おばあちゃんがサンドラとリンのアパートに来た時に、トイレのドアの外に顔を出して家族と会話を続けながら用を足していて、この家族の距離感がとても好きだなと思った。重たい暗い父の病と向き合う背中を支えるのも>>続きを読む
エル・ファニングが素晴らしかった。家族に対する愛の形もそれぞれでそれも正解なのだろうけれど、レイのかたい意志にみんな頷かざるを得なくなって、願いが叶ったときのレイの歓喜の笑顔がとても良くて、みんなこれ>>続きを読む
書店を起点として人や本が出逢い関係を深めていくさまに心温まるのだけれど、最後にリベロが少年に手渡した1冊が、まさかアレではと思ったらアレだったので、直球過ぎた。
余生を描いた作品が苦手だったけれど、これを観ていつの間にか大丈夫になったことに気づいた。
とてもとても好きでした。毎年か、数年に一度は見返すと思う。大切な人を忘れない為、失わない為に移動し続けることを主題とした小説を読んだことがあって、それを思い出しました。
鑑賞者も「侵入者」で、家族のことは家族にしか分からないんだよなあ!というのと、過干渉な親にはならないぞ!が正直な感想です
野心的で可愛いし若い、酔うと性に奔放と自称する大学生をちやほやする業界人たちが不快過ぎた...もしかして時代設定90年代だったのかな
かけがえのない姉妹の少女時代がキラキラと懐古されていくさまを見つめながら、過ぎ行く瞬間にもう取り返しがつかないんだな、と生の一回性を強く感じた。めちゃくちゃ尊い。
ジョーが素晴らしかったけど、エイミー>>続きを読む
聡が壊れた理由に触れられないまま、二人が心寄せあっていくので、置き去りにされた気分だった。
あと不思議と函館感がなかった。
ケイトが静かに静かに怒りを募らせていくさまがすごくいい演技だった。最後の暗がりのダンスシーンでも、彼女が怒ってるのが分かった。
奉公に入って家から一歩も外にでないステイホーム映画だった。
ムイは純朴で働き者で、緑や生き物はみずみずしいのに、不協和音が始終流れて、不穏の予感が極まってからのラストカットが怖かった。
あと、家の間取>>続きを読む
哀しい出来事を哀しみで色付けしないながらも、静かに満ちてくる哀しみを覚えた。群像劇に近い、誰にも寄り過ぎない視点のせいかもしれない。ラストが好き。
ジョーイはレディ・バードのボーイフレンド役の彼に似>>続きを読む
想定外!あと、エル・ファニングはかわいいのに、主役の男の子が全然素敵じゃないのも想定外
ロードトリップ映画大好き。もう少し、ふたりの内面の機微を描き出してほしかった。
明るく自然溢れる家と温かな家族が、ドラッグに心身を蝕まれた息子に支配されそうでされないギリギリの攻防が美しかった。本人の葛藤よりも家族の苦悩にフォーカスされていたのがよかった。
パッドマン、サッカーの長谷部選手にめちゃ似てませんか?いい話だった。
地味なのに、目が離せない作品でした。息子役の俳優の静かな演技(目と姿勢だけで戸惑いや気遣いや哀しみが存分に伝わる)がものすごくよかった。