ねんまにさんの映画レビュー・感想・評価

ねんまに

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ドラミちゃん アララ・少年山賊団(1991年製作の映画)

3.2

ドラミちゃんの有能さが光る作品。しかし冷静に考えたらセワシくんは全てを先祖のせいにするクズだな

ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ(1981年製作の映画)

3.2

昔のドラえもんかわいい。タイトルの伏線回収具合が秀逸で40分できれいにまとめているのは地味にすごいと思った。いやー、いいですねドラえもん

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

2.8

キャラクター、セリフ、展開、演出、全てが寒い。なぜこんなに寒いのかと言うと、その全てが物語側の都合によるものでしかないからです。ストーリーを決まった位置まで進めるために起きる出来事、さあここで泣いてく>>続きを読む

マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

3.7

何一つ何も考えなくても見れるという、まさにこういうのもいいよねという映画です。シナリオは完全にご都合主義以外の何物でもなく真面目に見たら突っ込みどころしかないんだけど、別にこの映画に対して意表を突く展>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

家族というシステムへの問題提起が〜、とか、本当の愛とは〜、みたいなことを色々としたり顔で言うことはできますがその辺は何を言っても野暮なので、とりあえず面白かった。役者の表情の演技だけで長い尺を繋ぐ間の>>続きを読む

きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.6

インド映画が見たくて見たのですが、ダンスシーンがほとんどなくて思ってたのと違いました。インド映画でも踊らないやつがあるのですね。落ちこぼれでも強く生きよう的な話なんですが、そもそもが世界有数のエリート>>続きを読む

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.7

序盤はわりと説明不足というか色々テンポよく描かれすぎるのでちょっとついていけずでしたが、まあ話自体はシンプルなのでなんとでもなりました。一方でラストの展開はちょっと凝ってて結構良かった

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.3

バルダーズゲート3プレイのテンションを高めるために視聴。言うほどダンジョンズ&ドラゴンズの世界観は分かりませんでした…。脚本がちょっと雑で、悪役たちの行動にもツッコミどころが多かった。ドルイドのクラス>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.3

なんかちょっと意味がわからないくらい非常に完成度が高い。横溝正史的な世界観で進む山深い閉ざされた村の雰囲気もドキドキしたし、徐々に明かされていく水木やゲゲ郎の過去も、見せ方がうまかったからすんなり感情>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.3

まあ皆さん言ってる通り映画でやるほどの内容ではないですが、それはまあそれとして、単純に脚本が微妙だったかな。あとは呪いの効果の演出がチープでギャグっぽくなってしまってました

RRR(2022年製作の映画)

4.5

いやー、相変わらずインド映画は気持ちがいい。思わず突っ込みたくなる狂ったアクションもバーフバリ以上に盛りだくさんで素晴らしかったです。ストーリーはベタだけど、見てる人が期待してる通りの展開でこれも気持>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.7

世間の評判がすごく高かったので期待していたのですが、ちょっとハードルを上げすぎたかもしれない。そもそも原作に対しても同じような気持ちだったのを思い出したのですが、結局あのヤンキーの文法みたいなのが気に>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.3

お手本のように素晴らしくよく出来たゲームの映画化。操作したくなるようなマリオを意識したカメラワークは言うまでもなく、最初からスーパーヒーローではないマリオという描き方も良かった。素晴らしいクオリティコ>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

前半はスキルダウンロードのシステムにワクワクして、もっといろんなバトルを見せてくれ!と思ってたんですが、後半からそういう感じではなくなってわりと哲学的な語りが増えてしまったために、ギャグバトル映画だと>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.2

子供の頃何度も見たはずなのですが完全に記憶が抹消されていたため新鮮な気持ちで見れました。モーションの迫力と気持ち良さ、そして細かい演出の数々は、現代の基準から見ても凄まじいクオリティの高さだと思います>>続きを読む

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.2

最近のアベンジャーズにはがっかりしていたけど、アントマンはキャラが好きだから楽しめるはず!と思っていたのですが、まあつまらなかった。キャラクター性がほとんど出ることなくただただどうでもいい戦いが繰り広>>続きを読む

ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

3.0

皆さん言ってるようにCGのレベルは低い。モデリングもだけどモーションが特にひどいです。シナリオもチープでどうでもいい話ではある。でも、まさか令和の世にキャッツアイが復活してルパンと共闘するとは思わなか>>続きを読む

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

3.5

若者たちの熱量が凄まじくて羨ましくなった。そして才能のある人たちは当時からやはりすごいのだな。漫画のアオイホノオとセットで見るとより楽しめます

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

3.9

もう清々しいまでにアホらしかった。前作はもう少し真面目な作りだった気がするけど、一気にリミッターを解除してきた感じ。もうこの有無を言わせないパワーは本当に見習っていかないといけないと思った

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.6

細けえこたぁいいんだよ、を地で行く圧倒的な描画力。絵力と音楽とダンスがあれば、すべてのことは些細な問題となるのです。こんなところで終わるんかい、って展開なので2とセットの作品ですね。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

現実の出来事を脚本に反映できる懐の深さに驚く。しかし本編自体は個人的にはうーん、という感じ。なんというか戦いのスケールが小さく、最初から話し合えばよかったのでは?となった

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.6

突っ込みどころ満載の脚本と滑りまくりのギャグ、見どころの少ないアクションと、全体的につらい内容。ハンマーの破片アクションは新たな表現として良さそうだったのに、なぜかほとんど活用されることもなく…。とに>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.8

細かいことを言い出すと結構色々ひどいのですが、俺たちはこれがやりたいんだ!80年代最高!!という雰囲気がまあ、よかった…のかな…??

トップガン(1986年製作の映画)

3.3

もういかにもな80年代のハリウッド映画で、ロックンロール、女、飛行機、友情パワーって感じがすごかったです。ストーリーもあってないようなものだったし、空中戦の迫力がさすがにちゃちなので今見るのはしんどい>>続きを読む

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.6

細かいところでツッコミどころはあるものの、概ねキレイにまとまっていた。80年代ラブコメかのようなキャラクターのリアクションはちょっとつらかったですが…。モビルスーツのバトルはそこまで迫力はなく、モーシ>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

庵野秀明的解釈を通した初代ウルトラマン。レトロな特撮感と、現代的な人間ドラマをうまいバランスで融合してメリハリのある絵になっています。ウルトラマン初登場時の表面がてらてらした怪しさと、エヴァ初号機のよ>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.5

冒頭から凄まじい映像の連続に圧倒される。展開も、ヴィランがまさかのキャラクターだし、新ヒーローも登場して今後がまたまた楽しみになってきました。やっぱりMCUは面白い

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.3

基本的にはコメディであり、いくらなんでもきっとうまくいきすぎでしょ〜と言いたくなるご都合主義満載のシナリオなのですが、インド映画特有のテンションで押し切られてそんな細かいことはどうでもよくなり、明るい>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.3

長い間見なきゃいけないと思っていたものをようやく見れた。出来すぎた話ではあるけどそれが気持ちよく、素直に面白かった。テンポの良さも、約30年前の作品と考えると素晴らしい。

アクアマン(2018年製作の映画)

3.9

アクションが意外とクオリティが高くてよかった。ただ、幅は広くないので後半はちょっと単調だったかも。アトランティスの都市造形やその民たちのデザインは素晴らしかった。世界をきっちり描けていました。反面、シ>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.7

言われてるほどひどくなかった代わりに、ツッコミどころもそんなに多くなく、ただただ普通に面白くなかった。頑張って勉強しても成績が上がらない凡人かのような。
タイトルから想像するような、怪獣の死体相手に奮
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.2

テンポの良いカットと絶妙なカメラワークが、息つく暇を与えない緊迫感を最初から最後まで持続させています。実際に起きた凄惨な事件をエンタメ作品とするのはどうなんだという気持ちもありますが、この映画がなけれ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

韓国における格差社会をコミカルかつシニカルに描く作品。まあわりとベタな話ではあるのですが、それを半地下というエッセンスでうまく演出している。あえて長尺で回す一見何気ないシーンなど、韓国映画だからなのか>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.1

途中まではわりと退屈でしたが、中盤以降の怒涛の展開は常に緊張感溢れるシーンの連続でした。まあネタ自体はなんとなく勢いで押し切られたのとご都合主義なところも多いのですが、そういう細かいことは抜きにして面>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.9

面白いとは思うのですが、トム・ホランドスパイダーマンに求めてた方向とは違った。3部作はこれまでも、3作目でどうしても重くシリアスな方向に話を持って行かざるを得ず、結果微妙な印象があったので、最後までス>>続きを読む

エターナルズ(2021年製作の映画)

4.0

アベンジャーズシリーズの根源的な話なのかと思ったら、意外とそんな感じではなかったです。面白いのは間違いないのですが、脚本は色々雑だったかなという印象。もう少し面白く見せたり、ツッコミどころを減らすこと>>続きを読む