Junkoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Junko

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クルーエル・インテンションズ(1999年製作の映画)

2.8

当時、ライアン・フィリップ目当てと
ジャンルは違うけれど
スクリームの様なハイスクール物にハマっていて観賞した。

義理姉弟の闇の深さとゲスさに
アメリカのハイスクールはこうなの!?と思ってしまった私
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メラニーは行く!(2002年製作の映画)

3.3

リース・ウィザースプーンを検索していたら、観賞した映画が結構あった!
何故記憶から抜け落ちていくんだろう…

主人公に、え?!と思いながらも
自分の思うがまま行動するのは
アメリカのラブコメの王道?な
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MUD -マッド-(2012年製作の映画)

3.3

以前観賞した作品。
序盤がスタンドバイミーや
大いなる遺産っぽかった。

しかしストーリーが進んでいき
ある大人の怪しい男性と出会ってから
少年達は女性というものの本質を
垣間見ていくのです。

スト
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めし(1951年製作の映画)

4.4

夫婦の描き方がとても上手くて
台詞で表さなくても分かる描写の数々にやはり凄いなぁと感動。

島崎雪子演じる姪が空気が読めないし、小悪魔的だしで
原節子様のイライラムカムカ具合いは
観ている私にも伝染し
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妻は告白する(1961年製作の映画)

4.4

「女の勘よ」から始まる
馬渕春子演じる婚約者の台詞が最初からラストまで全てを物語る

ラスト、そうなるかーという落とし所とラストの若尾文子のシーンは良かった。

雨に濡れて狂気的になっている若尾文子も
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卍 まんじ(1964年製作の映画)

4.5

避けては通れぬ増村作品「卍」
やっと観賞!

百合物、若尾文子様の悪女っぷりに
岸田今日子様の狂気的さに見入っていた
(シーツビリビリ!裸を見せてと懇願!
手のひらに光の字を書きまくる狂気!)

しか
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ファクトリー・ガール(2006年製作の映画)

3.8

昔、夢中になって観た映画だったのに
記憶の中に忘れてしまっていた…

アンディー・ウォーホルの
ミューズであった
イーディー・セジウィックの伝記作品。

ミューズであった期間も短いが、
イーディーのメ
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.0

過去二回程流し見したままだったので、改めて観賞。

全体的に乾いた雰囲気。
何もかもが淡々と静かに進むが、
狂気的な面も淡々と静かに進む。

沖縄、綺麗な海と空、紙相撲…
楽しいのに乾いている。

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居酒屋ゆうれい(1994年製作の映画)

3.0

小さい頃に「幽霊が出る映画を観るよ」と両親に言われ、ビクビクしながら頑張って観たら面白かった思い出。

小さい頃は主人公が悪いんだ!と思っていたけれど、大人になると約束をしても再婚してしまう気持ちも分
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ロッカーズ ROCKERS(2003年製作の映画)

1.8

昔、役者陣が豪華で観賞した。
陣内孝則さんの青春時代の実話を映画化という事だったけれど、
なかなか映画に入り込めず…。
俳優陣でなんとか持っている感じがした。

陣内孝則さんが監督したいのは実話だし分
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地下幻燈劇画 少女椿(1992年製作の映画)

3.6

原作に忠実で良かった。
原作よりはマイルドに感じつつも、
エログロはきっちりという鬼畜さ!
丸尾末広ワールドが壊される事なく、
アニメーションだからこそ出来る鮮やかさにワクワクした。

丸尾末広やガロ
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田園に死す(1974年製作の映画)

4.7

凄いものを観た!!凄かった!!
アングラ好きとしては、
もっと早く観ておくべきだったと後悔。

恐山を舞台にしたのは
あの世とこの世の狭間だからだろうか。
母親からの呪縛からもがけばもがく程、呪縛から
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淑女は何を忘れたか(1937年製作の映画)

4.3

大阪からやって来た姪に引っ掻き回されつつも…な夫婦のお話。
軽快な喜劇でサクッと観れて良い。

オープニングのカット、
皺が出来ない様に笑う研究、
子供達が地球儀をくるくる回して国の名前を当てるシーン
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銀座化粧(1951年製作の映画)

4.5

光の届かない小さな星達に
銀座の夜の世界を例える台詞が印象深い

田中絹代の凛として芯がある中に
見え隠れする寂しさつのる表情が
何とも言えない夜の街を生きる女を表していた

1951年の銀座の風景が
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美貌に罪あり(1959年製作の映画)

4.4

京マチ子、若尾文子、野添ひとみ。
そして杉村春子。
これだけでもう眼福!

家と三姉妹の恋模様。
京マチ子の静かで淑やかな美しさ、
若尾文子の小悪魔的な美しさ、
野添ひとみの可憐で清楚な美しさ。
そし
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

2.2

中学生の頃に友達数人と観賞した。
ホラーが苦手な私は観賞したら呪われるんだと思っていた(笑)

観賞数十分で画面酔いに耐えきれず
数人脱落。映画の登場人物達は計画性が無い!と怒りの一人脱落。

結局、
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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009年製作の映画)

3.5

以前観た作品。
ハリウッド版はスタイリッシュ。
どのシーンも見所があった。

が、原作を読んでからスウェーデン版を観たらスウェーデン版の方が
原作に忠実な作りで、ストーリーをガッツリ観るならスウェーデ
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女が階段を上る時(1960年製作の映画)

4.6

銀座の夜の街に生きる女達、
夜の世界の男と女が
リアルに映し出されていて
呆気にとられた。

高峰秀子の鬱々とした表情、
嬉しさで安心した表情、
覚悟を決めたラストの表情。
素晴らしい演技だった。
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鈍獣(2009年製作の映画)

3.2

昔、浅野忠信さん目当てと
面白そうだなーと観た作品。

期待とは違っていたけど、
嫌いではない。

殺しても殺しても死なない
浅野忠信演じる凸やんが
最初は笑えたんだけど、段々怖くなって
終盤になって
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しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.4

若尾文子に手玉に取られる男達、
悪女っぷりも良かったが
お金!お金!お金!お金に執着しまくる団地に住む一家が狂気!!
家族全員、皆が狂気!

家族の会話が悪巧みの会話だけなのに、
コミカルで語り口も上
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今日もまたかくてありなん(1959年製作の映画)

3.6

あるひと夏におきた、平穏とは?という
社会派映画であった。

戦争での負い目などを抱えながら生きる十七代目 中村勘三郎と
久我美子演じる主婦との交流。
そして、三國連太郎演じるやくざ。

終盤の静かな
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有りがたうさん(1936年製作の映画)

4.9

バスを避けてくれる街道を行く人達、
鳥にまでも「ありがとうー」と言う
有りがたうさん。
言伝てやお使いまで引き受ける有りがたうさん。

ひとコマ、ひとコマの丁寧さ
台詞一言の重さ。

有りがたうさんは
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夜の蝶(1957年製作の映画)

4.3

銀座の夜の街を舞台に
男と女の駆け引きと
女と女の胸の内の火花飛び散る探り合い
面白かった

山本富士子の悪女的な遣り手姿、
京マチ子のTHE・銀座なママ姿
どちらも艶やか…なのに!なのに!
ラストは
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タンポポ(1985年製作の映画)

4.3

赤と黄色がとても印象に残る。

ラーメン作りを本筋に、
様々な食と「食欲」「性欲」
そして生と死まで描いてあり
映画を観ているのに映画の中の映画を観ている様な感覚になった。

オムライスが大好きなので
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夜の女たち(1948年製作の映画)

4.3

終始哀しい闇。
終戦後、全てを失ってしまったら闇に落ちてしまうのも分かる気がする。
綺麗事言ったって、誰が助けてくれるのさ!と滅茶苦茶になる気持ちも分かる。

でも闇に堕ちたら堕ちた分だけ哀しみが心に
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巨人と玩具(1958年製作の映画)

4.4

働いて働いて働いて!!!
お菓子会社の三つ巴戦争!!
凄まじくエネルギー溢れる映画だった。

「覚醒剤ですね」の台詞には苦笑してしまったが、その後安定剤のチャンポンをしてまでも働く凄まじさよ!

キャ
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.3

今まで三回程観賞したが、
自分には合わず…。
評価が高い作品なので合わずガッカリ。

アギレラは好きだし、
ストーリーは軽快で分かりやすく
テンポもいいのに何故合わなかったんだろうと考えた結果、
私は
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上島ジェーン(2009年製作の映画)

1.9

昔、笑いを期待をして観た作品。

笑いを期待し過ぎて笑えず、
無理に笑おうと頑張るが無理だった(笑)
しかし途中から謎に上島さんを応援する自分がいた謎(笑)

しょうもない感を今なら笑えるのかも?しれ
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.2

昔、電車好きの母に勧められて
観た作品。

元気をもらいたい時や
誰かに決断の答えを求めたい時、
悩んでいる時にいい映画だと思う。
サラッと観れる映画。

いつか阪急電車に乗ってみたい。

赤線地帯(1956年製作の映画)

4.5

女は強し、しかし儚く脆い。

売春禁止法成立が施行されるかギリギリの時代。
吉原といえば遊郭、ソープ街という感じで赤線時代の吉原はよく分からなかったので、赤線時代の吉原を映画だけれど見れて良かった。
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海底47m(2017年製作の映画)

3.4

鮫好きとしては観なければ!と観賞。

鮫の恐怖というよりは
海底パニックムービーであった…。
予告の鮫に気を取られ過ぎていた。

序盤のEDMで盛り上がるお洒落感、
バカンスとお決まりの要素からどん底
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ほんとにあった!呪いのビデオ(2003年製作の映画)

3.8

「おわかりいただけただろうか」の元祖

高校生の時に仲の良い友達の家で
放課後や休日に鑑賞会をしていた謎(笑)
シリーズを結構借りたけど、
どこまで借りたか覚えていない…。

映像は本物か作り物か論争
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.3

血がカーッとたぎる様に面白かった!

原作は未読だが、
県警対組織暴力を県警側から見るストーリーが大好きなので、胸が熱かった!!

白石監督作品は初めてで、
かなり血生臭く泥臭いかと思っていたが、意外
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ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.3

「友達」がテーマな映画。

スクールカーストって本当に面倒。
目立つ子が強いかと言われたら、
そこはそこでまた
仲間内のカーストがあるし
真面目な子が真面目かというとそうでもなかったりする訳で。
女子
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.7

シェイプ・オブ・ウォーター観賞前に
初めてのギレルモ・デル・トロ作品を観賞。

気持ちが悪いとレビューが多かったので、構えていたが
私は迷宮の世界観がとても好みだった。
(手に目の…の世界観に圧倒され
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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003年製作の映画)

3.1

公開当時、デミ・ムーアが凄い金額を掛けて肉体改造をしたとか話題になった様な…

ストーリーよりデミ・ムーアの肉体美を追い掛けた思い出しかない(笑)