荒野さんの映画レビュー・感想・評価

荒野

荒野

TOHOシネマズ二条 京都シネマ など
大体2016年以降に見た作品を記録しています。

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.5

「歌って踊るだけでしょ?」という僕のインド映画に対する浅い先入観を「まだそんなこと言ってんの?笑」と軽く凌駕してくるヤツで、その上で「あーこりゃインドでじゃなきゃ撮れないわな」と納得してしまう、とにか>>続きを読む

1941(1979年製作の映画)

3.4

観覧車先輩から(これが本当のミフネ作戦です!)。頭蓋骨の中に筋肉しか詰まってないような映画だ。騒がしくて馬鹿馬鹿しい。たくさんお金がかかったんだろうなあ、なぜかけてしまったんだろうなあ、という至極の1>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

4.6

いがみ合うし喧嘩するし嫉妬するしウザいし人前でも普通に貶すし、でも何か他人に貶されるのは嫌だみたいな。アイツのことを貶していいのは自分だけだみたいな。そういう兄弟姉妹あるあるというか、とにかく台詞回し>>続きを読む

ベロニカとの記憶(2015年製作の映画)

3.7

まずこの年のお爺さんお婆さんの親世代の人が半年前まで生きていたという設定に面食らい、それでもまあ有り得なくはないかぁと見ていた。エイドリアンが登場するシーンは画面がピリッと引き締まるようで、中盤以降は>>続きを読む

少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)

4.2

子供たちはみな息を潜め常に逃げるか留まるかの選択に迫られるあの日々に、色んな感情が溜まりに溜まっていたと思うんです。ファニーはその上責任感やらプレッシャーやらで、もうきっと押し潰されそうで、爆発しそう>>続きを読む

こころに剣士を(2015年製作の映画)

4.0

エンデル・ネリスその人と同じくらい、この映画も不器用なんだと思った。表現や説明に物足りなさを覚えることは数あれど、でも不思議と見ていて心地よく、爽やかな気持ちになれる。エンデルは剣を振るい、文字通り未>>続きを読む

ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

4.2

前作にも通じることだけど、「死んだヤツのことは一切振り返らねぇ!」というスタンスが本当に好き。それが一般の善人であれ、悪者であれ、作品から退場したら脚本上の絡みはそこまでなのである。あと必要なのは、景>>続きを読む

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.3

当方邦画は全然見ないんですけど、まず単純な疑問としてこのキャストが高校生を演じているというのに皆さん違和感は覚えないのでしょうか。確かに個、一人の人間としての演技は皆光っていたと思うんですけど、設定と>>続きを読む

永遠に愛して(2016年製作の映画)

-

庭師のお仕事は臓器移植。真っ白な手を染め上げる鮮血。仮にこれが長編だったらなかなか目を背けたくなる作品になっていただろうし、短編で良かったかもしれない。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.7

鳥肌立ちっぱなしだ。カタルシスのカタマリみたいな105分だ。エンドロール後に拍手喝采したくなる映画だ。

「お前はこういうキャラクターなんだ」という他者から押し付けられたイメージに支配され、自分を見失
>>続きを読む

コロニア(2015年製作の映画)

4.0

自分の命よりずっと大事なものがあると信じ、行動してしまう人間の姿。きっとダニエルは「生きて帰りたい」と誰よりも強く思っていただろうに、「写真は君が持っていてくれ」と口走る。その背中には、自身の安否云々>>続きを読む

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.7

マクドナルドに限らず、上手くいっている小売ビジネスで、実は本質は不動産業にあるというケースは多い。この作品も(思っていたよりあっさりではあったけど)、レイが土地という資産に目をつけ、圧倒的なフランチャ>>続きを読む

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.3

これは凄い。見て良かった。たった66分という短い尺の中にメッセージが詰まりまくっている。何より繊細で等身大な子供たちのキャラクターが素晴らしい。し、これが見ていてキツい。終盤になって彼らの笑顔が増せば>>続きを読む

サファリ(2016年製作の映画)

3.6

ひょええええ!半端ねえ!もうねぇ、これはねぇ、本編以上にこれを自分が見ているという事実が衝撃だし、ある意味これを見せられたら「あー、そうだよね、うん」と納得しちゃう。あと、撮影中にテイク2とか無かった>>続きを読む

皇帝よ、永遠なれ(2016年製作の映画)

-

あらすじから余りにも天才的過ぎるし、全くもって意味不明。

シャス・ロワイヤル(2016年製作の映画)

-

いやあ、弟くんがかわいい。屈託のない笑顔、無邪気な行動。思春期のお姉ちゃんとは対照的なんだけど、でもそんな弟くんもお姉ちゃんは大好きという。これくらい年離れてるのはいいね、と僕も一つ年上の姉を思い出し>>続きを読む

ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.2

映画鑑賞者の中でも抜きん出てボンクラな僕が、それでも展開をバリバリ読めてしまうくらいのプロットはおそらく意図的で、それよりも色合いとかピアノの音色とか、あとは砂浜のタンデムシーンとか、そういう個々のパ>>続きを読む

ジュピターズ・ムーン(2017年製作の映画)

3.8

難民×ヨーロッパというと、丁度先日見た『希望のかなた』も浮かんでくるけど、こちらは大分違うアプローチをしている。ユーモアとシンプルなメッセージで構成されていた『希望のかなた』とは異なり、こちらには宗教>>続きを読む

早春(1970年製作の映画)

3.7

童貞性の暴走、という意味でたいへん身につまされるお話でございました。マイクを演じるジョン・モルダー・ブラウンさんは現代でも軽く通用しそうな甘いマスクだけど、ラストの何とも言えない表情とか、やることなす>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.1

結構「ん??」と思うシーンもあるけれども、正直んなこたぁどーでもいい。久しぶりに思いっきりノックアウトしてきた作品だから。ジュスティーヌが'目覚め'てしまうシーンに代表される予測可能回避不可能なBGM>>続きを読む

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.1

「短髪のエル・ファニングがカッコいい」「スケボーやってるエル・ファニングがカッコいい」ってだけで十分見る理由にはなってしまうんだけど、残念ながらお話自体は不十分で、レイが置き去りにされて大人たちの議論>>続きを読む

脚本家(2017年製作の映画)

-

他のfff短編に比べて尖った部分が少なく、ある意味では真面目に作られすぎているようで、それが逆に異質というか個性的にも映る。ただ、如何せん偽ルブリックに全然怖さがないんだよな。そのギャップのせいで、何>>続きを読む

ストローク(2017年製作の映画)

-

「ネコと和解せよ」を地で行く作品。かわいい。好き。

ノー・ドロウニング(2016年製作の映画)

-

「結末をご覧になるには硬貨を入れてください。」っておお!無茶苦茶粋な終わり方やないかい!と思ってたら、なんだ見せてくれるじゃないの。まーでも、これもこれでありな幕の引き方。

硬貨で全てが解決する世界
>>続きを読む

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.5

ちょっと一回落ち着いて、立ち止まってみよう。本作はそういう締め括り方で、それはとても良かったんじゃないでしょうか。心に余裕を持って生きたいもの。日々を。

サマーフィルム(2016年製作の映画)

-

30分だしサクッと見るつもりだったけど、何となく繰り返しで見てしまった。

家庭用カメラで撮ったみたいな映像の切り貼りに、少しの会話。フィリップの顔には何か疲れや焦りが見えるけど、少年といるときは楽し
>>続きを読む

美味しい美女(2017年製作の映画)

-

お、おもしろい…!(?!)

グロくないグロくない。『美味しい美女』って、美味しそうではない。でも、なんか良いなぁこれ。ポップでキュートな小道具やセット、テロップのみで進行するリズム(歌を除いた唯一の
>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.7

'Not really'で締め括られた作品は、それがそのまま作品の率直な感想といったところ。

脚本は良く出来ているし、演技も良いんだけど、演出的な面では特に真新しさを感じないし、なんか言うほどかなー
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8 1/2(1963年製作の映画)

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『リアリティのダンス』を見たときを思い出した。これは点数つけられない。

ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.8

たった一言、ガキに「ファッキュー」と言われて目が覚める。積み上げてきたものとか過去の栄光とか、全部捨てて自分の信念に賭けてみる。その結果これだけは失わないだろうと信じてたものも失って、ドン底に落ちてし>>続きを読む

複製された男(2013年製作の映画)

3.9

ある日身に覚えのない自分の出演映画に出会ってしまったジェイク・ギレンホールが、自分探しの旅に出て本当の自分を見つける話。

"複製された"という文面には見る側を混乱へ導く意図があるようにさえ感じるけど
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ONCE ダブリンの街角で(2006年製作の映画)

3.9

脚本的にも、あるいはハンディカメラ中心の撮影方法という観点でも、なかなか粗削りな感は否めないけど、そうした点を忘れさせるくらいに音楽の余韻が心地好い。男の部屋で練習しているときも、楽器屋でセッションし>>続きを読む

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.5

大人は判ってくれない。判ってくれないから走るのだ、海に行くのだ。そんなラストだったと思う。

ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.3

ある意味では自分のルーツである「ヘミングウェイの家」を目指してもう魂の灯火も消える寸前の老夫婦が旅をする話。クソ若者に脅されながら、銃を手にエラが攻勢に転じる一幕はグッとくる。その間認知症のジョンは隣>>続きを読む

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