marikaさんの映画レビュー・感想・評価

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なんだかすべて忘れてしまう自分のためのメモ
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映画(1049)
ドラマ(4)

白夜(1957年製作の映画)

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あのマストロヤンニが女慣れしてない!それどころかくるくると振り回されて可哀想すぎる!なにその謎ダンス!
ブレッソンの白夜を再見したので比較したく鑑賞したものの、全くの別物だった。ヒロインが脳内お花畑な
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マルタ(1974年製作の映画)

4.5

出会う瞬間の回転するカメラ、痩せすぎてミイラのよう、おまけに臭そうだなんて罵倒からの熱烈な抱擁、初デートの乗り物酔いで嘔吐する女へのプロポーズ、真っ赤に日焼けした肌に欲情して襲い掛かるなど名シーンが多>>続きを読む

ローラ(1981年製作の映画)

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つまらなくてうとうとしちゃった。印象的なのはやけっぱちで歌い踊るローラと嫌なカットの繋ぎくらい。純愛かと思えば結局はみな欲望に塗れているというドイツ成長期の精神的退廃。

おまえ絶対ドラム叩けないだろ
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鏡の中にある如く(1961年製作の映画)

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壁が怖い映画。ベルイマンの描く神の沈黙はただでさえ辛いのに、現実的で愛を感じられない親と精神を病んでゆく娘の関係性に身に覚えがあるのできつかった。いくつか作品を見てるとベルイマンは無神論者ではなく、宗>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

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みんなノーラン好き過ぎるだろ!と思って見てみた。追っているのか追われているのか。謎を明かせば悲しい皮肉と欲望がそこにあり、記憶も記録もあてにならない。復讐すら創作して、生きる意味として永遠に新たなジョ>>続きを読む

危険な関係(1959年製作の映画)

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以前働いていた映画館で予告が掛かっていたこの映画を先日ようやく観れた。ジャズとフランスの好相性。恋愛ゲームとしての不倫に興じるクソどうでもいい人間の集まりだけど椅子越しのキスのショットには図らずもくら>>続きを読む

第三世代(1979年製作の映画)

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私の友達がドラムを叩いているかっこいいバンドクランアイリーンを彷彿とさせる心拍音のようなリズムとブレッソン「たぶん悪魔が」にのせて羅列したブルーの文字で始まるオープニングがたまんねえ。あるべき信念を失>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

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私もケイトブランシェットとシャボン玉飛ばしたい。冷静かつ大胆に。金掛かってるハリウッド映画観たい期間はひとまずこれでおしまい。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

えーーーんひとりで居るのが楽過ぎて好き過ぎて人間関係逃げ続けて大人になってから忖度出来ない本当の意味でのコミュ力が欠落していることに気づいてしまった私じゃん。視野見は標準搭載ではないらしい。こんなにも>>続きを読む

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

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好きじゃない。文化の違いと言ってしまえばそれまでだけど、夏の終わりのムードに浮かされない、だらりとした諦観や寂寥または復讐によって何となくでキスしない、一番欲しいものは絶対に手に入れる人間なので。
T
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ダンケルク(2017年製作の映画)

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映画館で観なきゃいけないやつだった。感情やら物語を剥離させて淡々とただそこにある戦場を見せつけるのであればもっと徹底的にやって欲しい…聖なる鹿殺しを先に観ていたせいでヤバいイメージが拭えないあの男の子>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

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パプリカでマトリックスでメタルギアだった。夢か現実か、というテーマは大好物だし純粋に楽しかったけどこの理性を手放さない感じ、もっと脈絡なくて頭がぐちゃぐちゃになりそうなやつじゃないと興奮出来ない。

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

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こんなん笑うしかない。ソングライターのシーンとか最高で、15歳の反抗期にニルヴァーナに心酔した少年達が泣いちゃうよやめて!と思いながら。これを嫌いとはどうしても言えなくて悔しい。

シャイン(1995年製作の映画)

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今なら少しは理解できるけど、愛って言葉で都合良く包んだ親の束縛って本当しんどいよねえ

メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

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お勉強として。アジアの民族衣裳やファッション文化が大好きなので眼福〜。仕事振りはもちろん晩年のボウイとサンローランを足して割った様なアンドリューかっこいいな。プロ。

月光の囁き(1999年製作の映画)

4.0

人間はナチュラルに狂っている(愛とか恋とかにおいては特にそう思う)ので、純粋な欲求を曝け出したらこんなものではないか。とても普通。
もがいてぐちゃぐちゃになりながらも二人の形を見つけていく姿が羨ましい
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

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つなぎ合わせた静止画の合間のまばたき、その美しさ。美術館デートしたくなる。

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

4.5

つらすぎる。泣く。妻子を持ちながらも愛した男の為に性転換手術を受けたエルヴィラは男にも女にもなれず、過去を開示しながら愛と居場所を求めて彷徨うも、何もかも遅すぎた。そしてアイデンティティが削ぎ落とされ>>続きを読む

男のゲーム(1988年製作の映画)

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何度見ても殺し方のバリエーションにほれぼれする。シュヴァンクマイエルはサッカー嫌いだそうな。ハーフタイムで挟まれる猫のもふもふ癒しCMが一番のハイライト。

豚小屋(1969年製作の映画)

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いきなり蝶を食べ蛇を食べ、遂には人間まで食べる男と、獣姦に何物にも代え難い愛を見出す男。彼らの存在は権力によって隠蔽され抹殺されるそんな資本主義社会への批判を撮ったんだろうけど、正直今まで観たパゾリー>>続きを読む

KUSO(2017年製作の映画)

4.5

事前の酷評を受けて心配していたものの、あ〜楽しかった。私はこんなん大好きなのでした。人間が嫌悪感を覚えるモチーフを詰め合わせていて悪趣味な癖に芸が細かく意外と真面目、汚いけどキュートとすら思った。初期>>続きを読む

トッド・ソロンズの子犬物語(2015年製作の映画)

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トッドソロンズ好きだけどこれは犬好きが観たらだめなやつだった……冴えない獣医助手役でグレタガーウィグが出ていてラッキー。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

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ホラーが大の苦手なのでいつ見ようかと身構えていたのがアホらしい程にうわーって言いながら笑った。カメラワークの妙。当方シュヴァンクマイエル育ちなので人骨や動物で作られた家具や小物、ふつうに可愛いとおもっ>>続きを読む

都会の放浪者(1966年製作の映画)

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拳銃を投げ合うところに入ってくるいぬ、あれはわざとなの?偶然だとしたら凄すぎ。

小カオス(1967年製作の映画)

4.0

どうしたってはなればなれにを思い出す。ファスビンダーの顔ってちょいちょい殴りたくなるんだけど自分だけかな。ラストの映画に行くぜ!がサ店に行くぜ!に脳内変換されるなど。

ファスビンダーのケレル(1982年製作の映画)

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J・ジュネの小説を映画化と聞けば容易に想像できるけどこのファスビンダーの遺作、ガッチガチのゲイビデオでウケてしまった。常にムンムンなオレンジの夕焼けに包まれた舞台、そこに射す青白い光もまた嘘っぽくてよ>>続きを読む

死刑台のエレベーター(1957年製作の映画)

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マイルスの音楽にのせて夜の街を彷徨うジャンヌモロー見たさに二度目。
これを撮ったルイマルともうすぐ同い年になってしまいます。

(2018年製作の映画)

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そんなに見せてくれちゃっていいの!?と思うほどのメイキング映像が引き起こすメタに次ぐメタ、何処までが現実なのか分からなくなる感じが相変わらずで好き。ていうかほんとに引退しちゃうなんて思ってなかった、こ>>続きを読む

天使の入江(1963年製作の映画)

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これはコメディです。ラッキーナンバーが素数の割り切れない男女。
「賭けの魅力は贅沢と貧困の両方を味わえること」
ギャンブル狂いの破滅的なダメ女っぷりが最高なジャンヌモロー、白い悪魔よ、素晴らしい。

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

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ルーヴェルヴァーグだなあ。大きな水玉のワンピースを着てパリを横断するその足取りだけで絵になる。
一年で最も昼が長い日。癌の診断結果を待つ不安や何かに救われたい女の気持ちなんて、恋人も友人もましてや通行
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ファー・イースト・ベイビーズ(1993年製作の映画)

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夜、どデカいペニスケースつけた青年たちが花火ではしゃぐのを引きで撮ったシーンが良かった。

ちょっとの雨ならがまん(1983年製作の映画)

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ハードコアパンク云々よりもこの時代特有のイキッた若者の話し方がずっと面白くて、上映後に真似したいと思ったけど全然できなかった。

ヒロシマモナムール/二十四時間の情事(1959年製作の映画)

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"今夜、私はよくも知らないあの人とあなたを裏切った。 私たちの物語をしゃべってしまった。あの物語が、わかるでしょ、もう話せる物語となってしまった。この14年間、私が見つけることのできなかった>>続きを読む

はなればなれに(1964年製作の映画)

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初めてスクリーンで観れた!欲望の翼と同じ、足のない鳥の話が挿入されていたのは再発見。ゴダールは時間が有り余ってどうしようもない大学生とかの頃に観るのがちょうど良いとは思うし実際高校生ぶりに観たけど、美>>続きを読む

モーリス(1987年製作の映画)

4.0

最後の最後で窓辺から若きモーリスの幻影を見るクライヴの表情にやられた。同性愛者というだけで犯罪とされた時代、社会的地位の喪失も恐れず勇敢に愛を貫いた二人に当てられるスポットの影で、表向きは異性愛者とし>>続きを読む

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