木野エルゴさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ビバリウム(2019年製作の映画)

1.3

小学校の教員ジェマと庭師のトムは、二人で暮らす家を探してとある不動産屋に足を踏み入れる。そこにいたのはどこか不気味な雰囲気を醸し出しているマーティンという名の営業マン。二人は半ば強引に「ヨンダー」と呼>>続きを読む

スクリーム(2022年製作の映画)

2.6

実家を出てひとり暮らしているサムには、映画「STAB」の元ネタとなった連続殺人の犯人ビリー・ルーミスの実の娘であるという秘密があった。
ある日、父親違いの妹タラが死神のマスクを被った人物に襲われ重傷を
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.2

ティ・チャラ亡き後、王と守護者を同時に失ったワカンダ王国。ラモンダ女王が後任として即位するも、ヴィヴラニウムの存在が明かされた今、国力が低下したことにより諸外国からの圧力は増すばかり。さらに、ラモンダ>>続きを読む

フォーリング・フォー・クリスマス(2022年製作の映画)

2.1

巨大ホテルのオーナーのひとり娘・シエナはとあることから記憶を失ってしまう。どこにも行く当てがないシエナは、助けてくれたロッジのオーナー・ジェイクの元で生活することに。ジェイクやジェイクの家族と絆が生ま>>続きを読む

ナショナル・シアター・ライブ 2022 ストレイト・ライン・クレイジー(2022年製作の映画)

3.2

NYの都市計画に生涯を費やした都市計画者ロバート・モーゼス。30年の間を隔てたふたつの期間に焦点を絞り、モーゼスの栄枯盛衰を描く。



前回見たレイフ・ファインズのNTL作品は「アントニーとクレオパ
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ハリガン氏の電話(2022年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

早くに母親を亡くした少年クレイグ。彼が教会で聖書を朗読しているところを目にした大富豪のハリガンは、クレイグに本の読み聞かせを依頼する。それから何年か経ち、クレイグは成長し高校に進学する。読み聞かせはず>>続きを読む

ブロンド(2022年製作の映画)

1.0

アンドリュー・ドミニクが見たかったマリリン・モンローの伝記映画という感じ。

ちょっとおバカで、ファザコンで、情緒不安定で、物分かりがいい、男にとって都合の良いセクシーなブロンド美女。

この作品見た
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彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

3.1

マチュー・アマルリック監督の舞台挨拶込みで鑑賞。

スケッチブックみたいに色んなシーンを時系列無視で組み合わせる作り方と、ジェットコースターのように乱高下するキャラクターたちの感情の動きが実にフランス
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

ファンションデザイナー志望のエロイーズ、通称エリーはコーンウォールの田舎町からロンドンのファッションカレッジに進学する。しかし学園生活はあまり上手くいかず、入った女子寮を出てコリンズという女性がオーナ>>続きを読む

ナショナル・シアター・ライブ「プライマ・フェイシィ」(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

おそらく、今後上映される可能性が少なく、配信になることもないだろうからネタバレありで考えたことをまとめていく。


労働者階級育ちのテッサは優秀な成績で大学とロースクールを卒業し、法廷弁護人として負け
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

1.7

顔が広い音楽業界人のクック(マイケル・ファスベンダー)、クックと過去に付き合っていたフェイ(ルーニ・マーラ)、現在フェイと付き合っているBV(ライアン・ゴズリング)、クックに見染められたウェイトレスの>>続きを読む

マペットのクリスマス・キャロル(1992年製作の映画)

3.4

偏屈で頑固者、ドケチで人付き合いを極端に嫌い、誰からも嫌悪される老人イヴニーザー・スクルージ(マイケル・ケイン)
クリスマスイヴの日、唯一の肉親である甥フレッド(スティーヴン・マッキントッシュ)のクリ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

夫の仕事の都合で移り住んだ街「エンパイア」夫が亡くなり、ひとりで住んでいたファーン(フランシス・マクドーマンド)だったが、街を支えていた企業が倒産し、街も閉鎖されてしまった。姉からの同居の誘いを断り、>>続きを読む

マーベル・ワンショット:王は俺だ(2014年製作の映画)

1.9

マンダリンことトレバー(ベン・キングスレー)が脱獄してテンリングスの下に行くまでの話。トレバーの生い立ちから役者人生で何をしていたかの説明。「アイアンマン3」から「シャン・チー」への繋ぎ。

個人的に
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マーベル・ワンショット:アイテム47(2012年製作の映画)

1.5

時系列で見るMCU。

本編を見たのが随分前だったからシットウィルって誰だっけ…?ってなってた。

マーベル・ワンショット:相談役(2011年製作の映画)

2.1

「インクレディブル・ハルク」のラストシーンに繋がるショートストーリー。破壊的交渉人・スタークの有効活用。

ところでスタークの吹替がこの時点で森川さんになってた。個人的にはテレビ放送版の池田秀一さんの
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

2.4

時系列に見ていくMCU。

エドワード・ノートンのハルク。CG技術の問題もあるけど、派手さは全体的に控えめ。個人的に今の映像作品はごちゃごちゃしすぎてると思っているので、これぐらいが丁度いい。ただハル
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.3

カンザス・イブニング・サンの日曜日版別冊であるフレンチ・ディスパッチ ザ・リバティの編集長アーサー・ハウイッツァー(ビル・マーレイ)が自身の仕事場で心臓発作により急死した。彼の遺言により、フレンチ・デ>>続きを読む

マーベル・ワンショット:エージェント・カーター(2013年製作の映画)

1.9

キャップが海ポチャしてからペギーがシールズに入るまでを描いたショートムービー。

偏見のせいで有能な部下を使いこなせないボンクラ上司にさよならバイバイ。今回は知人(ハワード)に引き抜かれた形になったけ
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GO!GO!ガジェット(1999年製作の映画)

2.1

警備員のジョン・ブラウン(マシュー・ブロデリック)は警察官になろうと試験を受けるものの毎回不合格。憧れのブレンダ博士(ジョエリー・フィッシャー)とお近づきになりたくても声を掛けるだけで精一杯。しかしあ>>続きを読む

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

食糧不足に端を発した遺伝子組み換え作物の普及。その影響で多生児が爆発的に増加し、人類は再び食糧不足の危機に面していた。そこで政府は、2人以上の子どもを出産した場合、1人を残して他の子どもを冷凍睡眠させ>>続きを読む

ネゴシエーター(1997年製作の映画)

2.1

交渉人スコット(エディ・マーフィー)は宝石強盗犯コーダ(マイケル・ウィンコット)に古い同僚を殺されてしまう。しかし捜査からは外され、いつも通り宝石強盗犯との交渉に向かうことに。そこで人質を取って立て篭>>続きを読む

ヒッチャー95(1995年製作の映画)

1.2

ある程度成功した若い経営者が復讐されるサスペンス映画。「ヒッチャー」という映画の続編らしいけど、その作品は見たことがない。

そこまで酷くはないけど、良くもない。なんかごちゃごちゃした作品。主人公が短
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金城武の ピックアップ・アーティスト(1996年製作の映画)

1.1

出演者に興味がなければ見る価値ないかな。

金城武は可愛かった。

ところでこの監督、(一応)アイドル映画をよく撮ってた人みたい。ビビアン・スーの映画とか撮った人だった。

ズーランダー NO.2(2016年製作の映画)

1.5

セレブの悪ふざけムービー。
音楽・ファッション業界の有名どころがめっちゃ出てる。これ全員ギャラ払ってんのかなってところが気になった。

キャストがセレブじゃなくても面白いかと言われたら全然なので、キャ
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

2.7

ジェームズ・ボンドが007として初めての任務を遂行する物語。

ダニエル・クレイグのファーストボンド。なりたて007ということで、プロフェッショナルとは遠いラフなスタイル。回を追うごとに洗練されていく
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

死刑廃止論者であり、過去に元教え子からレイプの告発を受けた元大学教授のデビッド・ゲイル。彼は同じく死刑廃止論者のコンスタンスをレイプし殺害した容疑で死刑を言い渡される。ゲイルは死刑執行前に雑誌記者のビ>>続きを読む

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.0

ある決意のために警察官となり、悪習に染まらず自身の正義を貫くエリート、エド(ガイ・ピアース)
幼少時代の出来事が元で女性に手を挙げる男を激しく憎悪する直情型の刑事、バド(ラッセル・クロウ)
テレビドラ
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

2.1

やたらフィジカルと名刺と音楽の蘊蓄にこだわる主人公パトリック・ベイトマン。これらは全て「他人からどう見られるか」に繋がるものであり、自分の意志とは無関係なものである。つまり「中身がない」。一方的にライ>>続きを読む

傷だらけの男たち(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

恋人が自殺し、自暴自棄になって警察を辞めたボン(金城武)。3年後、アルコール依存に陥りながら私立探偵をしていたボンのもとに、元上司ヘイ(トニー・レオン)の妻スクツァン(シュー・ジンレイ)から、自分の父>>続きを読む

13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ(1989年製作の映画)

1.0

なんかよく分からん理由で蘇ったジェイソンが偶然見つけた昔馴染みを追いかける映画。

興行収入が不発だったらしい。正直「そらそやろ」と言わざるを得ない出来。映像・小道具・背景・役者・ストーリー・アクショ
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スクリーム(1996年製作の映画)

2.2

この頃のスラッシャー映画ってコメディテイストだよね。あっさり死ぬ被害者たちと、血だらけになってもなかなか死なない犯人。やたら強い女の子主人公。ドリュー・バリモアの立ち位置が面白かったけど、あとはお決ま>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇(1992年製作の映画)

2.5

これって3作目だったんだ知らずに見てた。リンチェイが若くてキレッキレ。

時代は清朝末期の転換期。だからロシア人スパイや李鴻章暗殺の話題が絡んでくる。思ったほどシリアスさはなく、コメディ色強め。程よく
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