なんともいい加減かつ素朴でシンプルな話。つまりこれ以上なく小学生に最適。高シンクロ率。何気にブルマが捕まって食べられそうになるシーンなんてギャグなのに演出が効いててお子様にはそこそこ怖いんじゃね?
「勝手にしやがれ」メイキングを、ヌーヴェル・ヴァーグぽいアドリブかつアナーキーで無鉄砲な作風で描いた作品として観た。個人的にこの時代にそこまで思い入れがあるわけではない。「グッバイゴタール」の俗っぽさ>>続きを読む
加藤泰の遺作であるが、東宝製作。なんとなく三隅研次の遺作(こっちは松竹)とイメージがダブる。ただのカッとしやすい太物問屋の息子仙吉(菅原文太)が虎徹を持ってるだけでなんかえらい剣豪のようにさえちょっと>>続きを読む
戦国日常系推理ドラマ…?または名探偵黒田官兵衛みたいな。時代劇らしい風格を目指したと見える演技と衣装とセットはかなり健闘しているが、ある意味終盤全部つながっていたことが分かるとはいえ、そこになにか劇的>>続きを読む
深夜放送。しょうもないけど今ではまずお目にかかれないタイプのコメディ。なんかすごく懐かしい。
原作未読。流石に今一番脂のっているであろう監督なので、これをまとめきれる力量と体力には恐れ入る。作り手側のアプローチを考えるとこの長尺も納得しやすい。
ぶっちゃけ長さだけ考えても観客にそこまで優しく>>続きを読む
配給待ちのお母さんの苦労と疲れた顔…そして不在の間留守番する少年のちょっと楽しい空想の遊び。
人形アニメの動きが凄いとかそういう表層を超えた作り手の愛そのものの結晶。雪降るソ連にも関わらず暖色が多く愛おしさでほっこりとしてしまう。
世界中の働く子どもたちに捧げられている作品だが、「運動靴と赤い金魚」から20年以上経って変わったのがスマホとショッピングモールと高級車ぐらい。始まり方はまったくの犯罪映画。仕事をするストリートチルドレ>>続きを読む
本当にこれが2026年公開作?と思うほど思い切って時代錯誤な作風で、何かこの時代のオーパーツ感が漂う。「マリオ」もそうだったけど玩具会社が製作に関わってるとハリウッドのよくわからん慣習ガン無視できて最>>続きを読む
ヤシマ作戦のテーマの元ネタはここだったわけね…似てるけどパクリというほどではない。寧ろ上手く作品のカラーとして昇華してる。それはそうと見逃していた有名作に恥じぬ面白さ。ボンドの軽さと抜かりなさ、乱戦に>>続きを読む
まさかのとんでもないところで終わるラストは何かしらの諸事情を感じさせるが、作り込みは最高。批評家の評価が下がるのは分かるが、観たかったものが出てきたので文句をつけるのもなんか違う感じ。
アメリカ映画>>続きを読む
日常系戦争映画。従軍記者目線の話だが、犬への手厚さや、砲火の中での結婚式、レコード探す件などは印象的だった。
ロデオシーンはスターの負傷を避ける意味で、スタントシーンや記録映像と上手くカットを繋いでいる。最初からルイーズとジェフはいい感じの雰囲気で、ウェス(ルイーズの旦那)はジェフの導きとロデオの素質で稼いで>>続きを読む
もう今年のベストは本作でいいんじゃないかと言いたくなる。チェン・ユーシュン最高傑作。政治犯として銃殺された兄の遺体を引き取りに行く少女、阿月(アグエー)の話。いつになくシリアスな題材ではあるがそれでも>>続きを読む
なんか勝手に地元民との軋轢も食堂の修理代も解決(?)してオールド・オークの旗の下、外国人とも炭鉱労働者精神で連帯と団結するぞとなった「敗北作」。ケン・ローチ世代の限界を否が応でも思い知る。英国地方選で>>続きを読む
以前見逃していた一作目。ボンドの余裕は本作で既に健在。娯楽映画としてのバランスの良さは出色ものでぼんやり観ても展開分かってても面白い。エンタメのあんなネタこんなネタもこのシリーズから始まったのだ!
日本産「anime」を浴びるように観てきたと思われる作り手による傑作アニメーション。とにかくネタや描写の既視感が凄い。ジブリに新海誠に「ふしぎの海のナディア」でグレンラガン?みたいなディテールに設定が>>続きを読む
オーストラリア産傑作ミステリーホラー。所謂館もので、老人ホームとなった洋館を相続したリンダが土台無理な経営に汲々とするなか精神の均衡を崩していく話。「らせん階段」や「回転」を思わせる舞台と演出そして清>>続きを読む
本当になんのこっちゃと言いたくなる映画。チェコらしい不条理感漂うバチバチに構図が決まったショットの数々に魅せられるものの、話は???。ましてや編集と不快なベル音など色々難がある。
一事が万事というか、土仕事をする手とアグネスの顔の産毛が印象深かった。森に住まう魔女の娘(と呼ばれていた)が、まだラテン語教えつつ無職だったシェイクスピアと惹かれ合って結婚する流れ。ポリコレというより>>続きを読む
犯人確保のためイーストウッドが髪をなでつけたカジノの支配人を演じてるのはちょっとオカシイ。映画はなんとも締まらない展開と敵に脱力。
ハエの羽音がずっと耳元でブンブンいっている…。絶え間ない屍臭の表現。
大まかに言えば、「ミツバチのささやき」にタルコフスキーなどを足した詩的イメージの連鎖という感じ。これは全編どの時代を通じても一貫>>続きを読む
出入りがまさかの無血采配。中村錦之助演じる次郎長にワッショイワッショイ楽しくついていく感じが、久々に凄く共同体感覚を呼び覚ます。この感じは現代社会へのアンチテーゼとして噛み締めたい。些細なやりとりとか>>続きを読む
映画史が更新される瞬間を目撃した感じというと大分大げさだろうか。SF的意匠を損なうことなくシンプルでピュアな友情の物語に仕上げた本作の勝利。
元科学者だが中学校の科学教師、主人公グレース(ライアン・>>続きを読む
90年代のノリそのままなエログロ美少女ヴァイオレンスSF短編。描写の精緻さ、動きの説得力は芸術品と言って差し支えない梅津泰臣監督の真骨頂。劇場などでこっそり観るべき後ろ暗い快楽とはこういうもの。ある意>>続きを読む
前作観賞済み。しかし前すぎて話をまるっと忘れた。二部作の欠点はこれ。奮発してドルビーシネマで観たので音響面は抜群で歌唱シーンは楽しめた。冒頭の見せ場はそこそこ印象的だったが、全体としてどうかというとな>>続きを読む
卓球選手が犯罪もやってるというより、犯罪者がたまたまどういうわけか冗談みたいに卓球が上手いという感じな、ダークなスクリューボールコメディ。この狂騒は、正直疲れた。いくらなんでも長げーよ。
大半何もか>>続きを読む
なんだろうな。このブレンダン・フレイザー(フィリップ)の巨体が与える安心感。まさにダディ。正直、よくよく考えてみなくても色々展開と設定にやや怪しい部分がなくはないのだけれど・・・。日本紹介映画としては>>続きを読む
「アルファヴィル」+「1984」というか、それを目指した感じのSF現代社会批評映画。トイレにもある謎モニターとライティングが絵作りとして面白すぎるし、傑出したラストシーンは大層魅せるのだが、会話シーン>>続きを読む
「簪」もそうだったけど、清水宏の描く温泉地とか旅館のゆったりとした空気が好きだ。なんということはない会話、小川に架かる橋、コミカルな喧嘩と交流。雨の温泉場も風情があって、高峰三枝子のすらりとした肢体が>>続きを読む
何回やっても上手くいかない「ターミネーター」リブート。確かに本作もアクセル踏み切った冒頭のみならず、かなり良く考えたと思しき各ターミネーターの設定は面白くキャストも誰?感あるが、マッケンジー・デイヴィ>>続きを読む
ちゃんと一応苦戦してダメージくらうセガールは新鮮。まあ、多分初見ではないはずだけど。
ミイラ取りがミイラにパターンの話だが、結末の解釈は観賞者に委ねられている。やってることのおぞましさとは真逆のハッピーで純粋てご機嫌すぎるテディたち陰謀論者の頭の中(※境遇はとこまでも悲惨です)はキッチ>>続きを読む