NIELSEN堀内さんの映画レビュー・感想・評価

NIELSEN堀内

NIELSEN堀内

映画でもとりわけ頽廃的かつ耽美的な文学・衣裳・芸術・美術・建築・音楽に特化した作品に惹かれます。最近はエンターテイメント寄りも愉しんで観て居ります。

映画(553)
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フェノミナ(1985年製作の映画)

3.2

戦慄の映像魔術師ダリオ・アルジェント監督と清楚な美少女ジェニファー・コネリー主演のホラー作品。虫と交信が出来る特殊な能力を持つ少女が連続殺人事件に巻き込まれると云う設定も驚きですが劇中に流れる音楽の特>>続きを読む

つぐない(2007年製作の映画)

3.8

ジョー・ライト監督×キーラ・ナイトレイ主演のタッグ第二作目。何年も前に観た作品ですがまた違った印象を感じました。少女の吐いた嘘が、残酷に全てを引き裂いて行く様は胸が苦しく成りますが、其の少女を演じたの>>続きを読む

オズ(1985年製作の映画)

3.0

名作「オズの魔法使い」の続編にあたり日本版はVHSのみの稀少な日本語吹替版を視聴。オズの国から帰って来たドロシーが精神病人扱いされたりストーリー的にダークな要素を含んで居るが滑稽な新しい仲間との冒険と>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.4

第二次大戦のダンケルク大撤退を何人かのキャラクターの視点から其れ其れリアルタイムで描くストーリーの戦争映画。ある意味主人公と言う位置付けでは無く個人の感情やドラマ性は極力排除した内容が新鮮でした。クリ>>続きを読む

ブランカニエベス(2013年製作の映画)

3.1

‪童話の白雪姫と闘牛士と云う異素材をミックスさせたスペイン製作のサイレント映画。まるで男装の麗人を思わせる女性の闘牛士やベール越しの視線が強烈な黒衣の継母。ある意味意表を突いた終幕の残酷さに戸惑いなが>>続きを読む

赤毛のアン(2015年製作の映画)

2.5

赤毛のアンシリーズはアニメや海外ドラマで観た印象が強くて、原作の長さを映画に纏めるのは大変だと思いました。色々なエピソードが有るので場面展開が少々ぎこちない感じ。個人的には感動するシーンがラストでした>>続きを読む

COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック(2015年製作の映画)

2.7

グランジの祖ニルヴァーナのvo.カート・コバーンのドキュメンタリー映画。幼少期や妻コートニーとのプライベート動画等貴重な映像が盛り沢山。繊細な心の持ち主だからこそ幸せな様子が寧ろ刹那い。アニメーション>>続きを読む

セル(2015年製作の映画)

2.3

スティーブン・キング原作作品と聞いて。とんでも無い設定にキングらしさを感じてワクワクしつつ、観終わってから脱力した映画でした。主人公的には幸せだったのかも知れないラスト。

死への逃避行(1983年製作の映画)

3.0

‪富豪の男性を次々に其の手に掛ける美しき殺人鬼と、亡くなった自分の娘の幻影を重ねて彼女を追う私立探偵の共犯めいた逃亡劇。仏映画独特のアンニュイな空気感、変幻自在に姿を変えて冷酷に殺人を犯すイザベル・ア>>続きを読む

イヴの総て(1950年製作の映画)

3.7

‪ショービジネス界を舞台に謙虚さとしたたかさを兼ね備えたイヴと云う存在がじわじわと物語に侵食して行く巧妙な展開。大女優を演じるベティ・デイヴィスの表現豊かな演技と台詞回し、端役のマリリン・モンローの瑞>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.3

エディ・レッドメインとフェリシティ・ジョーンズがとても良い演技を見せる作品でした。物理学者の偉大なる存在のホーキング博士の人間的な部分、其の妻で有るジェーンの献身的な姿勢。別れても良き理解者としてお互>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

‪鬼才パク・チャヌク監督がサラ・ウォーターズ原作の「荊の城」を大胆に脚色した陰謀劇。掌の上で踊らされる欺瞞に満ちた設定と淫靡な世界を無邪気な日本語で語らせる手法が新鮮。舞台を日本統治下時代の朝鮮にした>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

2.5

此の歳に成って初めて最後まで視聴しました。ずっと避けて居たけれども内容的には矢張り名作だなぁと感じました。ヒューマンドラマと云う位置付けは少し苦手ですが、ロビン・ライトの若々しいお姿と演技が気に成って>>続きを読む

ブリーダー(1999年製作の映画)

3.5

‪ニコラス・W・レフン監督2作目の映画ですが戦慄な赤のヴィジョンと過激な描写は此の時から健在。レンタルビデオ屋で働く映画マニアな役をマッツ・ミケルセンが演じ、非常にウブで細身なスタイルのお姿が拝める今>>続きを読む

エヴァの告白(2013年製作の映画)

2.7

作中のホアキン・フェニックスの名演と、矢張り演技派のマリオン・コティヤールの何とも言えない関係性に惹かれました。映画は出来るだけ綺麗に作られて居るかと思いますが、現実的に考えるとかなりドロドロとした内>>続きを読む

デーモン・ワールド(1986年製作の映画)

2.0

‪アラン・ドロン主演のオカルトかつ珍奇なダークファンタジー作品。アニメーション作家で有るドロンが息子の命と引き換えに世界の破滅を目論む死神の手助けをするのですが、バンド・デシネ的なアニメーションを挟み>>続きを読む

狩人の夜(1955年製作の映画)

2.8

‪ロバート・ミッチャム演じる狂気の伝道師の圧倒的存在感(様々な所で目にする右手にLOVE、左手にHATEと刻んだタトゥーの原点は此れなのかと納得)。水中に沈んだ女性のたゆたいながらも優美な様はゴシック>>続きを読む

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.8

‪第三次世界大戦後のパリ。荒廃した現在の世界を救う為、過去、未来を行き交う実験を繰り返すディストピアSF短編映像。過去、幼少期に見た記憶の中の女性との邂逅。モノクロームの静止画で構成され不穏な空気を内>>続きを読む

ブルックリン(2015年製作の映画)

3.1

‪アイルランドが故郷の主人公が米国のブルックリンに移住し、仕事や人間関係の葛藤の中自分を見つめ直しながら生きて行く物語。1950年代のシアーシャ・ローナンのカラフルなファッションが段々と洗練されて行く>>続きを読む

ピアノチューナー・オブ・アースクエイク(2005年製作の映画)

4.0

‪ブラザーズ・クエイ監督のアニメーションと実写を融合させたリリシズム豊かな長編映像。オペラの歌姫を攫う天才科学者の誘拐劇と自動装置の調整の為に孤島に訪れたピアノ調律師。我がナイチンゲールと呼ばれる歌姫>>続きを読む

ヴァルハラ・ライジング(2009年製作の映画)

2.7

‪‪ニコラス・ウィンディング・レフン監督作品中、最も難解でバイオレンス描写溢れる重厚な映画。隻眼で寡黙な主人公を演じるマッツ・ミケルセンの肉体美と孤独を湛えた全てを見通す片目の視線。北欧神話をベースに>>続きを読む

魔性の夏 四谷怪談より(1981年製作の映画)

2.5

日本映画専門チャンネルにて視聴。流石舞台監督の猛者、蜷川幸雄監督と云う感じの作品。有名な四谷怪談を画面映えさせて尚且つオリジナリティーを前面に出した手法で表現させた所が見事。メインテーマ曲にJ.S.バ>>続きを読む

ワイルドバンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット(1969年製作の映画)

2.5

冒頭のシーンから何となくサム・ペキンパーっぽいなと思って居たらペキンパー監督作品でした。OPの編集の格好良さ、全編に血生臭さが漂うのがとても監督らしく、銃撃戦の壮絶さが記憶に残る激しめな西部劇映画でし>>続きを読む

ドーベルマン(1997年製作の映画)

3.0

以前観た作品ですが改めて視聴。

若くてワイルドな主人公のヴァンサン・カッセルと聾唖の恋人を演じたモニカ・ベルッチの存在感が記憶に残って居りました。過激な言葉を手話で表現するモニカが可愛い。ヤン・クー
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.4

自分にとってはスペシャルな出演者の豪華競演作品。ベネディクト・カンバーバッチさん演じる傲慢な元天才医師は皮肉めいたユーモアさの有るキャラクターですし、ヴィランのマッツ・ミケルセンは強面だけれど妙に身体>>続きを読む

グーニーズ(1985年製作の映画)

2.5

子供の頃楽しく観て居た記憶が有り、再度視聴。キャラクターの個性豊かな冒険映画。シンディー・ローパー姐さんを知ったのも此の作品からでした。多分デヴィッド・ボウイの「ラビリンス」と共に映画での洋楽初体験だ>>続きを読む

ダークタワー(2017年製作の映画)

4.0

‪確か原作はウェスタン要素が盛り込まれて居る筈?と云う不思議とは裏腹にスタイリッシュなリロード&ガンアクション、悪役を演じるマシュー・マコノヒーがエプロンでお料理して居る姿、其の部下役のアビー・リー・>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

キアヌ・リーブスが久々に大活躍した感じで非常に、非情に面白かった作品。裏稼業のお仕事の清掃屋やホテルのコンシェルジュも職務に忠実で実に爽快感が有りました。愛犬が可愛いので序盤は辛い気持ちに成りますが、>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.0

字幕版、吹替版続けてスターチャンネルにて視聴。
原作、アニメーションの大ファンで有るのでイメージの強烈な違和感から劇場で鑑賞せずに居りました。字幕版ではかなりのキャスティングミス、ストーリーの破綻と各
>>続きを読む

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)

3.4

ソフィア・コッポラ監督がリメイクしたオリジナル版を予習として観てみたかったので視聴。具体的な表現を避けると、心的恐怖をじわじわと感じさせる期待以上の面白さでした。コッポラ監督だと耽美的な要素が高めかも>>続きを読む

ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

2.8

記録として。ケイト・ブランシェットの神々しさに平伏す。

セブンス・サン 魔使いの弟子(2015年製作の映画)

1.8

記録として。ジュリアン・ムーア、アリシア・ヴィキャンデルが綺麗でした。

草原の実験(2014年製作の映画)

3.0

冒頭から美しい色彩と日常の雄大な時の流れ。台詞は一切無く、生活の音と映像で全てを感じさせるのですが、場面場面に何処か不自然さが残る印象。其の不自然さは次第に理解出来、ラストに掛けての恐ろしい終末感との>>続きを読む

CASSHERN(2004年製作の映画)

3.0

約2時間半かけられた紀里谷和明監督の壮大なミュージックビデオ(一応褒めてます)。伊勢谷友介さんと麻生久美子さんが主演でキャストも豪華。及川光博さんの演技とキャラクターもイカしてます。スケール感漂うディ>>続きを読む

プロメテウス(2012年製作の映画)

3.9

ザ・シネマにて吹き替え新録版を視聴。以前字幕版を観て居りますが、エイリアンシリーズの一環として鑑賞した程度でした。改めてコヴェナント鑑賞前に理解を深めたくてじっくり視聴したら中々に奥が深い設定とストー>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.3

インディ・ジョーンズシリーズ最高のストーリーとキャスト。前二作も痛快な出来でしたが、共演のショーン・コネリーの突っ込み所満載のキャラクターが良いスパイスに成って居るかと思います。ハリソン・フォード、シ>>続きを読む

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