nicolaさんの映画レビュー・感想・評価

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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

4.0

ただのアクションでも刑事ドラマでも無い。
残酷で狂気で、切ない。
グロくて暴力的で、気持ち悪いシーンも多いけど、期待以上に複雑で美しかった。
ラストは詩的。
続がいるのかな?でも観てみたいとは思う。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

切なく、でも温かく、良い映画だった。
人生は不条理であり、不公平であり、そして少しの優しさがある。

フジコ・ヘミングの時間(2018年製作の映画)

3.7

人生を語る映画や小説は昔から好き。
その人が中心となった別の世界を疑似体験する。フジコさんはアーティストでありながら、寂しくも強い。ライブで聴いてみたいと思ったら来日していて急いでチケットを取った。映
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トスカーナ(2022年製作の映画)

3.7

決して傑作では無いけれど、美しい映画だったと思う。起承転結過ぎず、一昔前のヨーロッパの映画とも違い、普通に少し特別な感じ。こういう映画も悪くないと思う。月曜日の夜にでも良い映画だった。

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

4.0

こんな尊い力で勝ち得た人々が、また、更に酷いことに耐えているのかと思うと、ジレンマを感じる。2013年、私達はこのニュースを観ていたのか?今現在、起きている事に何が出来るのか?
同じ人間として目を背け
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その瞳に映るのは(2021年製作の映画)

4.0

辛過ぎる。
戦争という愚かな人間の行為に人間が苦しむ。
自戒する為に毒される前に全ての人が観るべき。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.5

面白かった。
極上のブラックジョーク。本当に馬鹿馬鹿しくて笑えるのにリアルにも感じて背筋が寒くなる。配役も脚本も良くて、かなり面白かった。ディカプリオもジェニファー・ローレンスも最高に良い。

罪の声(2020年製作の映画)

4.3

かなり面白かった。脚本が凄く良い。
しかし、切ない。世の中は不公平で運不運があるのはどうにも出来ない事が多いけれど…大義名分があろうとも、その影で犠牲がある以上は正義では無いと思う。

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.8

演劇の戯曲の様。
面白いけど、かなり暗く地味。
生きづらい人格が見事に描かれている。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

このポスターで何度も観たいなと思いつつ、見逃していたのをやっと観た。花も刺繍も色々と美しい。それらが美しければ美しい程、とにかく「気色わるい」怖いのは嫌だな…と思いつつ観始めたけれど、怖いというより吐>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

集大成。この手のアニメが好きなわけでは無いのだけど、庵野監督やそのチームの才能と努力、探究心、追求した結晶はスゴイの一言。そして、良い終わり方だった。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.9

なんとも粗野な作りに見えるけれど、思慮深さなどとは別のベクトルの「美しい心」「純粋な心」が描かれている。この映画に講釈なんて必要無い。

おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

4.5

素晴らしい映画。

愛深き人。
全く叱らない。
けれど、こんな愛深き人に育てられたら、
きっと愛深き人になれる。
祖母と孫というだけで無く、尊い人の愛を見て感動した。観るべき映画。

この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

4.0

結構好きな映画。
トムハンクスはもちろんだけど、少女の演技が素晴らしい。何か、この茫漠としたコロナ禍の日々に光が差すような気がした。

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

2.7

うーん、、ユアン・マクレガーが好きだし、大人が観れるファンタジーかな?と思ったんだけど、なんだか全く入れなかった。大人になり過ぎたのかな。しかし、プーの言葉は哲学だな。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

前情報無しに映画館へ。
こういうのは、身体がコチコチになってしまう。戦争は本当に嫌だ。

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