渋谷Bunkamuraで観たのだけど、劇場にいる人がみんな海がきこえるみたいな風貌をしていてよかった。
レクイエムフォードリームをすごくしたみたいな描写が出てくるのが良い。あと、音もすごく良い。しかし寄りが多すぎて観てて疲れる。スターウォーズを体験した世代を後世が羨むようにDUNEもそうなるみたいな批評>>続きを読む
これは映画の顔をした向精神薬ではないか。一見アート面した作風とは裏腹にストーリーラインも絵作りもところどころ観客に向けた丁寧な導線が見える。登場人物の設定や感情の流れも、あまりにわかりやすい。
ベラ>>続きを読む
離婚をした父と娘がひと夏を過ごした記憶を、記録と想像を織り交ぜながら描いた作品。人の内側にうごめくメランコリックなものを明瞭な輪郭で掴まるのではなく、そっと滲ませて浮かすような映像表現に息を呑む。テー>>続きを読む
映画業界のアシスタントとして駆け出しの女性の就労風景を描いた作品。プロデューサーを目指す彼女が携わる仕事は華やかではない雑用で、終始不服そうな表情を浮かべている。駆け出しである以上、最初から企画とかク>>続きを読む
普通の人とは違う嗜好を持っていることによって疎外感をおぼえる苦しみを描いた作品。テーマとしては交通事故に快感をおぼえる人を扱ったクローネンバーグの『クラッシュ』を想起するものの、「苦悩そのものではなく>>続きを読む
もともとちょっと変な家族がひょんなことからさらに狂っていき、最終的にバトルロワイヤルみたいになっていくめちゃくちゃな話。
宮崎駿オタクなら楽しめるのだろうけど、私は熱心な視聴者では無いので、そんなに楽しめなかった。なんでもかんでも菅田将暉出すなよ。
「酒処梅田でコーラ買ったことある?」
「あるよ」
「あそこのコーラは3回に1回、温かいコーラが出るよね」
嘘くさい空のラティチュード、不必要な引きの長回しがイライラする。すべてが中途半端だった。茜色の夕日を無駄遣いするな。