ゆかふさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

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エンタメ映画のように宣伝されてるけど、感情移入できない登場人物がお互いの嫌な部分をずっと指摘し合っているので、他人の気分に左右されやすい人は閲覧注意かなと思う。
それだけ感情が揺さぶられる。
ある人が
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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飛行機とか空中戦とか興味ないし、と思って観たら、いつのまにか登場人物に感情移入してうっかり感動した。

パイロットなんかいらない、と言われたときの「Not today.」は、観た人それぞれが各々の思い
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

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執拗な拷問描写が苦手な人、イヤミスが苦手な人は閲覧要注意。原作面白そう。鑑賞後感は良くない。

真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

4.0

原作未読、高校生向けのエンタメ映画かなぁと思って観はじめたら全然違ってとても楽しめた。

大学入学時、キラキラとキャンパスライフを謳歌する周りの学生に違和感を覚える部分、鬱屈とした日々を送る主人公には
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.0

こどもにもオトナにも感情移入できていろいろな視点で楽しめる。悪の組織のふたりが切なくてすき。

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

4.5

前篇の期待を最後まで裏切らなかった。展開に無理がないのに楽しめたのは、彼らが中学生で今にも崩壊しそうな脆さを見せられて不安になるからかなと思った。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

MCUを追っている理由は、作品ごとに深掘りされるキャラクターの多面的な魅力が知れる、という点に尽きます。
なので、過去作が無視されたワンダのキャラ設定が残念でした。
主役のドクターストレンジを引き立た
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人数の町(2020年製作の映画)

4.0

世界観が好き。無駄のない人工的な施設、感情のない人々。効率的な仕組み。村上春樹『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』の無意識のユートピアを私が描いたらこんな感じかも。

「なぜこの景色が素晴らし
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

4.0

過去は消せない、あと戻りできない、という普遍的なテーマを流行りの断捨離に結びつける設定ですでに最高。

ものを捨てたからといって、過去と決別できるわけではない。でも、ものがあると過去を思い出すのは事実
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.6

・お涙ちょうだい、ではまったくない!
音楽にそこまで興味のない人にも、映画オタクのあまのじゃくにも誰にでもおすすめできる

・音楽がいい!the clashが流れたときには市場で動き回ってる気分になる
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ベルファスト(2021年製作の映画)

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・こんなふうに突然、日常に紛争があるのが当たり前になってしまう
・ふつうにカラーで観たいとおもってしまうのは野暮というもの?
作中でバディが観ている映画のなかにはカラーのものもある。これは唯一映画を観
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ゾディアック(2006年製作の映画)

4.2

すごい。「凶悪犯に振り回されてる人たち」を見てるだけなのにこんなにおもしろいなんて。謎解きの面白さも多少あるかもしれないけど最後犯人がわかってすっきりするわけではない。

ただ、ひとりの犯人に人生の多
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フィルとピーターの怪演が素晴らしかった。

以下は妄想です。

ピーターの父親はアル中だったから、母を守るためにピーターが殺害。母はそれに気づき、息子の自分への歪んだ愛に戸惑いアル中に。
母が、ピータ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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途中までSFと思って観ていたから、大統領の登場あたりから飽きてしまった。ブラックコメディとして観ればいいのだと途中から気づいたが、シリアスなシーンもあるからいまひとつ笑えず。
コメディとするなら、ディ
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

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シリーズのこれまでの作品は、人間の浅はかさと同時に優しさも強調されていたけど、今回は人間の愚かさが際立っていて観賞後切なくなった。
1作目のジョンハモンドは憎めないキャラクターだったけど、今回ロッグウ
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

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ブルーが最高に可愛い!シリーズのなかでは一作目と同じくらい好き。
幼い兄弟モノに弱いから泣ける。こんな状況になったら、頼れるクリスプラッドと一緒にいたい。
管理室の恐竜オタクのメガネの男性、いいやつ。
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

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スピルバーグ作品はいつどんなときに見てもわくわくする。ハラハラシーンのほぼすべてがトラウマ級なのにパニック映画で終わっていない構成の妙。素晴らしい音楽が恐竜世界の美しさを際立てている。どうしたらあんな>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.7

瀬戸康史が初めて唐田エリカの家に来るシーンが良かった。伊藤沙莉の関西弁がはまってた。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.6

「どこかに行きたいけど、どこに行けばいいかってわからないじゃないですか。でも、タクシーに乗っていたらお客さんが行き先を決めてくれる。それで一緒に目的地に向かえるというところが好きです」

これは、タク
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