Junkoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Junko

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エスター(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

見始めから、エスターの正体には何となく気付いたものの
心理的に人を従わせ、人間関係を壊し孤立化させる方に恐怖を感じた。

終始、父親にはイライラしたし
(エスターが巧みなのかもしれないけど)
子供達は
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.4

カメラワークや視点等良かった部分もあったけれど、主人公側にも老人にも感情移入は出来なく
主人公側のバックグラウンドは分かるけれど、強盗はいけないししたらこういう目に合うかも…という警告に思う。

かと
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キャビン(2011年製作の映画)

2.9

ホラーゲームと色んなホラー映画を混ぜました!という感じだった。

このシーンってあの映画のオマージュ?と思ったり、あの映画に設定が似てる様なと思ったり…。
終始うーんと思ってしまった。

好きな人には
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.1

昔知り合いにヤバイ映画と薦められてからやっと観れたけど色んな意味でヤバすぎて、今の時代じゃ映画化出来ない内容だし
その内容もぶっ飛び過ぎていて、
途中から変な笑いしか出なかった。

結局、主人公の自業
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ひみつの花園(1997年製作の映画)

3.8

5億円を巡るお話。
5億円の為に奮闘しまくる主人公が本当に面白くてバイタリティに溢れまくっていて、5億円の為なら何でも頑張っちゃってで面白かった。

そこまでするの!?という過程が結果的には主人公の為
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

4.0

毎年、夏に観よう観ようとしていた作品を今年は観れて良かった◎

切なくほろ苦い夏。
お盆にピッタリの映画だった。
ホラーな部分もまあ、夏だと思えばいいファンタジー部分かも。

ノスタルジックな浅草が見
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

『ゴールドラッシュみたいな、
俺達とチワワの関係性』
『私達の青春時代の自爆テロだった』

岡崎京子ファンとしては、
ヘルタースケルター、リバーズエッジと映画化され…チワワちゃんも映画化?!とちょっと
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.6

重厚で上品かつ、
スタイリッシュな部分もありお洒落。
静かに血生臭く、
静かに淡々とストーリーが進む様子は流石の一言。

どんでん返しやド派手なスパイ物では無い所が、私はとても良かった。
緊迫するシー
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

ずっと観たかった作品をやっと観れた!

ロサンゼルスから始まり、
ニューヨーク、パリ、ローマ
そしてヘルシンキ。
4都市の同時刻にタクシーで…のオムニバス。
各都市の特徴がよく表現されている。

ウィ
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.5

過去に観賞。

「ダークナイト」を観賞した後
「ダークナイト ライジング」を観て、やっと今作を観賞…。
あぁーそういう事か!と伏線が繋がった。(当たり前)

アメコミ作品には疎くあまり詳しくないので、
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瘋癲老人日記(1962年製作の映画)

4.5

谷崎作品を映画化すると
どうしてこうも面白くなってしまうのか?(称賛しております。)
今作の原作は未読だが、
文章で読むと感じ方は違うであろうと感じる谷崎作品。
映画化するとあら不思議なのは、
展開の
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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

4.1

川島雄三監督の最高峰。
ずっと観なければ!と思っていた作品。

古典落語「居残り佐平次」他
数話の落語がベースとなっている。
(ベースになっている落語を知っていたら、色んな発見があっただろうか)

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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.2

予備知識を入れず観た為、
序盤飽きないか少し不安であったが
不安は杞憂に終わった。

ロビイストという職業を軸に
ストーリーが進んでいく。
ロビイストという職業には憧れるが
(私はあんなに頭が良くない
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ラッキー(2017年製作の映画)

4.1

陸亀と毎日のルーティンと老いが
少しずつ少しずつ変化していく。

毎日のルーティンと行きつけの店。
顔見知りの街の人々。
偶然会って話す人々。
老いに不安になったり、
昔を思い出したり…。

哲学的な
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.9

権力、野心、野望、嫉妬、傲慢、友情、
失われた愛等々…

女王アンとレディ・サラ
そしてアビゲイル。
三人の誰を焦点に観るかによって、
感想が変わりそう。

私はレイチェル・ワイズ演じる
レディ・サラ
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ランナウェイズ(2010年製作の映画)

3.3

以前鑑賞。

鑑賞した当時は公開前から
ランナウェイズの事を調べたり期待を高めすぎていた為か肩透かし感が…

バンド結成からその後までまあそうなんだよなぁという流れだったけれど
ファッションやメイクに
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放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

3.7

エモい!エモい!エモい!
女子高生と純喫茶とクリームソーダと夏
キラキラしてて眩しかった!

枝優花監督作品は気になっていたものの作品はまだ観た事がなく、
今作を初めて映画館で観賞。
(感想書くの遅れ
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女たちの駆け引き(2011年製作の映画)

2.8

憂鬱な女子会ムービー
アリシアの気持ちがよく分かるけど
言語が違うからといって
好き勝手話すものなのだろうか?

リサもリサで気を使う所が違う様な…

二人の板挟みになったら
私なら帰ります苦笑

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愛を伝えるって…(2014年製作の映画)

3.3

サラッと観れるかと思いきや
そうでも無かったかな。

もの静かだけれど色々考えている主人公とお喋りな彼女が惹かれ合うのは分かるけれど…わざと回りくどく描いているのかな?と思った。

途中途中のポップな
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.6

過去に観賞。

素晴らしき哉、人生!の
リメイク映画だったと今更知る。
素晴らしき哉、人生!を観てから
また今作も観賞し直したい。

この頃、何故かニコラス・ケイジにハマっていた謎の思い出。
もしもあ
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.6

過去に二回程観賞。

中弛みもせず、
トム・ハンクスに合っている役柄で飽きずにラストまで観れた思い出。
実話だと知ってから観るとちょっと軽めなタッチで描かれているかな?とは思うけれど、この位が王道で観
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ゴーストのおいしいレシピ(2009年製作の映画)

3.9

「The Bake Shop Ghost」という
児童文学が原作のショートムービー

最近バタバタしていたので
心がとても暖かくなった
不機嫌なあの人も無愛想なあの人も
表面だけでは分からない何かがあ
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青い犬(2018年製作の映画)

3.8

青に固執する父親。
固執するあまり飼い犬までも青に染める狂気。赤や黄色が怖い父親。
でも父親の気持ちが凄く分かる気がした映画だった。

謎の不安感や恐怖はどうする事も難しく
自分を守ろうとした行為が人
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野獣(2018年製作の映画)

3.7

オープニングから不協和音と嫌な予感がする構図が良い。
ストーリー的にはあってはいけないが、よくあってしまう事で本当に怖い事。

カメラワークと構図が素晴らしく
不協和音も狙っているとは思うが良い。
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一人の男、私の息子(2017年製作の映画)

4.0

厳格であったであろう映写技師の父と
ドラァグクイーンの道と父と同じ映写技師の道を選んだ息子。
何かしらで父を嫌う娘。

親子って難しく、
気付いた時には遅い事も多い。
他人からの何気ない言葉で気付かさ
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ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

4.0

永遠の眠りを求めて
永遠の眠りにつける評価が高いホテルへ

煙草をふかすメイドさんがお洒落
インテリアも怪しくてお洒落
間違えられた夕食も何だかお洒落
宿泊客達も癖が強くて良い

オチは途中から何とな
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.8

フィンランドの児童文学の映画版。
何も考えず、可愛い幸せな世界を見ていたい時にお勧め。
兎に角、色彩から家具からインテリアや小物類にお洋服と何もかもが可愛い!!
お菓子も可愛くて美味しそう~

友達二
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.0

ずっと観たかった映画◎
3話のオムニバスが同じ時間軸や
ちょこっとした所で繋がっているという
設定がとても好き。
夜に珈琲とドーナッツを食べながら
ぼーっと観るのに向いている◎

永瀬正敏は格好良いし
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キャロル(2015年製作の映画)

3.9

オープニングから謎に哀しみなのか
何なのか分からない感情が込み上げた。
題名の出方がとても好みだった。

1950年代の服装がとても好きなので
キャロルの美しさが際立つ服装も
(毛皮のコートと赤が本当
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.8

日本版のSunnyを観てから
原作を観ようと思っていたが
我慢出来なく、先に原作を観賞。

恥ずかしながら、
1980年代後半の韓国の情勢が分からないので大丈夫かなーと思い観賞したが
物語の肝はそこで
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太陽と月に背いて(1995年製作の映画)

3.8

映画好きに目覚めた
思春期前位に観賞した事をすっかりと忘れてしまっていた!!!

レオ様目的で観賞し、
あまりのレオ様の美しさと同性愛の
奥深さに当時の私はよく分からない衝撃を受けた事を覚えている。
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東京暮色(1957年製作の映画)

4.0

小津作品の中では異色と言われているが、小津監督は本当はこういう冷めた目線で物事を見ていた方なのかなとか
社会と家族の在り方を描く作品が多い中で、この作品の様に家族とは一体?と
観客に問うような監督の気
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夏至物語(1992年製作の映画)

3.7

岩井俊二監督の初期作品
#1から#4まであるが
#3の夏至物語を観賞。

90年代の熱気が伝わる。

岩井俊二監督は病んでいる女の人を描くのが上手いなぁ。
熱気があって湿度がある映像描写なのに
夏の気
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ブルー・マインド(2017年製作の映画)

4.0

クリスマスらしい映画を観ようとしていたが、何気なくこの映画のレビューを見ていたらネタバレを見てしまい
逆に気になり観賞。

某作品達が上げられていたので、
ネタバレも見てしまったし
何となく予想はつき
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

やっと!やっと!観れた!!
先に原作を読んでいて、
二年前の映画公開時に観に行こう、
観に行こうとしている内に二年経ってしまった…。

原作を思い出し、
オープニングから涙が止まらず。
「悲しくてやり
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.6

予備知識一切無しで観賞。
シアーシャ・ローナンが好きなので、
今作のレッドピンクカラーの髪色も
女子高生役も可愛かった。
相変わらず瞳の色が綺麗!

拗らせ女子高生あるある?が分かる部分もあり、苦笑す
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