私の映画さんの映画レビュー・感想・評価

私の映画

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PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

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かまちょおじのお話。自らの不幸な境遇に酔いそれによって他人から同情され、親切にされることに快感を得る。誰しもが少なからず不幸なことがあったとき、可哀想がられたいというか、周りから心配してもらって優しい>>続きを読む

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.6

ずっと観たかった映画。無機質なコンクリートの床にチョークで線を引いただけの空間で物語が展開されていくという表現の仕方が新鮮で、これまでにない映画体験だった。ニコール・キッドマンのささやくようなか細い声>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.0

物騒だけどこれは主人公に共感せざるを得なかった。◯してしまえばいいそんなクソ男。人の気持ちを弄びやがって。こういう描写を見るたびに男は出すだけで何の不安もないから楽で良いですねと思う。同時に性に対して>>続きを読む

マルチプル・マニアックス(1970年製作の映画)

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見世物小屋、ホラーという言葉に惹かれて観てみたら想像以上に狂ってて不快だった…この映画がモノクロでよかった。色があったら多分耐えられなかった。最後ディヴァインの口の端から漏れてた液体が1番気持ち悪かっ>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.0

ペニー・ワイズとの闘いよりもルーザーズの友情というか友情よりも深い人間愛の方に目がいってしまって最後のスタンリーの手紙のシーンで涙が止まらなかった。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.2

とても完成度の高いジュブナイルホラー。ひとりひとりの子の人物像や背景が丁寧に描かれていて、いじめっ子(と呼ぶのは生ぬるい連中)とペニー・ワイズという強敵に友情を武器に力を合わせて恐怖という感情に打ち勝>>続きを読む

ハロウィン(1978年製作の映画)

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ようやくオリジナルであるジョン・カーペンター版のハロウィンを観ることができた。ローリーの処女性というか高潔さとベビーシッターとしてふたりのこどもを守り抜こうとする母性がよかった。ローリーの友達が恋人を>>続きを読む

悪魔のいけにえ/レジェンド・オブ・レザーフェイス(1995年製作の映画)

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これは…ホラーというよりコメディだった。そこは笑うところなのか?というシーンが多かった。レザーフェイスが兄弟にいじめられて泣いていたり女装していたりコミカルだった。マシュー・マコノヒーがかっこいい。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.5

数々のホラー映画の基盤となった偉大な映画。はじめて観たときはレザーフェイス初登場時に若者の一人の頭を叩きつけ彼の足が痙攣してるシーンが恐ろしすぎてトラウマだった。その後鉄の扉がバンっと閉まるシーンも衝>>続きを読む

飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲(2013年製作の映画)

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あまり期待していなかったけど面白かった。まさかレザーフェイスを応援してしまう気持ちになるとは思わなかった。いとこの彼女に対しては優しい怪物のようでレザーフェイス可愛かった。

食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

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相当な覚悟を持って観ました。動物が殺されるシーンは本物だと聞いていたので早送りしてしまった。気持ちの悪いシーンに目が行きがちだけど、風刺のこもったストーリーは見応えがある。ただ本当に胸糞悪い。グロいシ>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

以前から気になって仕方のなかった映画。実際に鑑賞するまでモキュメンタリー形式とは知らなかった。アジア版のエクソシストみたいな印象だったが、終盤にかけて地獄絵図で映像もモキュメンタリー形式だからか生々し>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.0

大好きなデヴィット・リンチの悪夢をうんとポップにしたような作品。夢なのか現実なのか何なのかよくわからないような浮遊感。音楽もよかったし、ところどころに映る古典映画やファミコンの頃のマリオ、古いポスター>>続きを読む

スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

4.0

想像してた倍面白かった。あまり怖くはないけれど王道のジュブナイルホラーとして完成度が高い。アメリカのハロウィンの雰囲気はやっぱり好きだし、朽ちたお屋敷とかヒロインの女の子の部屋のインテリアとか美術も良>>続きを読む

愛のように感じた(2013年製作の映画)

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フランス映画のような雰囲気の映画。
"愛のように感じた"
邦題とても良い

少女少年の細くしなやかな体つきや美しい肌、あどけない顔立ち、何の混じり気のないストレートな恋愛
潮風、砂浜を裸足で歩く感触、
>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

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この映画を観て暫く経つけど、"普通"の枠からいつのまにやら大きく道を踏み外してしまったひとたちの人生について考える。わたしも普通から道を踏み外した側の人間なので、世の中の求める模範的な人生(結婚や子育>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.2

とても面白かった。ケイト・ブランシェットのメンズライクなファッションとか堂々とした立ち振る舞いとか本当に素敵だった。講義のシーンとかもカリスマ性みたいなのを感じて圧倒。ピアノを弾く前にジャケットを脱ぐ>>続きを読む

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