ドンタコスさんの映画レビュー・感想・評価

ドンタコス

ドンタコス

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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

90年代くらいのアメリカとかカナダとかの特に秋冬のこの感じはマジでなんなんだろう
じんわり暖まる空気に見惚れてホラーであることを忘れてた
コールは最初から知っていたのかと思うとどんな気持ちで秘密を打ち
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

いつまで経ってもたどり着かない正解と解決を求めるのはこれ以上ないくらいしんどくてそして多くの場合屈折していて、少しでもカーテンをめくればその裏側にいくらでも転がってるような普遍的な現実だらけ
過ちを数
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フェアウェル(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

おばあちゃんは既に何となくずっと気づいてるとかっていうことはない?
中国の人たちのこういうぶっきらぼうで一瞬怒ってんのか?と思うんだけどめっちゃ愛があるみたいなとこあるよね

何も教えてくれなかった
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

Do you wish it’s more organized, or contained?
思うぞ
ぶっちゃけ何度も思ったことある邪魔だなって

I don’t want you to be pro
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

彼らの世界の見え方とは違うのだろうけど、世界のルールと合わないときに感じるあの吐き気ったらない
いっそ全部爆発してくれと願いたくなるよな
ネイサン自身の物語ではなくネイサンを取り巻く人々と環境の物語で
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

善について考えること
気高いことについて考えること
Always moving, never fighting.

鼓舞し、奮い立たせ、称賛する
前へ進もうと思うと途方もない長い道のりが見えて、非力さ
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コロンバス(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

雨の中ホールで佇む映像が見える
こういう何でもないコミュニケーションで誰かと心を通わせられたら、すごく落ち着くんだろうな
限りない非対称性でバランスがとれるように、世界の規律は限りない歪さと変化で均衡
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

行ったこともないのになぜか湿地と浜辺を見ていると懐かしく、物哀しい気持ちになった
知っている音が遠くで流れている気がした

全然悪い意味じゃなくどことなくディズニー映画の実写版ぽい感じが漂っていて、男
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

面白いは面白いけどとにかく謎が多い
キリスト教や信仰を持つことについてのテーマを強く感じさせる
実際の悪魔や神が誰であるのかはそれほど問題ではなく、惑わされ、疑う心の中で何を信じるとするかが問われてい
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

面白い
面白いけど深みは別に無い、求めてもなかったけど
ならず者の輩が集まる序盤がもうだいぶかっこいいし面白いっていうか全体的にずっとスタイリッシュ
ヴァーバルのあのいちいちこっちの気を散らせてくる感
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

思ってたのとは違った
違ったけど、悪くはなかった
ある意味においてはイーサンとショーンが死ぬきっかけをくれたのかもね
当人はあの家で死にたかったんだ
重罪だと勝手に決定づけるのは僕ら第三者だね

鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.5

超好き、夏の京都ってなんか引力あるよね
ん、これ夏?
栗山千明がどえらいかわいくてこんな女の子と一日中無駄な会話したい
四条烏丸交差点の会の異質感が素敵
四条烏丸交差点の会って何だよまず

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

映像がめちゃくちゃ落ち着く
何度も走る赤い車
西島秀俊と三浦透子の村上春樹作品への溶け込み方が半端ない
でも都合が良すぎる
泣きながら三浦透子を抱きしめて生きていこうなんて、そんな精神浄化が聞きたいん
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たみおのしあわせ(2007年製作の映画)

4.0

最高に面白かった
全然意味がわかんないのに自然
邦画っぽい温度の停滞感とユーモアが丁度いい
茶畑に大竹しのぶの傘が落ちてるシーンがいい
こういうタイミングこそやたら逃げ出したくなるみたいな時あるよね

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

2.0

なんで見たんだろうこれ
物事の線引きに慣れていない時代のどこかの自分に重なる
扇風機当たってるだけで様になるマリーかっこいい

怪物(2023年製作の映画)

3.5

子役と田中裕子がいい
怪物が誰なのかということじゃなくて、皆それぞれの世界ではそれぞれが怪物なのだと思う
草むらを駆け回る子供たちのシーンだけでも価値があった
というかそれが見たかった

渇水(2023年製作の映画)

2.0

期待したけど特筆すべきことはなかった。
繰り返しタバコを吸う
吸っても吸っても、潤わない

マシニスト(2004年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

自分のことなんて自分が一番知ってる前提ぶち壊し系迷子stuck映画大好きやけん大好き

お前はお前を一体どうやって信用できる?

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

メッセージ性はわかりやすく安易と言えば安易なんだけど観たタイミングが良かった。
それ。それだけなのよ。
自分の舵を掴めばいいんだよとにかく。
ここで死にたくないからただ別の場所を探している
良しと思え
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

セリフや表情の乏しさというか温度の無さが淡々としていて良い
淡々とはしてるのにみんな生々しい感じがするのは何なん一体
情のない女はある意味で誰よりも自己主張してて誰よりも世界のルールに迎合してなかった
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

余地を与えず赦すのが傲慢なのか、裁きを与える立場にいることの方が傲慢なのか

まるで善意以外の何ものでもないですみたいな顔を平気でできる、あるいは当人も自覚してないその身勝手さに震える

壁が無いから
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