映画のリーフレットに映る手前の花がコスモスってことに観た後に気付いて心が揺れた。
役所広司、凄い、改めて。
この映画の中で役所広司がデスクライトに眼鏡で勉強している姿があって、少し前に観たパーフェ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
よしあきの人生の登場人物、それぞれが色々なことを抱えている。
登場人物Aは妊娠しても喜べなかった。どんな子になるかわからない不安、育てる不安、仕事を休むことへの不安。でも今はこの子が愛おしい。
登>>続きを読む
「悪いものが目に見えればいいのに」
共働き、専業主婦、シングルマザー。母親を経験している人は、3人のうち誰かに自分が重なるのかな。
“息子を殺してしまった母親”に自分が簡単になってしまう可能性が所>>続きを読む
冒頭、トイレで泣いていた男の子と母親とのシーン。私は平山を可哀想だと思った。でも男の子が去り際に手を振ってくれたのを見てふっと幸せそうに笑う平山。誰にどう思われても、何をされても、自分に向けられた小さ>>続きを読む
お米を買いに行く女、お米を研ぐ女、パックのご飯で済ませる女、作ってきたおにぎりを食べる女。お米でその人の生活とか性格とかがなんとなく見えてくる感じが面白かった。
4組の男女、場面がどんどん切り替わっ>>続きを読む
久々に傑作だと思った映画。
まず先に蒔田彩珠、すごすぎる。びっくり。ひかりの中学時代からどんどん変わっていく様がほんとに儚くて美しかった。どの演技もすごかったけど、親戚とのシーンは忘れられない。初め>>続きを読む
板チョコレートの溝は、誰かと分かち合うためにあるのかも(ほんとはチョコを早く均一に冷やすためにあるそうですが)
沖田監督の映画の優しさがとても好き。
ギョギョおじさんは不審者扱いだし逮捕されちゃうし、好きなものに夢中になることは良いことだけど、一歩間違えたら孤独になってしまうのかもしれない。
でもミー坊には>>続きを読む
「心の中で考えたことは誰にも奪えない」
という言葉が序盤に出てきたけど、
それが最後にしっかり回収されててとても良かった。
遺書を奪われても、記憶して想いを届けることができる。
遺書だけでなく、山本>>続きを読む
学生時代に好きだった、映画に興味を持つきっかけになった監督だからと期待して観に行ったけど、この作品をきっかけに嫌いになってしまった。私はもう岩井俊二監督好きとは言えない。ごめんなさい。なんか自分でもシ>>続きを読む
俺たちは2人だけで生きてるわけじゃないって話すところが好きだった。
自分の場合、結婚する前よりも結婚してからの方が自分の親を大切に想うことが本当に増えた。
自分が今後一緒に生きていくであろうパー>>続きを読む
「生きていれば良いことある」なんて言葉はよく聞くけど、死ぬことから逃れて生き延びてみたものの、生きづらいこの世の中で、仕事も家もなく家族や友達もいない。それでも生き延びる意味はあるのか。
自分がもし>>続きを読む
なぜ酷評なのかわからず普通に良かった
大学時代の感じを思い出したりもする
80歳になっても、1人で暮らしていても、
周りの人やモノに興味関心を失わず、
会いたい人に会いに行くワクワクを感じて、
好きな気持ちや感謝を伝えることを忘れず、
そんな風に生きていたいなぁ私も。
今>>続きを読む
ひさちゃんとたけちゃん。
相手の事情や感情を想像できて、お互いの父親のことを「かっこいいお父ちゃんやね」と言い合えて、優しくてたくましい。二人がそんな“良い子”に育ったのは、きっと良い家族がいたからだ>>続きを読む
映画を見てる最中ずっと心が動き続けてた。
最初から無意識に、この中のいったい誰が悪者?誰が怪物?という感覚で探りながら観ていたけど、中盤くらいで、誰も悪くないような、でも全員誰かには恐れられてるよう>>続きを読む
もちろん実際にはあり得ない話ではあるけど観ていて不思議と人の暮らしを俯瞰して観察してる気分になってしまった。
意思疎通の図れない子どもがたまにエイリアンみたいに思えたりすることって実際あったりするのか>>続きを読む