ねこまんまさんの映画レビュー・感想・評価

ねこまんま

ねこまんま

しばらくのブランクを経て、この1〜2年映画館通いが復活しました。
現在進行形で鑑賞した作品と、前に鑑賞した作品を記録していきます。前の分は記憶とメモ頼りなので、書ける範囲にする予定です。

映画(151)
ドラマ(0)

巴里祭(1932年製作の映画)

4.3

雨音を何処かで感じながら眠った朝は、つい虹を探してしまいませんか?

けれども家を出る頃には、すっかり晴れ渡り。
そんなこんなで「虹をみたかい」を聴きながらシアターに寄り道。

あながち間違いでは無か
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

4.0

50年愛せるかな?

もう1週間も愛してる

結婚しよう

「好き」という気持ちが純粋に結晶化されて。
震えるほど。


11歳。
まっすぐに互いを見つめ合うダニエルとメロディ。
子どもたちだけの結婚
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卒業(1967年製作の映画)

4.0

えっ、えっ、思ってたのとだいぶ違う…

今まさに結婚を誓う真っ最中の教会。
花嫁の名を叫ぶ主人公。
そして手に手を取って走り出す二人。

とても有名なラストシーンの印象のみのこの作品、4Kデジタル修復
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KESARI ケサリ 21人の勇者たち(2019年製作の映画)

3.6

…ごめんなさい、勉強不足でした…

先日「シークレットスーパースター」を観た際、この作品のことを知りました。
全く予定になかったのだけれど、1週間限定上映という魅惑のワードについ、ふらふらとチケット取
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

4.2

先に申し上げておきますけれど、私は筋金入りの矢口監督ファンです。
レビュー内容は甘口及び濃縮気味になることをお許し願います。


それは行きますよね、初日舞台挨拶。ねこまっしぐら。
試写会は仕事のスケ
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グッド・ヴァイブレーションズ(2012年製作の映画)

3.9

敬愛するU2のアルバム「WAR」でも歌われている、カトリックとプロテスタントの確執が根深い北アイルランド。

"ベルファスト・パンクのゴッドファーザー"と呼ばれるテリー・フーリーの物語。生活の為にレコ
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シークレット・スーパースター(2017年製作の映画)

4.2

近頃涙脆くなっている自分が居て、そしてそれを見つめて考えています。

成人の身体の60%は水分で出来ていて。
inとoutのバランスがとれていないと、浮腫みが生じたり、脱水に陥ったりします。
夏場の気
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カーマイン・ストリート・ギター(2018年製作の映画)

4.2

ギターは弾けませんし、ギター小僧の彼氏がいた過去も無く。それでも、バンドのLIVEに行けば、ステージ上から流れ出す弦の響きに胸の高鳴りは止められず。
実際にギターにはじめて触れたのは、小学校の教室に担
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.2

もしもピアノが弾けたなら…
人生に今以上の彩が加わることは間違いないでしょう。
ましてやそのピアノの実力がロンドンの王立音楽院に11歳で入学するほどのものであれば。

不仲の両親の元、レジナルドがピア
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ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

4.2

夏休み?何ソレ美味しいの?
この暑さのせいで熱中症大量発生、こちとら大忙しでございます。
今日も残業、行きたかった地元の盆踊り大会に間に合わず…今年こそ"盆ジョビィ"したかった…

一旦、置いといて。
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ひみつの花園(1997年製作の映画)

4.4

「入らなかったんですよね〜」
…そうなんです、劇場に私一人しか居ない時もありました!
「シネマカリテでしたっけ?」
監督、申し訳ありません。緊張して「そうです!」と即答してしまいましたが、あれは武蔵野
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スウィングガールズ(2004年製作の映画)

4.2

「全ての人間は二種類に分けられる」
の三段落ちにクスっ、と。

スウィングすっぞー!

ダラダラと夏を過ごしていた田舎の女子高生達が、ひょんなことからJazzを始め、その魅力に引き込まれ。ドタバタ楽し
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ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

3.8

血縁関係者のなかで、私の本名を呼ぶ者は僅かしかいません。
物心ついた頃から「チャコ」または「チャコちゃん」年下のいとこなどからは「チャコ姉ちゃん」と呼ばれてきました。
本名にほとんどかすっていないその
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モデル 雅子 を追う旅(2019年製作の映画)

3.9

人生のピークっていつですか?
もちろん、人それぞれ。
ある人にとっては希望の大学に合格した時かもしれないし、好きな人と結ばれた幸せの絶頂のことかもしれません。


雅子にとってそれは、50歳の今かもね
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ブレス あの波の向こうへ(2017年製作の映画)

3.7

どうしたらぐっすり眠れるかな…
友人のふとした問いかけに、即答。

夏の海で日が暮れるまで泳いで、シャワー浴びたら即、爆睡。お布団までたどり着けず床で。


子供時代の夏休みは、こんな日々を送っていま
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.9

語弊があるかもしれませんが。
菅田将暉には変態がよく似合います。
いや、変態、というよりもエキセントリック、と言うべきでしょうか。

いつの間にか映画界の名だたる賞をたくさん受賞していた菅田くんの今回
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.2

アルくんのこと。

アルくん(仮名)は24歳のネパール人で、5年前に働くために日本に来ました。日本語学校で学び、専門学校で介護の基礎を教わり、日本の病院や施設で働き始めます。
そんなアルくんの指導を任
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ロミオとジュリエット(2014年製作の映画)

3.9

許されざる恋が、古くから私達を魅了してやまないのは何故でしょうか?


松竹ブロードウェイシネマ、と銘打ってスタートした企画の第2弾。
オーランド・ブルームがロミオを演じるブロードウェイの舞台を映画
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アポロ 11 完全版(2019年製作の映画)

4.2

「行ってみたいところ」
毎年、職場に掲示する職員アンケートの今年のテーマ。
40人近いスタッフそれぞれ、国内外、いろんな場所や国が選ばれておりました。

果て、困ったことに思い浮かばないのです…行きた
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

3.7

転換期、ということでしょうか。

最近、Filmarksを始めてから映画について考える時間が増えました。というよりも、映画を通して自分自身を振り返る時間が。
あまりにも過去を振り返り過ぎて、私もしかし
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藍色少年少女~Indigo Children~(2015年製作の映画)

3.6

保養活動、ご存知ですか?
東日本大震災後、原発事故の影響で外遊びが出来ない子供達に、大空の下思い切り遊ぶ時間をプレゼントしよう、と始められた活動だそうです。

この映画の舞台となる藤野(相模原市)も、
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

-


言葉がありません


あまりにも心を揺さぶられ、すぐには整理できず。この一文で終わろうか、とも思いました。

原題「カペナウム」
アラビア語で混沌、修羅場の意味合いで使われるとのこと。
スラム街
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背徳と貴婦人(2017年製作の映画)

3.6

愛されている実感がない夫婦関係
度々、映画の題材にもなっているのだけど、それが一国の王と后の場合は。

カリテ・ファンタスティックシネマコレクション、略してカリコレの一本として上映されています。

1
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ビッグ(1988年製作の映画)

3.8

上映終了後、劇場内で拍手が起きました!

とても、とても懐かしい作品。
4Kデジタルリマスター版が上映、となれば迷わずチケットポチりました。

13歳のジョッシュが、遊園地の願いが叶うコインゲーム「ゾ
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.9

浩然の気
孟子の説いた説で、正しく養い育てていけば天地の間に満ちるが、道義が伴わなければ萎む、道義的意味を強く持つ概念。公明正大。


例によって、韓国人俳優さんの名前が覚えられないので、見た目
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北の果ての小さな村で(2017年製作の映画)

4.1

北の方が好き、と言うと「なんで?」とほぼ聞かれる。南が好き、だと言われないのに。
とは能町みね子さんの弁。
「逃北〜つかれた時は北に逃げます〜」の著者である彼女と、「ソトコト」編集長指出さんのトークシ
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凪待ち(2019年製作の映画)

4.0

どの時点まで遡ったらリセット出来るのだろうか?

何度もチャンスを与えられながら、その度に挫折を繰り返してしまう…
これは主人公、郁男に限らず登場人物全て、そして観ている私達にも当てはまるのではないか
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.9

観る人によって受け取り方は様々。

力作、であると思います。
原案があるということは、鑑賞後に知りました。その著者を画面に登場させたことを批判されていたり、他にもたくさんの意見が出ているのは、それ程こ
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愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

4.0

貴女にとってのbest of リチャード・ギアは?
今日のお昼、休憩が一緒になった先輩、後輩、私の会話のテーマになりました。
昨日何の映画を観たのか聞かれた流れから自然となのですが。

その映画がこち
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

4.0

…これはまた、地雷映画。
静かに始まる物語。
胸がざわざわ、どきどき、頭がぐわんぐわんしているのに。もうやめて。


若くして子を持った両親の不安定。
望むと望まざるに関わらず、大人になるしかない、ジ
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.7

面白かったです!

…今日、ちょっともう私ポンコツ過ぎて語彙力がなさすぎますが、まあこの作品なので許してください←失礼極まりないけれど。

前作がきれいにまとまったので。
続編、はて、どういう切り口で
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クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代(2018年製作の映画)

3.6

うっかりしていたら、東京美術館のクリムト展に行きそびれました。
いや、観たことは何度かあるのです。確か、ウイーン世紀末展と銘打った展覧会が初だったと思うのですが。

クリムトとエゴン・シーレ。世間的に
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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

3.9

子供の頃は大好きな場所だった図書館。
古くてちょっぴりかび臭い、木造の建物は小学校。新設校の真新しい書棚から背伸びして大人向けの本を選んだ中学校。調べ物の振りをして太宰や漱石を読み耽った高校時代。
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

4.1

とても疲れていて、心が荒んできた自覚がありまして。
誠意を悪意で返される、そんなことが続くと、頑張っても無駄なのかという疑心暗鬼に陥り。

荒療治。いや、気分転換。
Shall we ダンス?の水中版
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.2

初めて観たレッドフォード作品は、確か「スティング」だったと思います。それ程多くない鑑賞歴ですけど、考えてみるとその後も「愛と哀しみの果て」「ナチュラル」「大統領の陰謀」など、折に触れ彼の姿を見つめてき>>続きを読む

エリカ38(2018年製作の映画)

3.6

赤い口紅 赤いポルシェ 赤いマニキュア
そして母と口ずさむ赤とんぼの唄。

鮮やか故に浮き上がるほんとうの姿。

マスコミを賑わせた実際の事件を元にした作品。38歳と自ら年齢を偽ったエリカこ
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