marikaさんの映画レビュー・感想・評価

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なんだかすべて忘れてしまう自分のためのメモ http://instagram.com/mar_kanon

映画(1001)
ドラマ(4)

ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

3.5

ファッションという言葉は虚しい、着る人間と共に成長できるタイムレスな服を作りたいという台詞におこがましくも共感。信頼できるパートナーと愛犬と暮らす美しい邸宅や庭園、あの環境で服作りが出来ることがただた>>続きを読む

街のあかり(2006年製作の映画)

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何も悪いことしてないのに惚れた女に騙されて、犬みたいに従順でバカとか言われてさ、孤独で不器用な人間が痛い目にあうって妙にリアルで泣けてくる。明日も生きづらいけど何とかあかるくやっていこうな。

過去のない男(2002年製作の映画)

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記憶がなくても心配ない。人生は後ろには進まない。後ろに進んだら大変だ。

ユモレスク 〜逆さまの蝶〜(2006年製作の映画)

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高校生ぶりに見たけど私の中で日本のガールズムービーと言えばこれ。太田莉菜と美波。まだティーンの二人がくるくると髪型と衣装を変えてはしゃぐそれだけで目が喜ぶ。雨音から始まるこの映画を偶然今日みたいな雨の>>続きを読む

夏の遊び(1951年製作の映画)

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もう気分は夏なのでゴダールが「最も美しい映画」と絶賛したこの映画を。毎日が金の糸に連なった真珠のような輝きを放つひと夏、太陽や湖畔の水面など光の美しさが流石ベルイマンて感じでほんっとうにほれぼれする。>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

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三度目の殺人、の意味が分かったとき、これ以上なくやるせない気持ちに。

修道士は沈黙する(2016年製作の映画)

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人々は権力者の考えに安易に同調し過ぎている、人を幸せにする為の経済が金儲けの為のマネーゲームになっている、本来の目的を忘れたエコノミストは偽者である、ただのバカヤローである、みたいな痛烈な皮肉と権力批>>続きを読む

シンプルメン(1992年製作の映画)

4.0

エリナの可愛さは言わずもがな、ソニックユースのKool Thingにのせてヘンテコなダンスを踊りまくるシーン、この為に全てがあったのではと思うほど最高。

グッバイ・ファーストラブ(2010年製作の映画)

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空間を捉えたくて、と建築家を志す理由を話すカミーユの、無自覚にも愛の喪失による余白を埋めたがっているかのような台詞。恋なんて本当にどうしようもなくて、再演しようにもどうにもならないどうしようもなさ。そ>>続きを読む

スローガン(1968年製作の映画)

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開始数秒で「あ、この映画バカだ」と分かる。君はバカンスの女だ、なんて言われるよりも家庭の破壊者ですって紹介された方がよっぽどマシだし、正直言うとジェーンバーキンよりジュリエットベルト目当てで観た。

シルバー・グローブ/銀の惑星(1987年製作の映画)

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ここ数年間ずっとズラウスキー特集やってくれと言い続けてたので観ることができて本当に嬉しい。とりあえず全員狂ってる、顔色悪め、血と泥でグチャグチャ、相変わらずのハードコアで正直とても好きなんですが、やっ>>続きを読む

こわれゆく女(1974年製作の映画)

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リマスター版で再鑑賞。愛、友情、夫婦の時間、母であること、あなたの妻であること。大切な物は片手指折りで足りるはずなのに、それを保つのがどうしてこんなに難しいのか。壊れながら、もつれながらも確かな愛を以>>続きを読む

アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

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世界の終わりを信じる文学少女と刑務所あがりのミステリアスな男による何ともチープでアンバランスなロマンス。はいはい可愛いよわかったよ、君だけで写真集一冊出せそうだよと言いたくなるエイドリアンシェリー。ゴ>>続きを読む

はなしかわって(2011年製作の映画)

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ハルハートリー特集に向けて見直し。冒頭からハットにイヤホン、パンツ一枚で登場するお姉さんにノックアウト。いかに日々何をしたかをアピールしなければ自分を保てない人が多い中で、何して生計を立てているのか分>>続きを読む

マチネー/土曜の午後はキッスで始まる(1993年製作の映画)

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キューバ危機と溢れんばかりの映画愛。実際スクリーンに収まってないしもはやアトラクションで笑う。毎年クリスマスにグレムリンを観るくらいでしか知らなかったジョーダンテ、これが最高傑作っぽいな。

アフター・ウェディング(2006年製作の映画)

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スティーネ・フィッシャー・クリステンセンの泣き顔の美しさといったら。

ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016年製作の映画)

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おいおい彼女達は三人じゃなくて四人だろ。クリステンスチュワートと馬の組み合わせはずるいし、あるひとつのシーンによってこの映画を好きだと断言できる。心の機微と静寂をスローに味わえるのも今の私にはぴったり>>続きを読む

若葉のころ(2015年製作の映画)

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先生に没収された色とりどりのカラーヴァイナルを屋上から投げるシーン、めちゃくちゃ良いな。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

音楽がスフィアンスティーヴンスとのことで待ち焦がれていた為試写会にて。心の揺らぎの捉え方が素晴らしく、痛みを帯びながらも観る者の希望や光になるような映画だった。主演二人のあり余る魅力、アピチャッポン映>>続きを読む

死の棘(1990年製作の映画)

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とても好き。浮気をした夫に対し執拗に詰問する松坂慶子とそれに力なく受け答える岸部一徳、細い糸の上に乗っかっているような緊張感にやめてくれと叫びたくなる。だけど段々おかしみと言うか可愛らしいと思ってしま>>続きを読む

愛の記念に(1983年製作の映画)

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自分は一生ビッチにはなれませんが「いつまでも人を愛せないんだね、愛されたいとしか思ってない」にウッと心えぐられて死んだ。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.0

ビョルンアンドレセン見たさに定期的に再生してしまう。おっさんキモいの一言で片付けてしまえばそれまでだけど、老いと挫折を味わい、芸術家として探求し続けた美、自分では決して創造し得ない究極の美を体現する少>>続きを読む

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

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海辺の別荘、紫陽花の美しい庭、トリコロールの男たち。愛を語り合い嘘にからめとられていく大人たちの滑稽な恋模様に巻き込まれる15歳のポーリーヌ。日に焼けた肌に白いコットンのワンピースが瑞々しく眩しい。そ>>続きを読む

シングル・ガール(1995年製作の映画)

4.5

いつだってこの世の中は、女であることに無自覚でいさせてはくれない。妊娠を告げても頼りない恋人、初出勤でセクハラに遭う職場。結局は一人で生きていかねばならないのだと、きびきびと早足で歩きながら一つの決断>>続きを読む

ザムザ氏の変身(1978年製作の映画)

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カフカの変身と聞いて。すごいけど同じ砂アニメーションならアエイオウがずば抜けて好きなので私はやっぱり幼稚園児なんだとおもう。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

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ディカプリオの演技。束縛の象徴であった「家」から自由になるラストは好き。ていうか象徴的なものが燃えるカタルシスが個人的に好きなだけかも。

おかえり(1996年製作の映画)

4.0

初めて篠崎誠監督の映画を観たけどかなり好みだった。静かにゆるやかに壊れゆく妻が道端の車をかっぱらって逃亡するシーン、美しいタイミングで横切る野良猫にマジか!?と思った。何と言ってもラストの長回し、妻を>>続きを読む

身をかわして(2003年製作の映画)

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みんなカルシウム足りてなくて、若くてうざったくてかわいい。どうでもいいわ。生い立ちからは逃れられなくても、一瞬でも自分から自由になる喜びを知ること。

野いちご(1957年製作の映画)

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開始数分であ、好きだ、と思う夢のシーン。老教授がその名声とは裏腹に空虚な人生を顧みるこの作品が実際にシェストレムの遺作となっていることも相まって余計にセンチメンタルな気持ちに。私も試験にかけられたら冷>>続きを読む

ワンダーストラック(2017年製作の映画)

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なんて素晴らしいパーツで作られたちぐはぐな映画だろう。キャロルに引き続きエド・ラックマンの美しい映像で、いわゆるヴンダーカンマー、珍品を集めた博物陳列室やジオラマ模型を堪能出来るのは、自称ちっちゃいも>>続きを読む

ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

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同じベルトルッチでパリならドリーマーズの方が100億倍好きだし、人の尊厳を踏みにじってまで必要だとは到底思えぬシーンで去年論争になったこの映画、二度と見ることはないだろうけど。ベーコンのオープニングと>>続きを読む

暗殺のオペラ(1969年製作の映画)

4.0

カットで飛び越え混ざりゆく過去と現在、夜の青過ぎる青さがたまらん。ストラーロのカメラによる魅力が大きいんだろうけど。ライオンのサラダ、じじい突然の頭突き、うさぎを抱え煙草をふかしマニキュアを塗る少年な>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

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何度見たか分からないけど手に汗にぎる、もとい手で汗の落下を防ぐワイヤーシーンも5秒後に消滅するテープも裏切りも顔ベリベリもやっぱこれだね感。水槽の爆破シーンが一番好きだったりする。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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この監督の映画は好きだけど、ロブスター、籠の中の乙女と不条理の中にあるチャーミングさが好きだったので、今回はそれがなく少し残念。相手の腕に噛み付いたら自分の腕を噛みちぎり、目には目を歯には歯を、命には>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.0

新作公開中のランティモスの処女作を見直し。この低体温なブラックユーモア、大好き。

乙女と言っても成人済であろういい大人たちが両親の奇妙なルールで社会から隔離され、外界を指すような言葉は嘘の意味を、ネ
>>続きを読む

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.0

享楽的な生き方をロックの一言で片付ける古臭い奴も有名人だからと寝たがるファンもクソダサいと思ってしまうので受け付けず。

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