ウィリー、マニュ、オター、最高の雰囲気の映画。
さらっとした描写に悲哀がにじみ、その悲哀を大きく包み込むような優しさがある。
大人の夏休みでよかった!
こんなに笑っている映画は他にないような。
カメラ位置を観ているだけでも楽しい。
あんなにリアルな描写と臨場感を実現しつつ、切り返しているのもいいし(特にドーナツの後の4人の>>続きを読む
想像の斜め上をいくラスト。結婚に反対する描写を入れるなんてラディカル。
はっとするキスシーンが美しく、軽やかでありながら、重厚。
車の切り返し観ているだけでも楽しい。
いいしれない不安感が常にあり、画面はセンスで溢れている。
歌舞伎という難しい題材を一級のエンタメに仕上げていてすごい!
演技の映画だから、より演技が際立つ。
遺伝の可能性があるから、より血筋の意味あいが切ない。
毎回トップクラスの撮影監督だから、撮影もすごい>>続きを読む
運命がストロベリーと重なる。
ハーヴェイ・カイテルを堪能できる。
レザボア・ドッグスと同じ年の作品なんて。
ドキュメンタリー形式でありながら、明らかにフィクションな作品で自由な横断が面白い。
撮影現場だと明示することで、より撮影や物語ることについて考えさせられる。
親愛なる日記に続くシネエッセイ。
子育て、映画制作に奮闘していて、面白い。
ミュージカル撮りたいがチネチッタで会いましょうで実現していていい!
斬新なアート映画だった!
ジェンダーバイアスや私たちの世界とは違う枠組みの価値観を植物と重ね合わせることで実現していて、各所に置かれる音楽、温室、王子、そして、独白と突然の死とホワイトボードのイメージ>>続きを読む
ノワール映画撮ってたんだ!
はじめてが4K、映画館で観れてよかった!美しかった。
ゴミ袋のシーン、永遠とも思える時間だった。
そして、子供をソファに置いたままどうなっているのかしばらくわからないという緊張感。
溶岩の家からさらに洗練されていて、素晴らしい作品だった。
顔を映すショットがどれも素晴らしい。
こんな明るい映像の映画も撮ってたんですね!
ミステリー要素が強く、それぞれ隠している秘密が大きく影響していく。
親子だから、ぶつかるっていう部分もありますよね。
あれ?フランソワ・オゾンの映画観てる?という気持ちになる。
ひとを理解しようなんて無理。自分だって理解できないのだから。そもそもアプローチが間違っている。
モンタナの小さな町に暮らす女性、女性であることに関する連作。
フィルムの質感を活かした自然美に満ちた作品だった。最後の作品とかすごくいい。
純文学のようないわゆるエンタメ商業作品でないような作品にこの>>続きを読む
アリーチェ×ディズニー!
終始、子供達がかわいい。光も美しい。
アリーチェ・ロルヴァケルは、自己犠牲の美徳に懐疑的な作家だと思う。
モレッティ流群像劇。
モレッティの優しさをどう受け止めればいいか整理できていない。
シーンごとの複雑なカット割が美しい。
2つの映画をあわせたような内容で、シャブロルの周到さが一番怖い。
自然美が過去の郷愁とがあいまっている。
懐古する話なだけに独白が多用されている。
大人への憧れと痛々しさ、自意識とコンプレックス。
そのあやうさが作品のあやうさであり、魅力でもある。
当時の台湾を描く3つのオムニバス。
当時の日本とアメリカとの関係性が色濃くストーリーにあらわれている。
坊やの人形、味わい深い。
女性に抱いていた幻想が消えた後の男性の暴力性。
ラストは衝撃。
電車で話しかけられて最後の話はどういう顔で聞けばいいのよという展開で、それを聞いているのが、アブラハム渓谷のレオノール・シルヴェイラ、目>>続きを読む
途中の長回しかっこいい。
聖書原理主義が混乱と道徳心を奪っていくという強烈なメタファー。
青春ストーリーをLGBTQ視点から再構築されていて、純粋におもしろい。
ラストも振りが効いている。
過剰×過剰×過剰で何箇所も笑ってしまった。
(炎の演出など)
ジャンル映画だからストレートに伝わることもあって、演出の随所に潔さと情熱を感じた。
安易な復讐劇ではなく、究極の自己責任映画になっていて、>>続きを読む