ネギトロさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ネギトロ

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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0


快速テンポでニューヨークを駆け巡るウディ・アレン印のロマンティック・コメディ。

なんといっても
エル・ファニング &
ティモシー・シャラメ!
(とその他大勢の美男美女!)
開始数分で爆発しそうにな
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はちどり(2018年製作の映画)

3.9


言い表せないものが溜まって渦巻く瞬間が人生には幾度となくやってくる
そんな鈍くて長い瞬間が映る

不思議で美しい

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

-


風に舞うメーヴェ!
風を切るガンシップ!

ナウシカは強い。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

-


高低をダイナミックに描く画面の使い方、練り込まれた音楽。
テレビじゃなく、やっぱり映画館で観る用に作られてるんだと認識。

消えそうになった手のひらが触れ合う、力が抜けて立たない脚、大きく息を吸い、
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.0


せっかくソニックなのだから、もっとバチバチなアトラクション映画に振り切って欲しかった
寂しがったり弱ったりしてるソニックなんていいから、ノンストップのアチアチで良かった。

エッグマンはいい感じでし
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ビフォア・アイ・フォール(2017年製作の映画)

3.3


タイムループだが、原因探し、脱出に向かっていかない。

延々と繰り返す1日をどう過ごすのか。
それはタイムループしていなくとも、突き付けられる問いなのだ。

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.1


せわしなくジャンプするストーリー展開についていけず、カメラや編集の奇抜さも逆効果に。

電流戦争なのか、エジソンなのか、どこにフォーカスしているのか掴めなかった。

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.7


きっとタップダンスの舞台に立って、大団円のハッピーエンドがくると思ってしまっていた。
ボルテージマックスのダンスシーンをまだかまだかと待っていたのに。焦らされている気分だったのに。

だからこそ、一
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.3


スクリーンの中ではじけあうスター達の演技。瞬間、カメラを突き抜ける。

カメラも負けじと彼女達のいる世界を映画的表現として切り取る。
美しいフレーミング、1秒にも満たないカットにも見て取れるこだわり
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.0


限りなくロメロゾンビ。でももっとスローでまったりしたゾンビ映画。

愛らしいゾンビたち。僕らの延長線上にいて、僕らでもあるゾンビ。欲を忘れていないのか、はたまたそれは個性なのか。

オブビートな登場
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エンパイア レコード(1995年製作の映画)

4.3


次から次へと鳴り響く店内BGM

ぶっとびすぎる個性

みんなが集まる自由な場所と、僕らの味方のオトナがいて

とめどないだだ漏れの青春の叫びがどうしようもない、どうしようもなくロックだ

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.5


スローモーションと目まぐるしい臨場感のアングル

ピーター、リア充すぎてこっちが恥ずかしい

新聞記者(2019年製作の映画)

3.9


ドキュメンタリー調の画面も見えるが、テンポが良い丁寧なストーリー展開。
「メディアに踊らされるな」と思うと同時に、「この映画メディアに踊らされてはいないか」と足が引ける。
イマの新聞は、映画は、どれ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5


諸々のドラッグによるトリップは恐怖を減退させる様
確かにホラーをファンタジーへと傾ける

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5



戦場の全てが生々しく、
塹壕のざわめきが、
無人地帯の静けさが、
死体が、
蠅が、
曇空が、
スクリーン目一杯の70mmフィルムに焼き付けられている。

息づかい荒く走る二人の兵士と、前へ後ろへと
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7


回想として描かれる事件当日の出来事の断片。そして、体質上嘘がつけないという人物の証言。それらはどれもフェイクでなく、偽りない事実として現れてくる。
故に物語中盤、事件のネタは既にわかったんじゃないか
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.5


きっとミュージカルのほうがずっと面白いんだろうなという気分。人面ネコの気持ち悪さはいつのまにか全然気にならなくなる。

鉄道ネコのシーンは、映画的変化が表れていたように思う。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.8


彼の法執行官への憧れは、人のためになりたい、人の役に立ちたいというシンプルで疑いなき正義からくるものだ。その正義の延長に「連邦」も「法」もあるはずなのに、現実はどうだろうか。
FBIを前にしての彼の
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.8


ヒトラーへの熱狂と初期ビートルズしかもドイツ語バージョンを重ねるOPに度肝を抜かれる。

人類史上最悪とされる時空間に、ひそやかに存在する人間の心。
そんな本能的とも言える領域。
素直で純粋な少年、
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3


おとなり韓国の映画はやはり他人事感がなく、ダイレクトに僕らに迫ってくる。ややドラマ過剰ではあるが。

サスペンスフルな脱出劇は、そのまま悲惨な帰り道へ繋がる。坂を下る、階段を下る、雨水が流れる、下へ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.5


スポーツカーがめちゃめちゃに走る。激熱のレース。
と、そこへたどり着くまでに現れる人間の思惑、欲望。

レース終盤、独走の中突入する7000回転の世界で彼は何を想う。

ティーンスピリット(2018年製作の映画)

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エル・ファニングてんこもりのぶっちぎり
エルを撮りたい観たいという欲望が全く隠されることなく爆発している。