みかんさんの映画レビュー・感想・評価

みかん

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ダルバール 復讐人(2020年製作の映画)

3.4

法もモラルも超越するラジニ様無双映画
ラジニ様なら何をしても許される、例えそれが人殺しでも…
なんたってスーパースターですから

気がついたら口開けて見てました(笑)
ラジニ様、お身体大切に、またすっ
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王の願い ハングルの始まり(2019年製作の映画)

3.4

漢字しかなかった朝鮮で自国の文字を作ろうと試みた王の物語。

朝貢を行っていた中国からの精神的離脱を図ったのか、増長する儒学者や貴族たちの影響力を弱めたいと思ったのか、その真意はわからないが一国の王が
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イングリッシュ・ミディアム(2020年製作の映画)

3.5

「ヒンディー・ミディアム」からのフランチャイズ作(物語上のつながりのない続編)。終始ガチャガチャしたインド映画らしい勢いあるコメディ。生まれた子が女の子で良かったって喜んでくれる父ってところでもう大好>>続きを読む

リオの男(1964年製作の映画)

3.4

ジャン=ポール・ベルモンドの超絶アクション!フランソワーズ・ドルレアックは相変わらずとってもキュート。
ゴダールなどヌーヴェルヴァーグの映画に多く出演していたベルモンドがアクションスターとなったターニ
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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

3.6

妻を亡くしたばかりのおじいちゃんセルヒオ。家でぼんやりしているよりはと新聞の求人広告に応募し採用される。仕事は老人ホームへの潜入調査。覚束ない手つきでメガネ型カメラなどスパイグッズを扱う姿にクスクス。>>続きを読む

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

3.3

売り言葉に買い言葉で発した「ホモ野郎!」発言を問題視されてゲイ水球チームのコーチをやらされる羽目になった主人公だけど、特にLGBTQを毛嫌いしてるわけではないんだよね。真面目に練習しないメンバーに苛立>>続きを読む

スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.7

スーパーノヴァ、超新星爆発。星は死滅する際に大規模な爆発を起こし、周りの星々を破壊することもある。

タスカーの得た恐ろしい病。自分が自分でなくなる。愛する人がわからなくなる。ただ呼吸しているだけの物
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恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜(2020年製作の映画)

3.4

何も変わらない、なんてことあるわけないってこれまでの人生で散々身に染みてるはずなのに、この人とならきっとずっと上手くいくはず…と思ってしまうのが哀しき恋の病。
ジンの最後の身を切られるような選択がベス
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.6

一言で言えば、お酒はほどほどにね、ということなんだが、そこにキェルケゴールなんぞを絡ませてくるあたりさすがデンマーク映画は違う。
アルコールは緊張をほぐしもするが理性も吹き飛ばす。退屈な授業はエキサイ
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.6

テネシー州メンフィスはアメリカの様々な音楽の発祥の地となったところで、エルヴィス・プレスリー、ジョニー・キャッシュ、カール・パーキンスなど枚挙にいとまがない。そして日本から遥々そのプレスリーやパーキン>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.6

コーヒーとタバコは気まずい会話を何とか保たせてくれる。

最初のコントから最後の荘厳な雰囲気漂う詩的一編まで、ありとあらゆるどうでもいい(大抵は気まずい)会話シーンが11編映し出される。ぼんやりとスク
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

普通の人になりたかった最強工作員がふとしたきっかけで再覚醒してしまう、という何度も見たような筋書きなのにめちゃくちゃ面白い。
町工場にある普通の工具なんかを武器に改造していくのもワクワクするし、何より
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

3.6

1983年の封切時に見たという人に聞いたところ、当時は「アイドルが出演するBL映画(その人は『薔薇』と言ってました)」的な位置付けで盛り上がっていたらしく、キャーキャー言いながら鑑賞したそうな。YMO>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

ガイ・リッチー節が堪能できる極め付けのスタイリッシュ・クライム・サスペンス。
ビジネスには冷徹だけど超愛妻家な麻薬王、年齢的な体力低下が隠しきれないところが愛しい麻薬王の有能にして忠実な右腕、ジャージ
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.6

肉親を突然亡くした記憶は、さらなる喪失を極度に恐れさせる。新しい未来へ背を押してくれる人も、一緒に行こうと手を差し伸べてくれる人もいるのに。
彼女はこれからどんな人生を歩むのだろう。その選択が幸せな納
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街角の盗電師(2013年製作の映画)

3.5

インド北部ウッタルプラデーシュ州の都市カーンプル。人口280万人に対して電力契約者は50万人。しかもほとんどが代金未払い。そして未契約者は電線からの盗電で暮らしている。そんな街で電気会社もまともな設備>>続きを読む

私の名は、塩(2013年製作の映画)

3.3

インドの塩田で塩作りする家族を描くドキュメンタリー。
大がかりな機械などなく、ほぼ素手素足で全身泥まみれとなって、文字通り身を削るような過酷な労働。
その結果ようやく得た塩はディーラーに買い叩かれる。
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ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.3

hustle=詐欺、ペテン

容姿でしか女を評価しない男をカモにする痛快感。アン・ハサウェイのコメディエンヌぶりもなかなか良かったけれど、レベル・ウィルソンあってのものだろうね。
オープニングのアニメ
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バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

3.3

ドラマ第1作からずっと見てきたものとしては、シリーズ完結編としてこの映画も見ないわけにはいかない。
基本、おじさんたちがダラダラわちゃわちゃしているのを微笑ましく愛でるドラマだと思っているので、ストー
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テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

3.2

テスラの伝記映画だが、奇抜な演出が妨げとなってストーリーが分かりづらく、予備知識がなければまるでついていけない。普通に作ってくれたらよかったのに。
ローラースケートやカラオケするイーサン・ホークが見れ
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

難しいことほど面白い。これ、若い頃はわからなかった。わかってたらもう少しましな人生歩んでたかも。

ストーリーは騙し合いというよりも化かし合い、業界内の権力闘争やデジタル化に伴う生き残りをかけた生存闘
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

リゾート地特有の原色とキャンディポップカラーを背景に、タイムループを楽しみ尽くすナイルズとサラがとても魅力的。何があっても朝に戻るだけだから好き勝手やろうぜっていう開き直ったハッチャケ感に見ている方も>>続きを読む

散り行く花(1919年製作の映画)

3.3

ピアノの生演奏付きで鑑賞という贅沢体験。
リリアン・ギッシュの恐怖に怯える表情が真に迫りすぎてて怖い。サイレント映画はセリフがない分、演技が大袈裟にならざるを得なかったらしいが、それにしても凄い。
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迷惑帽子/これらのいやな帽子(1909年製作の映画)

3.0

1909年のマナー啓発映画。人の集まるところ、いつの世も迷惑な人はいるわけで。
しかし112年前の映画ですよ。あのUFOキャッチャーみたいなの、どうやって撮ったんでしょう。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.9

めんどくささと不器用さを混ぜて丸めたようなビリーとムチムチ聖母なレイラの奇跡の一日。
優しくしてくれて心配してくれて、そして愛してくれる人を人生で初めて得て、それはそれは幸せそうな顔をするビリーにこち
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チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

3.5

ポテポテした小動物のようなチャンシルさんが愛らしい。
好きな人にお姉さんと呼ばれたり、年下の友人の家政婦に雇われたり、切なくて遣る瀬なくて上手くいかない人生を嘆きたくなるけれど、出てくる人たちみんな何
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ワン・モア・ライフ!(2019年製作の映画)

3.2

人生が90分延長されたら自分なら何をするだろう。疎遠だった友人に連絡を取るだろうか。しそびれていたあんなことこんなことを大急ぎで片付けてまわるだろうか。
多分飼い猫をギュッと抱きしめながら空など眺めて
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.5

テキサスの普通の主婦メイベリン。きっと普段からマッチョで威圧的な男どもに好き勝手使われてるんだろう。そんな彼女が新しい世界で新しい自分を発見し解放していく。
口パクが生歌になった途端に生き生きするダン
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ジガルタンダ(2014年製作の映画)

3.3

主人公が結構なゲス野郎だったので乗り切れなかった。彼女とのラブロマンス?も蛇足な感じ。映画を作るために本物のギャングに取材してーという設定はとてもいいのに余計なものが多すぎる。
とはいえ、ストーリーの
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.4

恋に落ちて、その恍惚の中で死ねるなら、それは最高に幸せな死に方ではないかしら。

全てのシーンが綺麗で可愛い、切なく美しいお伽話。

ノンストップ(2019年製作の映画)

3.5

初めて海外に行く庶民家族のハイテンションが爽快アクションバトルに繋がるけれど、裏設定は脱北者と南北スパイ抗争といういかにも韓国らしい映画。
ポスタービジュアルが「エクストリーム・ジョブ」に酷似している
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.6

朴正煕大統領暗殺事件を基に描くサスペンス。

国のためなら親兄弟でも利用すると言われる情報機関のトップに立つにはキム部長は純粋すぎたのか。かつては同志であった朴正煕が大統領となり権力を手にして変節して
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旅立つ息子へ(2020年製作の映画)

3.4

オンライン試写にて
子離れは親離れよりもずっと難しいのだろうなぁ。人生全てを息子に捧げてきた父が息子を連れて逃避行する。ずっと一緒にいて誰よりも理解していたはずの息子の新たな一面を知り、自らの過去を抉
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恋する遊園地(2020年製作の映画)

3.4

この邦題だとキラキラ青春映画のよう。内容は「アトラクションに恋して」。建物など物に恋愛感情を抱き、性的に惹きつけられる「対物性愛」の女性が主人公。彼女は夜間清掃員として働く遊園地に新しくやって来たアト>>続きを読む

群盗(2014年製作の映画)

3.4

キムチ・ウェスタン風味時代活劇。
初カン・ドンウォンだったのだが、あんなに鼻筋の通った東アジア人は初めて見た。切れ長の眼に色白の肌、無表情が相俟って作り物のような美しさ。残忍な悪役なのにずっと見ていた
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どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

3.6

チャールズ・ディケンズの「デイヴィッド・コッパーフィールド」の映画化(何故こんな邦題に?)

かなり悲惨なエピソードも多いが、絵本のようなカラフルポップな映像とエキセントリックで陽気な登場人物のおかげ
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