nemunemunekoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.0

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登場人物みんな弱くていい。
病気の女の子✖️不良少年の恋。
過保護な親。
ピアノとバイオリン。
ミラの最期を伝えられないモーゼスと、お別れも言えなかったとモーゼスを責める母親のシーンがしんどい。
モー
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.5

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2回見ても泣ける。
思春期の母親からの干渉ほんとにうんざりするけど、無償の愛を注いでくれる親という存在のありがたさ。
お母さんはガミガミ言うけど、「今が最高のわたしだった」としても愛してくれている。
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マグノリア(1999年製作の映画)

4.0

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よく分からんけどなんか良いっていう感想がたまにあっても良いなと思えた。
全員人間くさくて最高。
トムクルーズの役柄がめちゃくちゃ良い。
なぜカエルなのかとかもうどうでも良くて、3時間という尺の長さもテ
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

2.0

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ポスターがキャッチー、そして大好きなアイスランドのお話という事で期待して見たけど、なんと物悲しい。
最後、これで終わり!?ってなります。
フーシは見た目が醜い。
でも心が美しい。
外見や引っ込み思案な
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

4.5

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なにこれ最高じゃん。
フェミニストではないけど、女性として生まれた以上誰しもが感じる、さまざまな不平等。
ルーシーの「なんであたしが下向いてなきゃいけないわけ?」っていう言葉、「自分は自分のままで最高
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

2.5

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近年にこんなひどいことが起きていたなんて信じられない。
聴覚障害児の学校で行われた暴力をもみ消す汚い大人たち。
検察、弁護士、警察やキリスト教徒までもみんな暴力を働いた人間の味方。
声を上げた新任の先
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.0

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仮面恐怖症なもので、カエルの仮面がめちゃくちゃこわい。
終始不穏な音楽と、いきなり後方に出てくる不審者にビクビクしてましたが、いきなり手持ちカメラになってからあからさまに雰囲気が変わり、怒涛の伏線回収
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整形水(2020年製作の映画)

2.5

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太ってて可愛くないヘアメイクさん、いじめられ続けてきたけど整形水できれいになってモテモテの上に芸能人になり、憧れだった俳優さんと付き合うけど…
いい意味で裏切られた終わり方でした。
怖いかと思ったけど
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バスタブで死んだ私(2018年製作の映画)

4.0

こんな夜を超えて朝には笑顔で戦ってる人がたくさんいる。

サイバー地獄 n番部屋 ネット犯罪を暴く(2022年製作の映画)

2.0

報道されていた時に気になってた事件。
何が起きてたのか知れてよかった。
見てただけ、少し煽っただけ、という傍観者たちは加害者なのに今も普通に生活してるんだろうな。
犯人の捕まらないという自信もすごいけ
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

生まれた瞬間に血液検査で寿命まで出てしまう、遺伝子が全てを決める近未来。
宇宙飛行士になりたいけど不適格な遺伝子の男と、ずば抜けた遺伝子なのに事故で歩けなくなった水泳選手の男が契約を交わす。
遺伝子が
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僕らの青春白書(2014年製作の映画)

2.5

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ブリーフ姿でワタワタするイジョンソクが見れます。
女好きでヘタレすぎるイジョンソクと、男前すぎるスケバンのパクボヨン。
一途なパクボヨンがかわいいです。
最後のパロディエンドはちょっと雑に感じたけど、
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

2.5

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くっだらなくてグロくて、ザアメリカな感じ。
殺人鬼とJKが君の名はしちゃう。
見所はJKの演技をしてる殺人鬼役のおじさんですね。
すぐに信じてくれる黒人ガールとゲイの友達も良い。
にしたって、おじさん
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オアシス(2002年製作の映画)

3.0

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前科者の青年と脳性麻痺の女性の純愛。
という触れ込みで見てみたら少し違いました。
青年は何かしらの発達障害を持ち、かなりの自己中心的な人間。
スタートから抵抗できない女性にレイプまがいの事をします。
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千年女優(2001年製作の映画)

3.0

今敏作品。
老いた女優千代子のドキュメンタリーを撮る、ファンである映画スタジオの社長と若者カメラマン。
どんどん千代子の人生に巻き込まれていく、どこまでが現実でどこからが映画の中なのかもう分からない。
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.5

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若かりしキアヌリーブスと、今は亡きリヴァーフェニックスがあまりにも美しく瑞々しい作品だった。
社会から外れて悪いことをしている仲間たち、帰る場所のある人とない人。
スコットは市長の息子だから気まぐれに
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ホワイト・ボイス(2018年製作の映画)

3.0

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ホワイトボイス=白人声を習得した黒人テレマーケターがの仕上がっていった先にあった大企業の巨大な陰謀に反旗を翻す。
みたいな事ですが、全然コメディであり、なかなかにぶっ飛んでおり、ブラックジョークが過ぎ
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ルーム(2015年製作の映画)

3.0

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何者かに監禁されている母と息子。
外の世界を知らない息子にとっては天窓から見える空もテレビの中もぜんぶニセモノ。
母親が決死の覚悟で息子を使って脱出を試みるのに、たった5歳のジャックは「やだ、こわい、
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我々の父親(2022年製作の映画)

4.0

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不妊治療に訪れた女性に自分の精液を偽って提供し続けた権威ある医師のドキュメンタリー。
ただひたすら吐き気がするほど気持ち悪い。
何より目的がはっきりしていなく、有罪にはなっていても、実刑にはなっていな
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バブル(2022年製作の映画)

1.5

虚淵脚本に期待しすぎました。
ねえさんくらいしか虚淵さんのにおいを感じません。
アップの作画異常にきれい。
くちびるの色彩に本気を感じる。
パルクールのカメラワークかっこいい。
ウタの衣装かわいいし、
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

2.5

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80〜90年代のサブカル大好きおじさんホイホイな映画。
古き良きゲーム、映画の要素がたんまり。
アニメはアキラとガンダムくらいかな?
もっとあってもよかったのになぁ。
ジャパニーズカルチャーがたくさん
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

5.0

キャッチーなポスターに惹かれて見てみたら猛烈に当たり映画だった。
フェミニズムを正面から主張せず、ポップにシニカルに描く姿勢は、ニコニコ笑いながらナイフ持ち出すキャシーそのもの。

キャシーの七変化す
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観相師 かんそうし(2013年製作の映画)

2.5

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顔でその人の運命を言い当ててしまう観相師という人を演じるソンガンホがとにかくすごかった。
イジョンソク目当てで見ましたが、あんまりイジョンソクかっこよくなくかなり悲惨な運命なので、途中からは期待せず見
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.5

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ヒトラーが現代にタイムスリップしてコメディアンに!?
なノリのコメディかと思いきや、途中からモヤモヤ違和感を覚え始め、最後は完全に背筋がゾッとするとんでもない映画だった。
まず序盤に、通行人とかのシー
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インターンシップ(2013年製作の映画)

2.5

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2013年に今と同じようなことを言ってるGoogle社はやはりすごいなと感心してしまう…
でもこんな上手い話はなかろうに。
エンドロールのクレジットが、さまざまなGoogleサービスのデザインで出てく
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

とんでもなく美しいティモシーシャラメを味わうための映画。

スタートアップ!(2019年製作の映画)

2.5

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マドンソクがへんなヅラでチャジャンミョンを作り、TWICEを踊り、目を開けて寝る。
なんとまぁかわいらしい生き物なんでしょう。
バキバキのヤクザなのに料理人に擬態してたマドンソクに出会った、母親に反抗
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

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ちっちゃい頃おうちに居場所がないと思って、外の世界に救いを求めるのはよくある事なんでしょうが、簡単に不良たちにたどり着けてしまうアメリカ社会こわい。
でもこの映画に出てくるサンバーンと呼ばれた子はきっ
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.0

余命系の中では結構尖ってる作品な気がして、良かったです。
肺ガンで余命宣告された大学教授が、はちゃめちゃな授業やってみたり、大麻吸ってみたり、お酒を飲んでワンナイトしてみたり、嫁から不倫を告白されて復
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ユ・ヨルの音楽アルバム(2019年製作の映画)

4.5

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チョンヘインとキムゴウン最高のカップルだった。
1994年から2005年までかけてすれ違いながら運命的に再会し続ける2人が尊い。
携帯もない不便な時代だからこそ起きるすれ違いとロマンチックな再会が素晴
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息もできない(2008年製作の映画)

3.0

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虐待されて育ったヤクザと、同じく虐待されて育つJK。
ヤクザはとにかく暴力でしか生きていけないけど、JKと出会って変わっていく。
奇妙な友情。
ヤクザがJKの膝を借りて、2人で泣くシーンがめちゃくちゃ
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.5

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話題の漫画からですが、とてもよかった。
美しすぎるカーレヘーデブラント、そして吸血鬼のエリ。
恋と呼ぶにも早すぎる感情がせつなくてリアル。
雪深い国で流れる鮮血が美しい。
カーレヘーデブラントが美しす
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.0

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サリンジャーに共感できた思い出はないけど、こんなに孤独な人だったんだな、と少しまた興味を持つきっかけになった。
はじめは作家を目指すある意味平凡な青年だったと思うけど、晩年に向けてある意味こじらせた作
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夜叉 容赦なき工作戦(2022年製作の映画)

1.5

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んー、中途半端なかんじ。
スパイ、諜報員などテーマはおもしろいのに。
やはり超えられない言葉の壁がすごい。
カタコトの日本語で決めセリフは弱すぎる。
あとモブは躊躇なく撃つのに、大物はなかなか撃たない
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目指せメタルロード(2022年製作の映画)

4.0

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ダサめで隠キャな2人が集まってメタルバンドを組みコンテストに出るためにベースを探す。
メタルの中でもデス寄りな趣味のハンターの言動はまさに厨二病で、やっぱりメタルってそういうものとして見られるのなぁ…
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.5

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2011年にノルウェーで起きた銃乱射事件、72分間襲撃が続いたことから、映画も72分間ノーカットでカメラが逃げる生徒たちを追い続ける。
ドキュメンタリーとフィクションの間みたいなカメラワーク。
とんで
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