荒野さんの映画レビュー・感想・評価

荒野

荒野

Twitter : @eyoimork

★とコメントは割と適当なのであまりアテにしないでください。
★4は誰にでも大体普くおすすめできそうなやつ。
★4.5はそのなかでも個人的にかなり好きなやつ。
★5はそのなかでも人生に深い爪痕を残したやつ。

映画(506)
ドラマ(0)

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

残忍で間違った考え方はどうして発生してしまうのか?支持を集めてしまえるのか?その答えが詰まっている。勿論、それを相手に闘い続ける人々の信じられないような勇気も。

映画的な演出を加えず、全部ありのまま
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

あの!!!僕ポップカルチャーとか実際あんまよくわかんないんですけど!!!なのに死ぬほど楽しかったんですけど!!!気付いたら泣いてたんですけど!!!!!

かなり久しぶりにIMAX3Dで見たってのもある
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

4.0

新聞社関連の作品見てていつも思うけど、新聞記者は何故皆ここまでスタミナお化けなのか。でもまあ、そういう働きを自分もしたいんだなあということは強く実感させられた。この手のには本当弱い。「これは絶対何かウ>>続きを読む

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.5

何分若輩者なもんで、フォーシーズンズの名前は勿論知らず、「君の瞳に恋してる」しか耳覚えのある曲もなかったんだけど、気付いたら泣いていた。まさしく音楽とともに人生を過ごしてきた人たちの話。ただハーモニー>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「人は人を赦せる」という『スリー・ビルボード』的決着の真逆にあるのかと思えば、もっと悪いという。カティヤの二度目の決断に(一度目には無かった)自分の犠牲も介在していることの悲痛さ、遣る瀬なさがめちゃく>>続きを読む

ライオンは今夜死ぬ(2017年製作の映画)

3.0

「思うに、人生は70~80歳が一番楽しい」「君たちの映画は、単純で美しい」ジャン・ピエール・レオが言うもんだから説得力が半端じゃない。映画としてはちょっと退屈だったけど、5分に1回は出てきたんじゃない>>続きを読む

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.5

学が無いなりに直向きで不器用なディーンを見てたら、切なすぎて本当に泣けてきた。『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』から辿ってきたけど、この監督のライアン・ゴズリング演出力は僕にドンピシャでハマってるん>>続きを読む

勝手にしやがれ(1959年製作の映画)

3.0

初ジャン・リュック・ゴダール。いきなり「海が嫌いなら、山が嫌いなら、街が嫌いなら…………勝手にしやがれ」とか独り言で言い出してオイオイ大丈夫かコイツと思うと同時に、何かカッコイイじゃん……と魅入る。ジ>>続きを読む

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.5

本作とマーク・ウェブ監督のインタビューを見て、一層ニューヨークという街に興味が湧いた。一人の人間にスポットを当ててくれるお陰で誰でも普遍的に付いてこれるお話になってると思うけど、ニューヨークという街の>>続きを読む

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.5

明るいコメディというより、いや~な気分になるブラックコメディという感が強め。尻青き独身男性のためそんな程度の感慨しか浮かばないが、見る人によっては人生を大きく見つめ直すきっかけを与えられるんじゃないか>>続きを読む

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最後の、キリアン・マーフィの青い瞳が忘れられない。戦った7人に思いを馳せる一方で、それでもエンドクレジットの5000人という表記に統計的な感慨しか浮かばない自分が悔しかった。

『ハイドリヒを撃て!』
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50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

4.0

ひと夏の冒険という意味で割と食傷気味な設定ではあるけど、やっぱりこの手のには漏れ無く弱いなあ。恋愛描写を爽やかにまとめ締め括った大英断。水辺で寝そべる3人が完全に父母子の並びで笑った。このくらいの年の>>続きを読む

ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.5

表面的にそこまでの説教臭さもなく、85分という短尺でさくっと楽しく見られる良コメディな感。サイモン・ペッグがスレンダー女性のボディーを手に入れるとことか。めちゃくちゃ笑いました。楽しかった。しかしこれ>>続きを読む

ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.5

ああこれはマジで良い。ブリー・ラーソンって本当カッコイイ。辛いとき・苦しいときにモノに対してぶちまける必要性、その正当性を雄弁に語るランプと車のシーンの爽やかさ。締め括り方も心地よい風が吹き抜けるみた>>続きを読む

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.5

うーん傑作。『ディパーテッド』のテイストも好きだけど、あっちには絶対にない渋味、切迫感がある。キョンとの最後の遣り取りなんかは断然こちらが素晴らしい。ただ、まあそれでもスコセッシの演出も好きだなと思う>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ええーっちょっと男に対する要求高くないですかね…というのが率直な印象で、"I'm fucking nothing..."と声を詰まらせる主人公見てたら無茶苦茶頭撫でたくなった。セレブさんってやっぱ僕か>>続きを読む

マザー!(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

聖書の世界へのメタファーとか言われても残念ながら「はあそうですか」でしかないし、そもそも雑さ強引さ云々の以前に好きと到底言い難い作品だったので途中から考えることを止めて見てました。宗教さんにはグッとく>>続きを読む

ラブレス(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

息子が姿を消したことで父母は真の愛とは何たるかに目覚めその後は3人で仲睦まじく暮らしたとさめでたしめでたし……みたいな甘甘ちゃんだったらどうしようかと結構心配してた。

全然そんな心配は要らなかった。
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

コーチをヘイト集め役に徹させるのを見て少々やりすぎではないのかねと結構冷めてしまったのは間違いないんですけど、まあ流石に凄かった。応援上映楽しそう。

親の夢を叶えるために子供が…っていう筋書きは基本
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

ロビン・ウィリアムズ版は見てなかったので前作ネタなどは拾えなかったかもですけど、待ち望んでたJBさん成分然り、説明書なしで手探りで進めてくRPGの「そうそう!あるある!」感然り、娯楽作品として文句なく>>続きを読む

華氏451(1966年製作の映画)

3.5

「本」という対象をどういう位置付けで見ればいいのかが本当に難しくて、結局結論は出なかったけど、物凄くユニークな設定とキャラクターが純粋に面白かったし、たぶん今日では間違いなく作られない類のSF系だなぁ>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

3.0

やっぱり音楽が大キライ。「あっ、そこで真相話しちゃうんだ」というのが意外であり何か白けてしまった要因でもあると思う。めまいショット。

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

どうせジェニファー・ローレンス頼みの量産型スパイアクションなんでしょ?と思ってた時期もありました。本当すいません。

真っ当といったら何かアレだけど、ちゃんと脚本で勝負に来ている。もちろんジェニファー
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

思えば『ウィンストン・チャーチル』でのチャーチルは、ある意味情報を全ては晒け出さずに人々の奮起を引き出したという風に見ることもできたけど、それも誇り高い国家・国民を守ろうという信念に由来していた。情報>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.5

やっぱりカレーの彼らを思うと言葉に詰まるけど、彼らがあったからこそ最後まで抗戦を捨てなかったんだろうなとも思えて、もう本当最後は涙なしには見られなかった。ゲイリー・オールドマンが最高なのは間違いないけ>>続きを読む

レインマン(1988年製作の映画)

4.0

仮にあの記憶力がなかったとしたら、2人が兄弟として心を通じ合わせることはなかったのかなというところが引っ掛かったけど、まあそれでもとても楽しめた。しかしこれでダスティン・ホフマンが主演男優賞を取ったと>>続きを読む

サムサッカー(2005年製作の映画)

4.0

やっぱりマイク・ミルズの映画は好き。変わらないということも立派な変化。最後にキアヌ・リーブスも言ってたけど、自分を丸ごと受け容れるということ。ティルダ・スウィントン母が本当に最高。薬を得てからのジャス>>続きを読む

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.5

ごく一般的なシチュエーションモノという感じ。普通に頑張ってると思ったけど、やっぱり結末に向けての高揚感という意味では限界があるし白けちゃうところも多々。映画を盛り上げるためだけの、いやそれおかしくない>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

「王たる声がある」とバーティが叫ぶシーンがめちゃくちゃ良かった。元のセリフもだけど、ここは字幕の訳も素晴らしかったと思う。載冠の直前までぐらぐらしていたローグとバーティの関係性は、でも確実に強固な絆を>>続きを読む

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

冷凍保存は倫理的にOKで焼却はダメってのが「そうかなあ?」という感じで、イマイチしっくりこなかったのは確かだけど。ノオミ・ラパスの七変化と要所要所でのアクションは大変見応えがあって、SF的・サスペンス>>続きを読む

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

4.0

ダニエル・ラドクリフが未開のジャングルでサバイバル。人は「そうせねばならぬ状況」でこそ変わるんだなぁと。こうして『スイス・アーミー・マン』のメニー君は生まれたのでした。というか、DVDの予告にも入って>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.5

人と人との生きた繋がりの強さと素晴らしさを改めて教えてくれるストーリーがポップでエネルギーに満ち満ちたアニメーションと軽快な音楽に乗ってスクリーンから飛び出してくる、そのあまりの眩しさに座席から蒸発し>>続きを読む

はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.5

宗教も意見も持つ持たざるは自由、ただ他者に押し付けるのはダメ。結構前半で出てきた台詞だと思うけど、やっぱりこれがこの作品の核。難民をどう受け容れるかの話というより、異文化をどう受け容れるかという話のよ>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.5

『ボーダーライン』という国境と精神的な境界線をかけたタイトルも頑張って考えたのかもしれないけど、残念ながらうーんちょっと微妙かなあという感じ。果てしなく無能ポジションとして描かれるFBIには同情。でも>>続きを読む

マリアンヌ(2016年製作の映画)

4.0

設定の時点で割と映画としての勝利は見えていて、それを良い役者と良い演出でかき混ぜたらそりゃ絶対良い映画になるよねという感じ。諜報員の割には最初のミッションが大分派手に思えて少し面白かったけど、まあそれ>>続きを読む

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

マッティ・ペロンパー×カティ・オウティネンという(悲しいことにもう見ることはできないが)最高過ぎる安心過ぎるカップリングに、意外に長髪も似合うサカリ・クオスマネンと、キャストだけでもう満腹。前半、マッ>>続きを読む

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