NIELSEN堀内さんの映画レビュー・感想・評価

NIELSEN堀内

NIELSEN堀内

映画でもとりわけ頽廃的かつ耽美的な文学・衣裳・芸術・美術・建築・音楽に特化した作品に惹かれます。最近はエンターテイメント寄りも愉しんで観て居ります。

映画(695)
ドラマ(17)

28日後...(2002年製作の映画)

3.8

噂には聞いて居りましたが未見だったゾンビ映画の隠れた名作をやっと視聴。冒頭キリアン・マーフィ演じる主人公が昏睡から目覚めた時の無人の病院やロンドンのディストピア。ダニー・ボイル監督の悲壮感漂う背景と英>>続きを読む

女王陛下の007(1969年製作の映画)

3.0

2代目ボンド、ジョージ・レーゼンビーが演じた唯一の007作品。ショーン・コネリーのしなやかさ、ロジャー・ムーアのコミカルさに比べて少々無骨で優しさが溢れて居る印象でした。アクションシーンがかなり本格的>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.7

前作から数時間?位しか経って無いのに休む暇もなく命を狙われるジョン・ウィック。コンチネンタルホテルの実態がかなり理解出来る様に描写されてより深みが増した感じでした。個人的には聾啞の女殺し屋を演じたルビ>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

2.9

何事にも前向きな方が大変な境遇でも生き残ると云う教えを体現した作品でした。孤独に耐える精神の強さも大事。マット・デイモンは色々な映画で救い出される役柄が多いなと思いました。

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

3.0

ルイス・ブニュエルとサルバドール・ダリが共作したシュールレアリズム全開の短編映画。ショッキングな場面と意味深なカットの連続でストーリー自体は余り深くは無い様に思われました。眼球を切るシーンは何度観ても>>続きを読む

八つ墓村(1996年製作の映画)

3.4

市川崑監督と石坂浩二版の金田一耕助が至高(次点は古谷一行版)でしたが、飄々とした豊川悦司さんの金田一も良い感じの味わい。何度観ても『八つ墓村の祟りじゃー‼︎』がトラウマ級の不気味さ。

オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.6

ジュディ・ガーランドが演じたドロシーがとてもキュート。初めて観た時、三つ編みお下げとルビーの靴に憧れました。

ジュディの歌唱と楽曲の楽しさも相俟って好きなミュージカル映画のひとつに。『Over th
>>続きを読む

(1985年製作の映画)

3.5

黒澤明監督で初めて観たのが此の作品でした。学生時代、絵画教室の先生に勧められたのがきっかけ。黒澤監督の偉大さは大人に成ってから知りましたが其の所為か『乱』は特別な思い入れの有る映画に成りました。

>>続きを読む

さくらん(2007年製作の映画)

2.6

極彩色の花魁映画で監督はあの蜷川実花さん。期待値を上げ過ぎたので劇場で鑑賞した後少し残念な気がしました。品が無い言葉を話す女性には余り惹かれなかったので。PVとして観る分には好きなんですが、エロと品格>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

2.7

劇場公開時に観に行きましたが、余りにもグロテスク過ぎて2は観ないかなと当時悟りました。

其の後、クエンティン・タランティーノ監督作品を次々と観始めたら耐性が付いた様で、割と好きな監督作品に成りました
>>続きを読む

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

4.0

ビリー・ワイルダーは主演俳優さんの魅力を最大限に生かした撮影をするのが得意な監督。オードリー・ヘプバーンのファッショナブルな衣裳はユベール・ド・ジバンシィ。サブリナパンツもロングドレスもオードリーの雰>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

2.5

頭が固く成りがちだった頃に観たら、びっくりする程に新鮮でした。低予算で此処まで奥深く、ドラマ性を高めた作品は珍しいです。残酷でも有りますが、違った発想で観る事が出来て良かったです。

機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

4.5

前作のパトレイバーから大分離れてかなり押井監督の匂いが強く成った作品。社会的体制とテロリズム、人間としてどう有るべきなのかを問われる内容。仮の戦争を題材にして居るので重厚な雰囲気が漂い、パトレイバーメ>>続きを読む

若草物語(1933年製作の映画)

2.9

キャサリン・ヘプバーンのジョーが嵌まり役でした。若草物語では四姉妹の中でジョーとベスの関係が一番グッと来ます。正反対の性格だから相手を気遣う優しさをひしひしと感じます。

マトリックス(1999年製作の映画)

2.5

ウォシャウスキー兄弟(今は性転換して姉妹)の余りにも有名過ぎるSFアクション大作。全身黒尽くめのロングコートにサングラスで中国拳法ミックスのワイヤーアクションを駆使するキアヌ・リーブス!アジア系の血が>>続きを読む

光をくれた人(2016年製作の映画)

2.7

気軽に観て居たら実はかなりヘビー級の重たい内容でした。マイケル・ファスベンダーは暗い過去を秘めた役柄を演じるのが得意だなぁと実感。アリシア・ヴィキャンデルは清純なイメージが強いけれど、其の実何を考えて>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

2.5

エドガー・ライト監督の作品は好みが分かれそうなんで積極的に観て居なかったのですが、此の作品は良の方でした。音楽もノリが良いし、カーアクションはかなり本格的ですが、主人公が若いので余り没入出来無かったの>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.3

時代が移り変わっても受け継がれて欲しい名作。オードリー・ヘプバーンが演じるアン王女とグレゴリー・ペック演じる新聞記者ジョーのたった1日だけのローマでの幸せなひと時。一国の王女が普通の事をして素の自分を>>続きを読む

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.6

オードリー・ヘプバーンのドレスが何と美しい事か。今回はジバンシーでは無く、セシル・ビートン(ファッション誌で著名人のポートレートを撮影して居るお方)が衣裳を担当。未だレディ初心者の白と黒のストライプリ>>続きを読む

山猫(1963年製作の映画)

5.0

イタリアの没落して行く貴族を、同じく貴族の末裔で有るルキノ・ヴィスコンティ監督が作り上げた一大叙事詩。本物の貴族が描いた“ほんもの”が一切の妥協も無く表現されて居りました。バート・ランカスターとアラン>>続きを読む

犬神家の一族(2006年製作の映画)

3.5

リメイク前の犬神家と殆ど変わらないショットなのですが、旧キャストの年齢を感じさせられました。新キャストは割とイメージに遠くない俳優さんを起用して居るのですが、ヒロイン役の松嶋菜々子さんは身長が高過ぎて>>続きを読む

アリス(1988年製作の映画)

4.0

ヤン・シュヴァンクマイエル監督作品の中でも一際目立つシュールな世界観。アリスを題材にしたものではかなりダークで不気味なモチーフがてんこ盛りですが其処が可愛らしくも有り。パペットのカタカタ、クチャクチャ>>続きを読む

ゴスフォード・パーク(2001年製作の映画)

3.6

英国郊外のマナー・ハウスが舞台の貴族社会を描いた作品。『ダウントン・アビー』より前に此の映画を観て居たのである意味参考に成りました。貴族の生活は色々な作品で勉強出来ますが、使用人達の日常生活をリアルに>>続きを読む

イノセンス(2004年製作の映画)

4.8

前作を観てとても良かったので期待値を更に上げて劇場公開時に挑みました。しかも試写会含めて3回鑑賞。

草薙素子(少佐)が去った後の九課。荒巻やバトーの台詞がまるで押井守監督が憑依して居るかの様な哲学的
>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

5.0

公開当時劇場に足を運んで観に行った懐かしい思い出。今では当たり前の様にSF界隈で使われる居る設定やモチーフを垣間見る事が出来ます。勿論押井守監督自身も『ブレードランナー』等の影響を受けて居るのは確かで>>続きを読む

ネメシス/S.T.X(2002年製作の映画)

4.2

スタートレック映画としてはかなりバランス良く作られた秀作だと思います。新スタートレックキャストの最期の作品でもう此のメンバーで新作が作られる事は無さそうですし。ピカード艦長のクローンにあのトム・ハーデ>>続きを読む

恋の掟(1989年製作の映画)

2.7

‪18世紀のフランス、自堕落な未亡人メルトゥイユ侯爵夫人が自分を捨てたジェルクール将軍に復讐する為に、ヴァルモン子爵と策を講じる物語。プレイボーイの悪名高きヴァルモンを若きコリン・ファースが軽やかに演>>続きを読む

安城家の舞踏會(1947年製作の映画)

2.6

新しい時代に成り没落して行く貴族(此の映画は華族)を描いたと云う意味でルキノ・ヴィスコンティの『山猫』を彷彿とさせました。原節子さんの気品有る佇まいと美しい台詞、舞踏の優雅さにノックアウトされました。

マレーナ(2000年製作の映画)

3.0

マレーナを取り囲む男性達が彼女の咥えた煙草に火をつける場面がとてもセンセーショナルでした。モニカ・ベルッチの熟成された色香は彼女特有のもの。ただセクシーなだけでは無い、成熟した憂いを見る度に感じます。

ブラックブック(2006年製作の映画)

2.5

戦時中は誰を信じて良いのか判らない混沌とした状態。女性の身で其の混沌の中生きて行く手段を選ぶ事は難しいと感じました。髪の色を染める時は見えない部分にも気を使うのね、と現実的な見方をして仕舞いました。展>>続きを読む

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

2.7

アンジェリーナ・ジョリーの存在感が只者じゃ無かった作品。ウィノナ・ライダーも良かったけれどもアンジーに全視線が集中してしまいました。

フリーダ(2002年製作の映画)

2.5

フリーダ・カーロが本当にフリーダ・カーロに寄せて来た容姿だったのに驚きました。フリーダの壮絶で情熱的な生き様をかなりピンポイントで描写して居た様に思います。愛する人の好みに合わせた目の覚める様なファッ>>続きを読む

アサシン クリード(2016年製作の映画)

2.5

記録として。設定とストーリーが頭に入って行かず二回目で断念した作品。キャストがとても豪華なだけに残念。

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.0

サイバーパンクが流行って居た頃に初見。モノクロで機械っぽいモチーフ使い、かなり実験的な映像でした。塚本晋也監督の名前を初めて認識した映画です。

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

2.5

数あるシャーロック・ホームズのシリーズの中では比較的アクションやドタバタ要素、掛け合い漫才が強い作品。古典的なホームズものを期待して居たので残念でしたがさらっと観れる気軽さが有りました。ジュード・ロウ>>続きを読む

>|