Daisukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

地味で冴えない毎日を過ごすオヤジが実はとんでもなく強い男だった系映画。

設定は擦られまくってる内容だけど
最高のテンポと笑いで90分にまとめてくれてて非常に観やすいし楽しい!

ザ・アメリカの映画っ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

視覚的にも内容的にもめちゃくちゃダークで重厚なヒーロー映画。というかサスペンススリラーがメインでヒーロー要素はおまけなレベル。
ザ•ノワール。

3時間の長尺ながら飽きることなく惹きつけられたのはサス
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.8

ディズニーピクサー最新作。
正直序盤は退屈に感じてしまったけど、
物語が進むにつれて面白さが指数関数的に上がっていく感じ。

レッサーパンダは可愛いし、
R&Bとお経のマッシュアップも新鮮
ラストの展
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.5

横柄で口の悪い盲人と貧乏学生のロードムービー。

めちゃくちゃ良かった…。
言葉で言い表せない魅力が多すぎる。

アルパチーノの演技力とんでもないし
タンゴのシーンは抜群に良いし
ラストの演説は涙腺が
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.5

「フリーガイ」のライアンレイノルズとショーンレヴィ監督のタッグ。

面白かったけど、正直キャスティングにかなり助けられてる印象。
ストーリーも深そうで深くなく既視感が強い。
ハードル上げすぎたのかもし
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.1

観てて本当に楽しくなる探偵バディムービー。
ライアンゴズリングとラッセルクロウの組み合わせが最高だし、娘役のアンガーリーライスもキャラが立っててめちゃくちゃ良い!

起きてる事件だけ切り取って考えると
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.2

対テロ組織の現代の戦争を描いた話。

100分間の多くが会議室や司令室でのやりとりだけど、全く飽きさせないテンポと緊迫感が本当に秀逸。
昨今の世界情勢にも深く通ずるであろうシチュエーションに胃のキリキ
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キャンディマン(2021年製作の映画)

3.6

ともだちに700本目に観る映画は何が良いか聞いたところ「キャンディマン」とのことで鑑賞。

ジャンプスケア少なめのホラー映画。
「ゲットアウト」や「アス」のジョーダンピールが脚本だからか、人種差別問題
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ジャスト 6.5 闘いの証(2019年製作の映画)

3.9

おそらく初イラン映画

麻薬組織を追うイラン警察を主軸に
社会問題に深く切り込んでく話。
リアルさがほぼドキュメンタリー。

序盤と終盤で麻薬王のナセルに対しての印象がガラッと変わる。なんなら終盤はナ
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.0

拗らせ10代のネイディーン(ヘイリー)
唯一の親友が、嫌いな兄と付き合うことになり
更に拍車をかけて拗らせていく話

ネイディーンはもちろんのこと
親友も兄貴も先生もアーウィンも、
登場人物全員キャラ
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フレッシュ(2022年製作の映画)

3.6

ジャケットのインパクトとDisneyロゴのアンマッチ感に魅せられて。

スタイリッシュカニバリズムムービー。
狂ってるセバスチャンスタンもかっこいい。

Disney+独占配信なのに序盤でDisney
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.9

金曜の夜、仕事終わりに小ぢんまりした劇場で観るには最適すぎた一作。

良い意味で大きな起伏はなく、しっとりクスッと笑える穏やかなシーンが続くのが心地良い。

ほっこりするし、
ほろっと泣ける素敵な映画
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

4.0

予想以上に面白かった!!
トムホとマークウォールバーグのバディも良いし、トレジャーハントものとしても良い!
重力と慣性が仕事してないアクションも逆に見応えあって好き。
ザ・アドベンチャーって感じ。
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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.5

文才を活かしてロックバンドの辛口批評家となる16歳の女の子の話(実話に基づく)

起承転結がストレートでハッピーエンドに向かっていくあたり体力使わないで観れるし、なにより元気が出る。

家族のキャラみ
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悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

3.6

名作スプラッターの新作

ストーリーや設定はおまけみたいなもんなんです!
YouTubeでkillシーン集を観てるかのような
お手軽上映時間とテンポ感。
バスのシーンは現代版にアップデートされてて良か
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屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

3.8

三夜続けてフレンチホラー

オープニングからもう最悪。
妥協しない描写と表現がエグい。
してほしくないこと全部された。

海外ホラーにありがちなバンっと出てきて驚かせてくるシーンは少なくて、ゾッとする
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.7

マーターズでハマったので
パスカルロジェ監督のフレンチホラーを。

相変わらずストーリー展開が秀逸。
おばけの怖さじゃなく、
人間の怖さで勝負してくるのめっちゃ好き。

おばけは嫌い。なんでもありだか
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マーターズ(2007年製作の映画)

3.8

評判が良かったので。

映画冒頭左上に出るレーティング表記に
R15+ 恐ろしいシーン、肌の露出、暴力
と書いてあって、

「恐ろしいシーンってまたまた〜」

なんて思いながら観てたら、
ちゃんと"
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.0

「アンブレイカブル」「スプリット」続く
シャマランユニバース3部作の最終作

一作目のアンブレイカブルの時からここまでの展開と設定が決まってたかというとそんな訳はないと思うけど、伏線の設定や違和感ない
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スプリット(2017年製作の映画)

3.9

マカヴォイの演技力とアニャの不思議な魅力と
Mナイトシャマランの構成力の勝利

ただでさえ複数人格を演じ分けるってだけでも大変なのに、"別人格を演じる人格"を演じるっていう離れ技を観客側に違和感なく伝
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.8

実にじめっとしたヒーロー映画。

小さい頃に一度観て、なんとも言えない不気味さに途中で断念した記憶がうっすら残ってた。

大人になった今観てもやっぱり不気味。
視覚的なグロテスクさは全くないのに、セリ
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.3

夢が叶う直前で事故に遭い
生まれる前の魂たちが住む世界に迷い込んでしまった男の話。

人生が始まる前の世界で、
人生が始まった後の意義を問う
っていう構成がセンス溢れてて好き。

「一瞬一瞬を大切に生
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.4

ドントブリーズしてたのは序盤の女の子くらいで、それ以外はほぼ見えてる戦闘だった印象。
接着剤のシーンとか水で満たすシーンは
息したくても出来ないっていうドントブリーズギャグなん?

一作目とはテイスト
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.6

リーアムニーソン見たさに。
金曜ロードショー感溢れるストレートなサスペンスアクション。

怪しいと思った人全員善人だった。
シンプルに巧い作り。

ブラッドショット(2020年製作の映画)

3.7

評価は低いけど普通に面白かった。
ワイスピを観たことがない自分にとって
ヴィンディーゼルはグルートの声の人っていう印象だけだったけど、こりゃ強いわけだわ。

流行りのナノテクノロジーを主軸にしたダーク
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ライフ(2017年製作の映画)

3.7

タイトルから勝手に感動系だと誤認したまま見始めたらまさかの後味の悪さに衝撃。

人類敵対系エイリアンにしては地味な部類だと思うけどそれが逆に生々しいし、なんならめちゃくちゃ嫌な殺され方が多かった。
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.9

惑星間移動中にシステムエラーで90年早く冬眠解除された男の話。

観る前のイメージと違ってゴリゴリのヒューマンドラマ、ラブストーリーだった。
もし自分がこの立場に置かれたらどう行動するかを考えるのも楽
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.2

SONYは2ヶ月続けてこんなの出してくるのずるいわ…

とんでもないファンサービス。
忘れてる部分もあったけど、それでも思わず息が漏れる嬉しいサプライズがてんこ盛りだった。
過去作見返してもう一回行く
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.9

死体のオナラで無人島から脱出する話

冒頭から結末までむちゃくちゃな展開なのに、
映像美はバッチバチにエモいし、
不意を突く哲学要素で感情を抉ってくる。

オープニングクレジットの面白さと爽快さが半端
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.8

洗練された脱獄映画

実話がベースになってるだけにドラマチックな出来事はさして起こらないにしろ、その手法と手際の良さはフィクションのよう。

とにかく鍵の開く音が小気味良いし、
やっぱりダニエルラドク
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スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.3

良い既視感と悪い既視感のハイブリッド。

そもそも"優秀だけどチームプレーが苦手な一匹狼刑事"っていう設定がこすられすぎててどうしても安っぽく見えてしまうし、黒幕の匂わせも割と分かりやすくて驚きがなか
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オールド(2021年製作の映画)

4.0

1時間で2年分老化が進む、
"アンチ"アンチエイジング映画

つい先日誕生日を迎えて楽しい生活を送ってたのに、一気に年をとるのが怖くなった。

ワンシチュエーションスリラーとしても面白いし、張り巡らさ
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

4.2

開始早々の謎ルール球技からもう面白いのずるい

特撮リスペクトの完成形
チープの皮を被ったセンスの塊

観たことないはずなのに懐かしさ感じるし
ジャンルがホラーなのもじわじわくる

友達とわちゃわちゃ
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.9

カレーとシチューをそれぞれ作れる材料を用意して、まとめて一個の料理作りましたみたいな。

バオ(2018年製作の映画)

3.8

グレる中華まんの話

最近忙しさやらなんやらで憔悴していたのでサクッとほっこりしようかなと思い鑑賞。
想像以上にジーンときた。

今日は帰りに中華まん買って帰る。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

認知症患者の目線で進んでいくストーリー。

決して点と点が線で繋がる事のないミステリーのような状況が延々と続くのが途中本当に怖くなったし、これが当人の感覚と景色なんだと思うと本当に辛くなった。
何年も
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