ニールさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ニール

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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.5

自身も片目を失いながら、戦場取材を続けたジャーナリストメリー・コルヴィンの物語。

ドキュメンタリータッチの伝記作品。

ロザムンド・パイクの演技が光る作品だが、吹き替えで観たせいかそこまで乗り切れな
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ノーゲーム・ノーライフ ゼロ(2017年製作の映画)

3.3

ライトノベル作品原作のアニメ劇場版。

前提として原作がアニメで世界観を把握しておかなければならないものだが、本編前日譚であり、話の内容も本編とは結構経路が違うので、把握していても乗り切れない可能性が
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

3.3

イラクで爆弾解除の任務につく兵士の物語。

ドキュメンタリー調と映画の合いの子、それも絶妙な合いの子加減の作品。

この手の作品は大体作品の初めと終わりで主人公に何かしらの変化が見出せそうなものだが、
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沈黙の背信 TRUE JUSTICE PART3(2010年製作の映画)

3.3

シリーズ第3作。

前作ラストで「出張」になったメンバーの代わりにちょこちょこ出ていた刑事を補充して捜査活動を行うSIU。

今度の相手は違法ドラッグの売人。

元々はドラマシリーズだからか映画ほど悪
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沈黙の啓示 TRUE JUSTICE PART2(2011年製作の映画)

3.3

シアトル特殊捜査班シリーズ第二作。

前作は登場人物紹介的な意味合いがあったのか、今作はセガールがちゃんと出張っていてよかった。

ストリップダンサーの連続猟奇殺人事件が発生。

セガールと仲間達の活
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.6

父を水難事故で亡くし、保険会社のセールスマンとして働きながら妻と暮らす。ご近所付き合いも良好で、何の変哲もない1人の男……。

しかし彼は、生まれる前から全世界に人生を生中継され、妻も含め周囲の人物は
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.5

ダンケルク撤退戦の裏側、首相として困難に立ち向かったチャーチルの物語。

不屈の魂といえるチャーチルの苦悩とそこから立ち上がる熱意がクライマックスに向かって盛り上がってくる様は圧巻。

サスペンスに分
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ウィッカーマン(2006年製作の映画)

3.3

別れた妻から娘を探してほしいと依頼を受け、絶海の孤島にやってきた刑事。

不気味な村の住人たちは真相を語ろうとせず、娘を探す刑事は村に飲み込まれていく

イギリス映画のリメイク版。

ミッドサマーは未
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.5

無実の罪で収監された男と、監獄の囚人や看守たち。

一度観ているが内容をあまり覚えていなかったので実質初鑑賞。

モーガン・フリーマンの語りが心地よい。

ブルックスのエピソードは涙腺が弱体化している
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沈黙の宿命 TRUE JUSTICE PART1(2010年製作の映画)

3.0

セガール監督脚本主演の刑事アクションシリーズ第1作。

どうもテレビドラマくさいなと思っていたらテレビドラマシリーズ2話分を一本にした作品だった。

沈黙の戦艦などよりもセガールのテンションが低いよう
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大魔神逆襲(1966年製作の映画)

3.3

シリーズ第3作。

怒れる魔神が子供たちの願いに立ち上がる。

タイトル的には前作と入れ違いではないかと思った。

魔神の登場の仕方は過去1番格好いい。

シリーズを追うごとに厄災臭が薄れ、勧善懲悪の
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大魔神怒る(1966年製作の映画)

3.3

シリーズ第二作。

安心と安全の面白さ。

ストーリーはお約束的展開ではあるのだが、それが逆にわかりやすくて良いのだと思う。

前作は荒ぶる神として厄災色が強かったように思うが、本作はそれに比べるとか
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.3

ワイルドスピード シリーズのスピンオフ作品。

シリーズ中の凸凹スキンヘッドコンビがコンビを組む(重複)!

スピンオフゆえか車要素はほとんどないが、ニトロのひさしぶり?の登場にはテンションが上がった
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大魔神(1966年製作の映画)

3.3

狼藉を働く悪党たちを怒りの武神が蹂躙する特撮時代劇。

時代劇×特撮のバランスがとても良く、肝心の大魔神は終盤あたりまで一切出てこないのだが、その分出てきた後のインパクトは強烈。

怪獣特撮ものなどの
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.5

クリスマスといえばな作品の一つであるドタバタ籠城コメディ作品。

話の展開はわかっているのに面白いのはどうしてだろうと毎回思う。

何度も観ているがなんだかんだで字幕で観たのは今回が初めてかもしれない
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.3

一匹の犬がいくどの転生を繰り返し、飼い主の元に戻る物語。

人間の行動が全て犬の目線から解釈されて語られるのが新鮮で面白い。

人目線の犬映画は数多くあれど、終始犬目線で語られるのは珍しいのではないだ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

時間の順行と逆行を組み合わせたSFアクション大作。

導入シーンがとても格好良い。

ストーリーとしては一見で完璧に理解できる人はいないのでははないかというくらい複雑だが、なんとなく把握した部分だけで
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タイタンフォール 巨神降臨(2020年製作の映画)

3.0

記憶を失った兵士たちが自動制御兵器に立ち向かうSFアクション。

同名のゲーム作品とは無関係。そもそも原題が全然違うのでこれは邦題の罪。

久しぶりに「制作陣が楽しそうで何より」と表現したくなる作品に
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.5

うちに新しくやってきた赤ん坊の弟は、赤ん坊社のエージェント!?

随分前に一度映画館で観ているが二度目の鑑賞。

前に観た時よりより面白く感じたのは何故だろう。

親の愛情を独り占めできなくなった長男
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沈黙の粛清(2016年製作の映画)

3.0

家族の復讐にマフィアを次々と殺していく元軍人と、彼を追うFBI捜査官。

捜査官は軍人と因縁があるようだが……。

セガールの見た目が変わりすぎていて別人に見えてしまう。

ストーリーとしては奥歯に何
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地獄のバスターズ(1976年製作の映画)

3.8

第二次大戦中フランス、各々様々な理由で護送されることになった戦場のはみ出しものたち。

ひょんなことから脱走し、スイスに逃亡しようとしていた矢先、ドイツ軍に扮した味方の特殊部隊を殺してしまい、極秘任務
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

余命宣告を受けた、境遇も生き方も異なる2人の友情と人生の物語。

ずいぶん前に一度観た時は、年齢的なものもあったのかそこまで心に残らなかったのだが(実際話の筋をほとんど忘れていた)、数年の映画館修行(
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.5

パリ7月革命を舞台に描かれる無情な人生を懸命に生きた人々の物語。

二度目の鑑賞。

無知な頃はフランス革命の話だと思っていた本作。舞台はフランス革命後である。

自らの罪と贖罪への葛藤。

志の真っ
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.8

痛快ブラックコメディポリスアクション!

エリート過ぎて田舎村に左遷されてしまった刑事。

いつものように正義感で職務を全うしようとするが村ではこれまで事件は一度も起こっておらず、事故や逃げ出した白鳥
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ウイークエンド(1967年製作の映画)

3.5

これは一体何を観せられているんだ……。

ゴダール監督によるサスペンス……サスペンスなのか?作品。

いやある意味サスペンスの緊張感はある。

遺産目当てで両親を殺しに行こうと決めた夫婦。

途中渋滞
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陰謀のセオリー(1997年製作の映画)

3.3

タクシー運転手をしながら独自の陰謀論に基づいたニュースレターを作り続けている主人公。

はたからみれば陰謀論に塗れたただの変人だったが、彼には抜け落ちた記憶があった……。

陰謀アクションとちょっとし
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荒野の誓い(2017年製作の映画)

3.5

過去の因縁を引き摺りながら進む、死と和解の西部劇ロードムービー。

壮大な音楽も激しい銃撃戦もないが、その分一つ一つの死や言葉、動作の一つ一つが重く印象深い。


シンレッドラインを観た直後だったせい
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トラ・トラ・トラ!(1970年製作の映画)

3.3

我奇襲に成功せり

真珠湾攻撃までの数日間を描いた大河作品。

日米両軍の視点から当日までの紆余曲折が描かれる。

少し前に観たドキュメンタリーで扱われていた潜水艇の撃沈などと描写されていて、事実をよ
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.3

チャーリーズエンジェルシリーズ最新作。

リブートっぽい雰囲気だがちゃんとした続編。

過去作ほどの派手さと明るさはなく、どちらかというとクール路線に変更していたり、価値観の変化に合わせてきたように感
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シン・レッド・ライン(1998年製作の映画)

3.5

太平洋戦争、詩的に描かれるガダルカナル島での戦闘。

随分昔に一度観ていて、なぜか戦闘シーンがほとんどなかった記憶があったのだが、思いの外戦闘していた。

とはいえ他の戦争映画と本作が違うのは、どこと
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

シリーズ第3作はエピソードゼロ。

第一次世界大戦期の世界情勢を中心に描かれるキングスマン創設秘話。

キングスマンで歴史ものをやるとこうなる!!をこれでもかというくらい見せつけてくる作品。

前2作
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背徳の囁き(1989年製作の映画)

3.3

「俺を信じろ。俺は警官だ」

悪徳警官をリチャード・ギア、彼の罪を暴こうと奮闘する内務調査官をアンディ・ガルシアが演じる。

リチャード・ギアは本作で悪役初挑戦とののこと。

イメージ的には違和感があ
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インソムニア(2002年製作の映画)

3.3

太陽の沈まない白夜のアラスカで少女殺人事件が発生。

捜査のために相棒と共に訪れたNYの刑事は、昼夜の感覚が狂い白昼夢の中で、自身の内務捜査への苛立ちと戦いながら捜査を続けるが……。

クリストファー
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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003年製作の映画)

3.3

賢く可愛くかっこよくなビューティスパイアクション作品第2弾。

ボスレー役だったビル・マーレイが降板した分のパワー不足は否めないが、相変わらずの3人組とテンポ感で楽しめた。

ドラマ版を観ていたファン
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チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.5

チャーリー・タウンゼント探偵事務所に所属する3人の美女たちがクールにキュートにスマートに依頼を解決するアクション(コメディ?)作品。

ポップにテンポ良く進むスパイアクションは気軽に楽しめて面白かった
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イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

3.5

JSAや、渇きのパク・チャヌク監督ハリウッド監督デビュー作。

相変わらず映像表現というか、魅せる画面構成とストーリーが印象深く面白い。

ミア・ワシコウスカがいい感じなのと、マシュー・グードの表情が
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