ネジさんの映画レビュー・感想・評価

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ローン・レンジャー(2013年製作の映画)

3.1

全体的に鈍臭いといいますか、とにかく物語の展開が遅く感じました。この物語の分量であれば、2時間以内におさめられそうな感じですが2時間半ほどもありますし、興味を引かれるシーンがあってもその後の展開だ遅す>>続きを読む

ベルリンファイル(2013年製作の映画)

3.1

全体的に豪華だけれども既視感が漂う、いつも通りのスパイアクションといった感じだった。冒頭部分では各国のスパイが入り乱れすぎてキャラクターを理解するのがやっとでしたし、物語が進むにつれて主要人物が絞られ>>続きを読む

真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.9

面白い。まず撮影が大変良い。冒頭のPOV視点での雪の塩梅や水中撮影の美しさ。ドラマパートも窓の反射を効果的に使い観客の想像を上手くくすぐるような映像など非常に多彩で良い。選択と結果をめぐる物語や、TV>>続きを読む

はじまりのみち(2013年製作の映画)

3.7

とても良い映画だったという印象を受けました。
物語も演出もとてもシンプルで、上映時間も短くおそらく予算もそんなにはかかってないとは思うけど登場人物に魅力があればこんなにも面白く映画がみられるんだなぁと
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藁の楯(2013年製作の映画)

3.9

冒頭の早い段階から「善悪の価値観」を軸にして物語が進み、前半では、トラックの爆発横転、列車内での銃撃戦などの外的なダイナミズムでテンションをあげつつ、後半にいくにつれ感情表現中心の内的なダイナミズムが>>続きを読む

アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.7

冒頭から一気に引き込まれラストまで全く退屈せずに楽しめた。トニー・スタークの今までの自己の喪失と新たな自己の獲得を、アイアンマンスーツの破壊と創造に合わせて、じめじめすることなく、上映時間130分にき>>続きを読む

愛、アムール(2012年製作の映画)

3.9

面白い。特に主演の二人が素晴らしい。表情そのものに科白と感情が宿っているような演技で目をみはるものがあった。その他だと全体に強調されている息使いの描写や演出などはシンプルでとても洗礼された使い方だと思>>続きを読む

ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

2.5

個人的に気になった部分は、物語の軸になっている息子のジャックが息子である必要性をあまり感じなかった部分。物語の中盤でジョンマクレーンの息子に対する思いを聞くシーンや、コマロフの娘との対比などもあったけ>>続きを読む

アウトロー(2012年製作の映画)

3.0

悪くはないけど少し退屈な映画だった。冒頭の犯人の狙撃シーンでは「お、これはなんだか面白そうだぞ」と期待に胸を膨らませて見始めましたが、だんだん映画全体が間延びしていくような感触で、この物語にこの尺は長>>続きを読む

LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

3.4

タイムトラベル映画としてはイマイチだけどドラマとしては面白い。特に自分自身との対決が文字通り、それもダイレクトなアクション描写では無く精神的な葛藤での対決が繰り広げられる部分が良いと思った。ヤングジョ>>続きを読む

ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

3.8

ロードオブザリングはコンピューターグラフィックやロケーション、美術を駆使して映像で中つ国を表現したことが、個人的には一番の魅力だと思うのですが、今回の映画は良い意味でスケール感がコンパクトになっている>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.0

冒頭のチェイスシーンからの流れるようにタイトルバックに移行する演出が超かっこよくて個人的にはダニエルクレイブ版の007の中では一番好き。タイトルバックの内容もストーリーを暗示させるようなグラフィック、>>続きを読む

ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

3.9

全体的にディテールが甘い部分が気になったけど前提的には凄く良かった。
ディテールが甘い部分で言えば、例えば終盤に主人公の永山駒斗さんが田畑智子さんの家を訪れるシーンにドアにスプレーで落書きされていたり
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のぼうの城(2012年製作の映画)

3.4

冒頭で「この映画は史実を元にしていますが基本的にはかなり盛っていますと」いう映画全体の雰囲気がしっかりと観客に伝わる構成でなのは好感度高く、アクションシーンはちょっとしょぼい感じもあるけど全体的には十>>続きを読む

危険なメソッド(2011年製作の映画)

3.0

クローネンバーグ監督は好きだけれども今作はただ単にテンポが遅い薄味の映画という印象だった。

クローネンバーグ作品の個人的に魅力と思っていた部分は、例えば[ザ•フライ]の人間から蠅人間への変身だったり
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.9

アクションに異常特化してる映画でとても潔くて面白い。シンプルなストーリーで下手な監督が撮ってしまうと退屈しそうな作品だと思うけど、アクションの完成度や構築性、編集のテンポの良さ、随所に見られるかっこい>>続きを読む

ツナグ(2012年製作の映画)

2.5

個人的に一番気に食わない点は生と死を扱う映画なのに、死ぬ場面がどれも断片的にしか移さない点。死因などの説明はあるけれど死ぬ瞬間のシーンを表現せずに物語が進んでいくのはどうかと思った。そのシーンがないか>>続きを読む

アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.4

一番良かったところは、物語に進行に、常に緊張感と興味が持続していた点。前作は視覚的なバイオレンス描写のカタルシスで興味で物語に入り込みましたが、今回は視覚では無く聴覚(主に騙し合いや怒鳴り合いのセリフ>>続きを読む

新しい靴を買わなくちゃ(2012年製作の映画)

2.9

トレンディドラマ的なある種軽薄な世界観を煮詰めたような映画だった。
一番気になった部分は、パリが舞台の意味が分からなかった点。別に日本でも同じようなストーリーでいくらでも物語は構築できると思う。例えば
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