冥王星さんの映画レビュー・感想・評価

冥王星

冥王星

映画(71)
ドラマ(1)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ロストケア(2023年製作の映画)

4.0

戸田菜穂の絶叫より謎解きに入る
ラストに向かいながら解題の絡め方がとても優れていると思いました
立法行政も問題ながら死生観を描いているのは監督の手腕なのか
最後涙が流れた 気持ち良いものではなかった
>>続きを読む

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

4.0

ルーシー・リューに勝たせてやりたかった
最後にWウーマンが見れて良かったです
楽しく観られました

オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

5.0

とても感銘を受けました。

映画としても良く出来ていると思います。
と言って終えば 語弊を生ずるかもしれません。
事実を元にと幾多ある映画と一線を引きたい気持ちです。

2003年1月31日キャサリ
>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.7

良かったです。
居心地の良い椅子でいつまでもジーッと見て聞いていたい映画でした。

私はよくネット映画でつまんないな倍速にしようかでも字幕読めないし止めるとなんか損した感じだし みたいなグダグダ感が続
>>続きを読む

ワース 命の値段(2019年製作の映画)

4.5

主人公マイケル・キートン演ずる 調停と裁判外紛争解決の専門家 弁護士ケネス・R. ファインバーグ氏の回顧録『What Is Life Worth?』が原作です。

2001年9月11日に起きたアメリカ
>>続きを読む

アグネスと幸せのパズル(2018年製作の映画)

3.0

アルゼンチン映画のオリジナルが印象的だったので どうしても較べてしまいます。

大きな違いは 今回は家庭の描写が多いと思いました。ラストまで見てどう転がすかの説明となっていましたがどうなんでしょうね。
>>続きを読む

ラスト・シフト(2020年製作の映画)

4.5

優れたアメリカの短編小説のように、全体のトーンとしては起伏も少なく淡々と主人公二人の人生の一コマを魅せてくれました。
よくある小さな話ですが深みを感じました。

人種差別、貧困問題、世代間の相違などの
>>続きを読む

対峙(2021年製作の映画)

4.5

高校での乱射事件の加害者と被害者双方の両親が6年たった今、対峙し話をして「赦し」を得るまでの話。

勿論、赦しは神のみが与える事が出来ます。
被害者側の母親から加害者側に「あなた方を赦します」と言いま
>>続きを読む

ママたちのパーティーナイト(2017年製作の映画)

1.5

結局は酒とヤクと男で発散するしか無い、不幸なママ友会の一夜のお話。

そもそも子育てがストレスの元との勘違いから始まる。

最初付き合い嫌いのトニ・コレットが主役かと思いましたが、苦手な人と付き合って
>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

4.5

韓国人は相手が結婚していたら諦めますか?by タン・ウェイ

崩壊してから愛し始めた
愛すれば愛するほど崩れて行く

生き残るのが精一杯だった
尊厳死も厭わない
生きるために愛するために

愛されてい
>>続きを読む

実在した犯罪小説(2018年製作の映画)

3.5

オーストリアのTVm。
邦題から受ける印象はある種の見立て殺人かと思うが、その通り。
しかし、謎解きやどんでん返しなど可憐味は一切ない。

素敵な音楽と落ち着いた雰囲気で楽しく話は進んで行きます。
>>続きを読む

チャイルド・イン・タイム(2017年製作の映画)

4.5

テーマを娘が失踪してしまった両親の苦悩と再生の物語と捉えるとナンジャコリャとなります。

原作は扇情的なガジェットを使うマキューアン。

ネタバレは後半母親が述べています。
「あなたの妊娠が分かって自
>>続きを読む

リトル・シングス(2021年製作の映画)

4.5

へ〜 そう言う話かと感心しました。
良かったです。

主演三人が素晴らしい演技を見せてくれました。

ストーリー性が高く、作品の長さも納得がいきました。

床下を覗いたシーンはラストに分かりました。私
>>続きを読む

ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.3

レベル・ウィルソン見たさで見たから満足。

途中から何が面白いかが分からなくなりましたが楽しめました。

結局は歌って踊りたかったのでしょうか?

プリヤンカー・チョープラーは歌も踊りもお上手でした。

ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

4.5

意外にと言っては失礼なんだろうけど良かったです。

ストックホルム ノルマルム広場強盗事件を元にしたって映画でした。

妙に皆さん落ち着いています。現場の二階が対策本部。犯人に呼ばれてトコトコ降りて来
>>続きを読む

現地(にいない)特派員(2016年製作の映画)

4.0

私の大好きなケリー・マクドナルドが冒頭から登場。いきなり彼女らしい仕草で気分上々。

話もオモロくて満足しました。

コーヒーを持ってマンハッタンまで行きましょ。
最後までケリー・マクドナルドに魅了さ
>>続きを読む

密航者(2021年製作の映画)

3.0

アナ・ケン目当てで見ましたが アレェ?って感じ。最後まで真面目で良いヤツでした。

お話も真面目で暗い。落ち込んじゃいそう。
ついでにトニ・コレも全く冴えていない。

「カルネアデスの板」もの。
と言
>>続きを読む

ユー・ピープル ~僕らはこんなに違うけど~(2023年製作の映画)

3.0

一見 人種・民族・宗教が違う異文化の二人が結婚出来るのか? がテーマのコメディ。
と見せて、実は親子間の信頼が無かったと思い知る映画。
さらに親が段取りしてくれないと当人同士は積極的に復縁をする気がな
>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.5

「tappaa」を「イチコロ」と訳していました。端的で良かったです。ワロタ。

面白い。マッチってこうやって出来るんですね。
いつ喋るのかジッと待ってました。最後まで寡黙で通しました。人間関係などの説
>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

地球滅亡って良いですね。
ディストピアものも好きですがウダウダやってなくて皆んな一斉にいなくなるどころがキリが良い。

死ぬことよりその前の不安が嫌なんでしょうが、それを逆手にとって もっと危機感を持
>>続きを読む

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

4.0

ドン・デリーロらしいポストモダン風に仕上がっている映画でした。
面白く見せて頂きました。

ラストの
自らの役割を悲しみ云々で締めるところはこの監督らしい。個人的には一気にテンションが下がりますが、ど
>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.0

バカなドンキーは死に 利口なボーダー・コリーは愛される
落ちている指は食べてはいけない
と言う説話です。

たまに聞こえる花火の音はどこかの内戦
マコーミックはマクドナー家に取り憑いているバンシー
>>続きを読む

マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.0

ナイル殺人事件からオリエント急行へ

楽しく見られました。
主演二人のやり取りが良かったですね。

あの女優役はジェマ・アータートンでした。顔が覚えられない。

忽那 汐里もここまで来たかと感涙。
>>続きを読む

グッド・ナース(2022年製作の映画)

4.5

緊迫感ある静かな映像。 
固定されたカメラの水平垂直。

常に不安げに揺らぐエディ・レッドメインと繊弱ながら聡明なジェシカ・チャステイン。

証拠を追う警察と冷淡な病院。

最初から犯人は特定されてい
>>続きを読む

LOU ルー(2022年製作の映画)

3.7

ここまでしなくちゃ和解出来んのか!
自殺願望の母息子に巻き込まれた母娘のお話しでした。

国際的な事はCIAにお聞きください。

アリソン・ジャネイがカッコ良過ぎ。姿勢が良いし背が高い。
署長さんは感
>>続きを読む

ブライト(2017年製作の映画)

3.3

最初なかなかノオミさん出てこないと見ていたら、出て来た。強そう。実際強い。

話はまぁイイですわ。あの件で続編は没になりました。
監督はこの世界観を展開したかったのでしょうが残念。デヴィッド・エアーさ
>>続きを読む

ラプチャー 破裂(2016年製作の映画)

3.5

優生思想に基づく命の選別。

体感型のお化け屋敷に放り込まれたノオミ・ラパスは今回もタフネスでした。でも出口なし。

新人類は少なそう。議会に議員を送り込むのはまだまだ先になるでしようね。
たくさん生
>>続きを読む

ザ・トリップ(2021年製作の映画)

4.3

やはりノオミ・ラパスは強かった。

大変面白。でも痛かった。『セブン・シスターズ』と同じ監督なんですね。才能あるんだ。

ノルウェー映画。ボードゲームで典諾の言葉の違いや刺青の[N]のこだわりを見せる
>>続きを読む

ブラック・クラブ(2022年製作の映画)

4.3

全ては娘のために。

初っ端から状況が掴めないまま 取り敢えずノオミ・ラパスを見ていたら中尉に会いました。

小柄だな。出来るのか?と言われ
中尉殿は私の映画を見てないのですか⁈とは言わず 敗戦濃厚な
>>続きを読む

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

4.3

ノオミちゃん好きには たまらない映画。
一人七役。何処を見てもノオミちゃん ノオミちゃん ノオミちゃん。

7人いるから少々いなくなっても まぁイイかって話ではありません。7人の中で誰がボスかを決める
>>続きを読む

デッドマン・ダウン(2013年製作の映画)

4.0

脚本が繊細で美しい。良く出来ていると思いました。それを出演者の優れた演技力が、さらに深みのある作品にしていると感心しました。

手紙やウサギなどのガジェットが抜群のタイミングで使われています。弟の動画
>>続きを読む

アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)

4.0

さすがアプテッド監督。手堅くまとめて来ました。若い時のパワーは感じられませんでしたが、それでも複雑そうな話を実に分かりやすく作ってくださいました。

主役がはれる俳優の方々もキャラがしっかり立っていて
>>続きを読む

ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

3.5

ベイトマン、マクアダムス夫妻の息があってないように感じました。何方も好きな役者なんだけど。
会話やプロットは悪いとは思いません。
ゲームへの執着自体滑ってませんか。落とし所の妊娠もハマっていると見えま
>>続きを読む

>|