今見ても正当な評価は難しい映画かもしれませんが…。
とりあえず、当時の人たちの宇宙に対する畏れと好奇心が伝わってきて興味深かった。途中のコンピューターの反乱は宇宙は関係無い気がしたが、それも含めてのS>>続きを読む
分かりやすく痛快な筋書きですが、これが現実というのが面白い。パイロットという仕事は大変ですね。
あと、構成が非常によい
色んな要素がごちゃ混ぜになった本編のパラレルシナリオ。昔のアニメの劇場版にはこういうの多かったよねー、と懐かしい気持ちに…。
ミュージカルシーンはさすがの一言。特に導入部分は圧巻で、否が応でも引き込まれることになる。ただ物語の本筋はかなり王道なので、全体的な評価は控えめ。
これはもう、こんな壮絶な人生を送った人をテーマに選べた時点で勝ちですね。映画としては、そもそもナッシュがどんな理論を提唱したのかという点をあっさり流しすぎたせいで、凄みが伝わってこなかったことが残念。
プロゲーマーの抱える葛藤や矛盾を描きたかったというのは分かるのだが、他の方が言うほど一貫したテーマ性が伝わってこず、撮り高に対する編集の限界を感じた。
まあ格ゲー界を全然知らない視点で見たら新鮮でより>>続きを読む
女性の視点で描かれる敗戦直後の日本は新鮮で、米軍支配下の当時の風俗が生々しく描かれている。
1トンの不発弾に守られた廃墟ビルに出来るはずのないパラダイスを作ることを夢見る幼さと、ヤクザにも屈さず仁義>>続きを読む
70年代は本当にこんな手法でビルを建ててたのだろうか…。というカルチャーショックを受ける作品。
命綱という仕組みがないため、ワンミスで人が死ぬ危険な現場で、サラリーマン金太郎的な世界観(なんか結局暴力>>続きを読む
一瞬、社会派的な要素をゴジラに持ち込んだのかと思いきや、特にそれは関係なくクリーチャーとしてのゴジラの造形のカッコよさとドンパチを楽しむ分かりやすいエンタメでした。その割りきりがよい。
宮崎駿らしい説教臭さやコンプレックスの発露のようなどろどろした感じが悪い意味でなくなってしまって、変に素直な映画になってしまっている気がした。面白いが、宮崎駿でなくてもよいのでは。
恋愛要素も本当に>>続きを読む
映像はすごかったが…。緊迫カットシーン集という印象で話に筋の通ったまとまりがなく、映画としては微妙な気持ちに…。
大衆向けに寄せすぎて、謎の恋愛要素やチューリングの悲哀に重きが置かれ過ぎていた。
そのせいでエニグマや暗号解読の説明が薄く、その点での感情移入がしにくかった。いやまあ、そこをくどくどと説明しすぎても冗>>続きを読む
平和な江戸時代には、武士が台所役を勤めていたということが知れたのはよかった。が、料理にはほとんど焦点が当てられず、侍と台所役の狭間での葛藤が中心に。主人公の味覚や料理の腕も断片的にしか生かされず、タイ>>続きを読む
現代的な厭世感を床屋という象徴的な職業に見いだした佳作。白黒の画面はさほど効果的とは言えないが、ラストシーンが映えたのは良かった。
シナリオの大筋は下らないが、小ネタとして使われる狂ってる感の演出は秀逸。
ゲームのプロモーションで作られた映画としては破格の出来。本編へのキレイな繋ぎかたが素晴らしい。
探していたもの自体には何の意味もなく、しかしその過程で少年は成長していくという青い鳥的なストーリー。その意味では凡庸なお話なのかもしれませんが、自閉症ゆえの執着心と臆病さがあるからこそ成立する物語は、>>続きを読む
もうすべてわかってた話なので、分かってることだけをやってほしかった。この期に及んで犬コロとか出てこなくていいのでは…。
ラストバトル二本立てはよかった。エピソード4以降に繋げる流れも諸々きれいにできてまあよかったんじゃないでしょうか。ただ、それ以上でもそれ以下でもないという印象。
シナリオ自体は使い古されたテーマの焼き直しで見るべきところはないが、それを女優の演技力と演出でうまく乗りきってる。
ラストのフィルムの演出が、内包するテーマ全てへの回答となっていて素晴らしい。
ヨーダのバトルシーンだけのために退屈なストーリーを延々と見せられる。パドメがアナキンに惚れる説得力がなさすぎでした。オビワンのしょぼさも際立つ。
無駄なくテンポの早い展開と、切れのいいアクションが見ていて飽きない。僕がスターウォーズに求めていたのは、こういう薄っぺらさなのです!
期待しすぎてたのかなー?帝国の逆襲というわりには、個人対個人のスケールの小さな話に焦点が当てられてしまって、結局戦争はどうなってんの?という状態に。ストーリーとしても盛り上がる箇所が少なく、退屈な展開>>続きを読む
ようやく見ました。細かい粗はあるものの、テンポがよいから飽きずに見れる。でも神格化される意味はこのエピソードだけでは分からなかった
色々と突っ込みどころは多く、緊張感を欠く箇所もあるものの、じわじわとくるスリルはやはりヒッチコックだ!
戦争ものかな?と思ったけど、実際にはエロゲーのような話だった。登場人物が満遍なく狂っていて良い。あと邦題のセンスが素晴らしい。異常な夜に参加したのは奴隷を除く白人だけ、ということが皮肉だ。
色々突っ込みどころはあるけど、背景が美しいのでよかった。冥王星にはいきたくないなあ。
ファン向け作品。ボンジャックの生挑戦でのハプニングがまさかの伏線。でもまあ、繋がりはそこだけで、関係のない映像が交互に流れるという謎の作品になってしまっている。