なつこさんの映画レビュー・感想・評価 - 45ページ目

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.0

主人公がダンスコンテストにかける熱い青春!
かと思いきや、タイトルのようなキラキラ感はありませんでした。
青春といっても、悩みや衝突、葛藤といった、キラキラ寄りではなく、重苦しい寄りの空気が全体に横た
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.6

ジェニファー・ハドソンが素晴らしい!
完全に飲み込まれました。

ストーリーはとても分かりやすい。
3人はトントン拍子にアメリカンドリームを掴むが、裏切られ、敗れ、それでも這い上がろうとする。
しか
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ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

3.7

噛み合わないコントみたいな会話がたまらない、会話劇でロードムービー。ムーンライダースの曲がすごくいい。

切った縁と共に一瞬で戻ってくる青春時代の感覚。
空っぽのようで、ただ巻き戻してるようで、でも大
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アンニュイ~倦怠の季節~(2012年製作の映画)

3.0

最後、彼は救われたのだろうか・・・。
もっと若いうちに、誰かセラピーに通うようアドバイス出来なかったのだろうか・・・。
モヤモヤモヤ・・・。

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.4

静かで地味で音楽も少なく、日常音で進んでいく、それがジョン・メイの性格を浮き彫りにする。
きっちりと決まった時間、食事、物の配置、信号が青でも左右を見てから渡る「きっちりさん」身寄りが見つからなかった
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.3

久しぶりに素敵な音楽映画に出会いました。
ミュージカルじゃない、音楽映画、です。

音楽は日常の景色を変えてくれる、そんな「音楽の魔法」を知っていた筈なのに、年齢と共にすっかり忘れていました。
二人で
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ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.8

冒頭から独特の世界観が全開
予定をルービックキューブで見るのが好きw
無茶苦茶なのに難しさを感じない、可愛くて哀しくて優しい作品。ゴンドリー監督作でいちばん好きかも。

始まりと終わりの落差が凄い。ネ
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スタートレック ジェネレーションズ(1994年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

カーンからピカードへ、新旧艦長の引き継ぎの作品。
その為の「ネメシス」という、時間の概念が無い設定だったのかしら。

艦を救うために犠牲となったカーン大佐が、またしても人類を救うために、命をかける。ど
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ネメシス/S.T.X(2002年製作の映画)

3.6

最終回!という感じの作品です。
前作に続き、またもデータにやられました。最初ビジュアルが苦手とか思ってたのに、すっかり持ってかれてます。

しかし、エンタープライズって何で出来てるの?(今更)頑丈過ぎ
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薄氷の殺人(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

影と孤独に包まれる気分で観てました。
カメラのアングルとか好きでしたが、所々睡魔が…いや、多分体調のせいです(笑)

最後の「白昼の花火」と、唯一であろう彼女の穏やかな微笑み。
あのシーンは好きでした
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ストックホルムでワルツを(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

近くにいたら絶対に嫌いなタイプの女性ですが(笑)彼女の「外の世界を見たい」「挑戦したい」という気持ちに共感し、失敗して無理をしてみっともない悪あがきをして、それでも立ち上がる強さに憧れます。
私にそん
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スター・トレック5/新たなる未知へ(1989年製作の映画)

3.1

ウフーラのダンスにはびっくりしましたが(笑)
ラズベリー賞に納得してしまう自分と、ファンの欲目で評価したい自分が葛藤してます。

故郷(ふるさと)への長い道/スター・トレック4(1986年製作の映画)

4.0

シリーズ唯一ともいえる、ドタバタコメディぶり!病院のシーンだけ観たら、何の映画化分からない(笑)

しかしクジラの話になると、日本人としては何もコメントできないですね・・・。

スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ!(1984年製作の映画)

3.9

子供の時は何も考えないで友情物語っぽく解釈してましたが、改めて見ると当時ではかなり斬新ですよね。
戻ってくるのは分かっていても、こういう帰還はスタートレックの世界観だからこそ成立するのかもw

スター・トレック(1979年製作の映画)

3.9

エンタープライズ号の周りをカメラが一周しただけで、もうカッコいい!
40年前にデザインされたと考えると、すごすぎます。

僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

3.5

そもそも消えた映像を「自分で撮る」というおバカな発想がたまらないw
コメディと思っていたので最後にほっこりさせられるとは!
良い意味で裏切られましたw

懐かしい映画のネタが盛り沢山で楽しくて、オリジ
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ST赤と白の捜査ファイル(2015年製作の映画)

4.0

映画になっても、ドラマ同様やっぱり大好きでした!

個人的な感情としては「面白い」というよりも「楽しい」というのがしっくりくるw

2人の掛け合いは、ドラマから更にパワーアップしてたかもw
それに伴い
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.3

面白かったー!
もっと泣かせにかかる話かと思ったら、アクションエンタテインメントでしたw
3Dで見れば良かったー。

感動しつつも、かなり笑えました。ベイマックスがお茶目すぎるw
動く時の音とか、空気
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愛犬とごちそう(2014年製作の映画)

3.9

ストーリーもワンコも可愛い!「あんなもん食べさせたら寿命縮まるぞ!」というツッコミはおいといて(笑)犬好きで、これが嫌いな人はいないと思うww
前回の紙ひこうきといい、ディズニーの短編はクオリティ高す
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RENT/レント(2005年製作の映画)

3.7

切なくて素敵な作品。
映画でも色褪せない歌の力は素晴らしいですね。
でもきっと、ステージで観たら泣いちゃうくらい素晴らしいんだろうな。
エンジェルが大好きですw

ゲノムハザード ある天才科学者の5日間(2013年製作の映画)

3.2

数学とか科学とか苦手な私は、話が進むにつれ(作中のセリフにもありましたが)「小学生レベル」でお願いしたいと思いながら観てましたw科学的な部分は思ったより深追いされなかったので、助かりました(笑)

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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

列車という狭い世界がすべてだと思っていた人類。
革命は成功だったのか、失敗だったのか。
そして、そんな人間をよそに、大地はすでに再生を始めていたという現実。

凍った腕を叩き割るよりも、食料の実態を知
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

怖い怖い怖い!
あれを計画する精神状態が怖いし、戻ってこれる神経が怖い(自分の尊厳を守るにはそれが最良の選択だったのだろうけど)。
これが少しおバカの設定だったら、完全にコメディだけど(笑)頭のいい人
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トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

3.3

現在と過去に、妄想と現実が織り込まれて、ファンタジーのよう。

1人の人生としては、結構ダークだけど、数々の分岐点で本人が選択し、そうなった人生。

でも最後の最期に、彼はようやく欲しかった人生を手に
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草原の椅子(2013年製作の映画)

3.7

ひとりひとりの抱える問題はとても重いけど、優しいタッチで描かれていて、思ったより観やすかった。

普通の椅子が不自由なら、体にあった椅子を作ればいい。
ラストは出来すぎだけど、其々が自分に欠けたピース
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ダイアナ(2013年製作の映画)

3.1

美しい容姿、地位と名誉、それらすべてが幸せの邪魔をする。
あんな追われるような生活、自分だったら数か月で精神崩壊してしまいそう。

世界中に愛されるよりも、一人の人に一生愛されたい。孤独な彼女を救う方
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大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.7

官邸も一般企業も、抱える確執や進退は同じなんだなー。
あんな風に思い切って辞められたらなー(笑)

最初はダメ新人ぽかった助手も、教育されるのではなく自然に成長していて、そこをわざとらしく演出しないの
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カール・ラガーフェルド スケッチで語る人生(2012年製作の映画)

3.6

あのスピードで喋りながら、同じくらいの速さでペンが走るのが見事。
本当に本人が話てる角度とスケッチブックだけのカメラワークなのに、ファッションに興味のない私でも、引き込まれてあっという間に最後まで見て
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紙の月(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

なんて哀しい幸せなんだろう。
幸せという存在そのものが、彼女には偽物なのかもしれない。

夫と本音で話すことが出来ず、同僚とも話を合わせるために、言葉のおうむ返し。
先輩に追い詰められて吐露し、ガラス
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寄生獣(2014年製作の映画)

3.8

VFXってすごいね(今更…笑)永遠の0の時も思ったけど、違和感なく自然に観ちゃうもんね。

新一とミギーのキャラは、原作より好きかも(笑)新一が少しずつ変わり始めるところで終わってるので、次回が楽しみ
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みなさん、さようなら(2012年製作の映画)

3.3

ただの風変わりな少年の、シュールな青春群像ものだと思って観はじめたら、かなり傷が深くて苦しくなった。

ああいう大型団地、懐かしい。
友達にも住んでる子、結構いたなぁ。