ニールさんの映画レビュー・感想・評価

ニール

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底抜け大学教授(1962年製作の映画)

3.0

頭はいいが容姿と運動神経がまるでダメな大学教授。自ら開発した薬品で夜の間だけイケてる男になることに成功するが……。


エディー・マーフィーの「ナッティー・プロフェッサー クランプ教授の場合」のリメイ
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(1985年製作の映画)

4.0

シェイクスピアの「リア王」を題材に舞台を戦国時代に移して描いた作品。

終始不気味な雰囲気漂う中、合戦シーンでそれが最高潮に達する。

多くの戦国ものや戦争映画の激しさこそあまりないものの、人間が大勢
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戦国自衛隊(1979年製作の映画)

3.3

自衛隊の一部隊が丸ごと戦国時代にタイムスリップ。

やがて現地の武将と共に覇道を狙うが……。

別の方のレビューで「ジャンクフード的」と評されていた表現がぴったりだと感じた。そんな魅力がある作品。
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.8

もう何度目かの鑑賞。

想い出補正もあるだろうが、世界観と小ネタがやはり面白い。

ストーリーの面白さについては多少宮野真守吹き替え版による補正もかかっているとは思う。

マイクTVへ捧げる歌が1番好
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スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

3.8

最後の出勤日を迎えたCIAエージェント。その時、かつての教え子が中国にて独断で作戦実行し、拘束されたという連絡が入る……。


引退最後の日にこれまでの知見を駆使して部下を救おうとする主人公が格好良く
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.5

夫と子どものいるファッションサイト運営会社の社長と彼女のもとにアシスタントとして雇われたシニアインターン。彼女らを取り巻く社員たちの物語。

終始温和な表情のロバート・デ・デ・ニーロという珍しい?役ど
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ベン・ハー(1959年製作の映画)

3.3

3時間近い長尺を感じさせない歴史大作。

スターウォーズのポッドレースが影響を受けたという戦車レースのシーンは迫力があって面白い。

ストーリーもドラマの強弱で飽きが来ない。「クレオパトラ」が好きなら
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植村直己物語(1986年製作の映画)

3.3

冒険家植村直己の半生を描いた作品。

やはり佐藤監督作品で人死にが絡むとそれがとても印象深く思える。

冒険の魅力に惹かれ、冒険に生きた男と周囲の人々が克明に描かれる。

西田敏行の印象が顔以外今と違
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イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

3.3

参加することに意義がある。

素人同然からイギリスのスキージャンプ代表になったマイケル・エドワーズの物語。

タロン・エガートンの変化ぶりは見事。

冴えない役もここまでなりきれるのかと感心した。
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クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.5

ジャマイカボブスレーチームの実話に基づいた物語。

外は寒いが心はアツい。ノリは緩いが展開はアツいスポ根作品。

史実とは異なる点が様々あるようだが、そこは映画的脚色として楽しむべき。

ディズニー作
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エルム街の悪夢2/フレディの復讐(1985年製作の映画)

3.0

シリーズ第二作。

悪夢の主フレディが前作同様の恐怖を振り撒く……を期待はあまりしてはいけない。

夢が現実かわからない状態で標的を惨殺するという前作の持ち味が正直なところ死んでしまっている。

それ
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.3

悪夢の主フレディの魔の手が少女たちに迫るホラー作品。

手口は残忍。眠ったらほぼ確実に死ぬ恐怖。

今の映像技術からすれば安っぽいのかもしれないが、後味の悪さやフレディの恐ろしさは申し分ない。

終盤
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奪還 DAKKAN アルカトラズ(2002年製作の映画)

3.0

監獄を部隊に繰り広げられるアクション作品。

ドラマシリーズの総集編を連続で観た後だったので、映画に久しぶりに戻ってこれたと思ったら意外と雰囲気はドラマシリーズと変わらなかった。

ストーリーよりもア
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沈黙の魂 TRUE JUSTICE2 PART6(2012年製作の映画)

3.0

セガールアクションドラマシリーズの総集編的映画最終弾。

ついに部下たちを殺した黒幕に辿り着き最終決戦!


一方セガールたちを追うFBIの捜査官たちも迫り……。

と大盛り上がりなはずなのだがなんと
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アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.3

アフリカで発生した新種のウイルスがアメリカに上陸。

CDCなどがウイルスの解明と血清作成に動くが、ウイルスは軍の生物兵器開発と関わりがあり……。

今のご時世になる前の作品だが、なる前となった後で印
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トロイ(2004年製作の映画)

3.3

イリアス、オデュッセイアに題材をとった古代アクション大作。

神との関わりが薄いなど元になった伝説とは異なる点が多いが、あくまで基にした別作品として楽しむ分には申し分ない作品。

近接武器同士の軍団戦
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.5

ミザリーシリーズの作家ポールは雪道でスリップし大事故を起こすが、山に住む女性アニーに助けられる。

アニーはミザリーシリーズの熱狂的なファンで、献身的に看病をしてくれるが……。

サイコやエスターと同
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エリザベス 神なき遺伝子(2014年製作の映画)

3.0

クローン人間の開発に成功。しかし世間に秘密が漏れ、その誕生にまつわる秘密が暴かれていく。

あらすじやテーマは悪くなく、それなりに面白そうではあったのだが、どうも活かしきれなかった印象の作品。

かな
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エスター(2009年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

この少女、何かが変だ。


知る人ぞ知るホラー作品。

霊系ではなく、人間怖い系のもの。

エスターの演技が秀逸。

多くを語るのも語らないのも、こういう書き方をするのも既にネタバレなのだ。

沈黙の刻 TRUE JUSTICE2 PART5(2012年製作の映画)

3.0

シリーズ第5弾。次回はいよいよ最終決戦。

裏切りが発生。
状況が結構複雑なので、若干置いてけぼり感を食らっているが、元々はドラマシリーズなのでカットされているところがあるせいだと思いたい。

話が進
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沈黙の炎 TRUE JUSTICE2 PART4(2012年製作の映画)

3.0

セガールが部下たちの仇を追うシリーズ第4弾。

核兵器が登場。

前作よりもドラマ版の総集編っぽさは薄れてストーリーに盛りだくさん感は無いものの、部下たちに愛着が湧く前に消えていく率が高く、真相が知り
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エクソシスト ビギニング(2004年製作の映画)

3.0

エクソシスト第1作の前日譚的作品。

メリン神父のパズズとの最初の戦いを描いた作品。

Wikipediaによると割と評価が低いようだが、結構面白かった。

パズズの下品さは最初から相変わらずだったの
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ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館(2012年製作の映画)

3.0

ダニエル・ラドクリフ主演のゴシックホラー。

曰く付きの館の調査に訪れた主人公。

暗闇に現れる黒服の女に見つかると死ぬ。

不気味さとびっくり箱的驚かせ方で構成されるホラー作品。

救いのないような
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沈黙の牙 TRUE JUSTICE2 PART3(2012年製作の映画)

3.0

シリーズも佳境に向け進行中。

シーズン1の部下たちを一掃する勢い。

一方で別の事件からセガールたちも敵に近づいていく。

セガールといえば格闘だと思うが、今シリーズは狙撃に力を入れている模様。
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沈黙の掟 TRUE JUSTICE2 PART2(2012年製作の映画)

3.0

シリーズシーズン2第二作。

シーズン1と違い、特定の敵、すなわち前作メンバーを殺した敵がチラつくシリーズとなっている。

シーズン1よりセガールが活躍するので、メンバーの影が薄く、惰性で見ている感は
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.3

it それが見えたら終わりの後編。

旧作が交互に織り交ぜられていた子ども編と大人編をほぼ完全に2分割した構成。

やはりホラー版スタンドバイミーである。

一度撃退したと思っていたペニーワイスが復活
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.5

死霊館シリーズ第七作。

アナベル人形がウォーレン夫妻の自宅にやってきて、好奇心と事情を抱えた少女の行動により各呪いのアイテムたちと共鳴することで巻き起こる恐怖。

シリーズの内容はあまり覚えていない
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沈黙の嵐 TRUE JUSTICE2 PART1(2012年製作の映画)

3.0

シーズン2第一作。

映画版にするにあたって尺に入り切らなかったのか、DVDには前日譚が別枠で収録されていた。

前シーズンのレギュラーメンバー2名が殉職し、1人が辞任。残ったのは1人で事務所も壊滅。
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沈黙の神拳 TRUE JUSTICE PART6(2011年製作の映画)

3.0

シーズン1最終話。

ドラマシリーズの総集編的作品でもあるので相変わらずの盛りだくさん加減。

セガールじるしの格闘技はシリーズ中盤で増えて終盤で減っていったが、今作もセガール自身のアクションは控えめ
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アス(2019年製作の映画)

3.3

ゲットアウトのジョーダン・ピール監督最新作。

ゲットアウトと同様の雰囲気を持ちつつ、アクション要素が強めの作品に仕上がっていた。

子どもの頃、トリックハウスで自分そっくりの少女に遭遇したトラウマを
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レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

3.0

悪魔のいけにえ前日譚。

どうも覚えている悪魔のいけにえと家族編成が違うような気がしていたが、勘違いしていた部分もあったとはいえ普通に設定が変わっているようだ。

久しぶりにこの手のホラー作品攻略戦を
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沈黙の弾痕 TRUE JUSTICE PART4(2010年製作の映画)

3.0

レイプ犯、謎のスナイパー、白人至上主義者たちへの潜入捜査と盛りだくさんの第四弾。

ぼんやりしているとあれ?今これはどのエピソードだっけ……と混乱してしまう。

とはいえそれぞれのエピソードが緩やかな
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沈黙の挽歌 TRUE JUSTICE PART5(2010年製作の映画)

3.0

シリーズ第5作。

今度の相手は日本ヤクザ。

相変わらずドラマ2話分の融合なので一本のうちの展開が盛りだくさん。

ぼんやりしていると今何の話だっけと置いてけぼりを喰らってしまうので注意。

5回目
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.5

冷戦下、架空のイギリス諜報部を舞台に描かれるサスペンス。

裏切り者は誰なのか。

説明を省き、時系列をいじくり回して描かれる物語は、見逃すと訳が分からなくなるのは当然ながら、観ていても一度で完全に理
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.0

インドで幼少期に迷子になり、オーストラリアの夫妻に育てられた青年が、Googleアースで自身の故郷を見つけ出し、家族と再会する物語。

実話であるが、かなり奇跡の部類だというラストの字幕には考えさせら
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ウォール 絶体絶命(2019年製作の映画)

3.0

レバノンの村でイスラエル兵から身を潜める家族の緊迫した日々を描いた作品。

パッケージとあらすじから想像していた展開とかなり違っていて乗り切れなかった。

パッケージほどの緊迫感はないが、姿の見えない
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