ドラン監督の発信したいこと全開な風も「人に惹かれるのは人だから」という作品の核も、どこを見ても強度が尋常じゃなくて殴られるような衝撃がある。若い内に見ることが出来て良かったと心から感じる一本。
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スティーヴとダイアンとカイラ、互いが互いにとってどんどん不可欠な存在になっていく。そうした繋がり、信頼が世界への距離を縮め、oasisのWonderwallにのせて、見える世界を広げていく。こんなん見>>続きを読む
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「人は人を赦せる」という『スリー・ビルボード』的決着の真逆にあるのかと思えば、もっと悪いという。カティヤの二度目の決断に(一度目には無かった)自分の犠牲も介在していることの悲痛さ、遣る瀬なさがめちゃく>>続きを読む