝っているわけではないけれど、その分映像と音の良さが際立っていたのでIMAX>>続きを読む
何も自分が誇るようなことを成し遂げたことがないデイヴは彼女が旅行中自分がダンボールで作った巨大な迷路をアパートの中で迷子になり迷路から抜け出せなくなっていた。彼女と友達は彼の忠告を無視し、彼を助け出そ>>続きを読む
実家が連れ込み宿を営んでいるということから結婚が破談になった長女と家族の行方。長女は家を出てダンサーになり派手な服を着るようになるが、それを岡田茉莉子が着こなしててほんと綺麗。良かったけれど最後の方が>>続きを読む
戦後に生きるのに必死で罪に手を染めてしまった男と、そんな彼と別れたいダンサーの女。女性はセラピストじゃねぇ!と叫びたくなるくらいには男が理不尽でイライラ。舞台の綺麗な観光地はほとんど見せてもらえず、ダ>>続きを読む
主に60年代に活躍していたブラジルの第一世代のドラァグ・クイーンたちが、活動50周年を祝うショーに向けて準備をする様子を記録したドキュメンタリー。監督はブラジル初のドラァグショーシアターの創立者の孫で>>続きを読む
2作目が割と面白かったから期待してしまった… 監督が二人いるけど前後違う監督が撮ったのかと思えるくらい別の映画みたいだし前後を繋げる中盤が長く感じてだるい。We Don’t Need Another >>続きを読む
予算が増えたのか、1より面白い。相変わらずほぼ戦ってるだけだし主人公が侍のような感情移入できないキャラだけど、TWD的なアポカリプス後結成されたグループの対立があったりとストーリー性が出てきてる。前作>>続きを読む
ドイツ軍下にあるワルシャワの田舎で、ポーランドの独立のために反撃を企む若者たちの物語。抵抗三部作の一作目でアンジェイ・ワイダのデビュー作。シンプルだけどすでに連帯の熱意を感じる。某監督が仲間役で出てる>>続きを読む
ある大学教授が学生の頃伊豆半島に一人旅した時に出会った旅芸人たちとの思い出。雨宿りしたお店の主人公と旅芸人たちの扱いの差が酷い。芸人さんたちも変に謙っているし、あの頃学生ってだけでそんなに地位が高かっ>>続きを読む
暴力団のボスは自分が持つ高級フレンチレストランに手下と妻を連れて毎日ディナーを食べに来る。しかし自己中DV夫にうんざりな妻はレストランのチェフに助けてもらい、隠れてレストランの常連客と浮気を始める。わ>>続きを読む
前作でフレディーを倒した仲間たちは無事に精神病院から退院することができ、楽しい高校生活を送っていた。しかしクリスティンは未だに悪夢を観ることがあり、他の友達をフレディーの悪夢に巻き込んでしまう。前は連>>続きを読む
一作目のフレディーによる連続殺人事件から数年後、生き残ったナンシーは自分の経験を生かし、若き夢心理学者として精神病院で働き始める。しかしその病院でも同じくフレディーの悪夢に苦しむ子たちがいることを知り>>続きを読む
オスカー・ワイルドの戯曲サロメを映像化。オーブリー・ビアズリーの挿絵を元にデザインした衣装(ちゃんとクレジットされている)目当てに鑑賞。衣装デザインは期待しすぎたが、エレガントよりかはキャンプで今見て>>続きを読む