にこさんの映画レビュー・感想・評価

にこ

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シネマ組踊「孝行の巻」(2022年製作の映画)

3.9

姉弟、母子のやり取りに涙…演者さんの表情が本当切なくて…。動きが最小限な分、機微な変化にグッときた。地謡の方々の力強い演奏と歌も素晴らしかった。演奏途中で台詞が入る感じが新鮮。組踊の魅力伝わる素晴らし>>続きを読む

人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.3

「あれしなきゃこれしなきゃ」と追われる日々でしたが、一つひとつをゆっくり大事に楽しんで、経験や思い出をためて老いていこうと思いました。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.9

ちょっとした仕草や間にグッときて、何度も涙しました。ビル・ナイの演技が本当に素晴らしかったです。

前向きに、ちょっとだけでも心を燃やして、日々を生きようと思いました。仕事忙しいけど、明日からまた楽し
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RRR(2022年製作の映画)

4.4

インド映画史上最高の製作費7200万ドルをかけたスケール感と、英国植民地時代の勧善懲悪物語に、今のインドの勢いを感じました。

歌とダンスもあり、ストーリーもテンポ良く展開していくので、3時間あっとい
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パリタクシー(2022年製作の映画)

4.3

ほっこり系の映画と思いきや、マダムの壮絶な過去に涙必至。今の時代に生まれて良かった…。

2人が段々と心を通わせていく姿に心あたたまり、パリの街並みとフランス語の美しさに癒された。ルノーの車もカッコ良
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ケアを紡いで(2022年製作の映画)

4.0

「一人で生きていくことは不可能であることを受け入れ、人に頼る、人に感謝する、人とのつながりを意識する」

ゆずなさんの言動にやる気をもらった。制度の運用は当事者目線で。一度きりの人生、大切に生きる。

セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

4.0

サロールが自分の意思で人生を歩んでいく姿にワクワクした!

きっかけとなった中年女性カティアの、人生経験からくるアドバイスの数々も良い!

「性」から「生」を学ぶ、爽やかでキュートな映画!

モンゴル
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怪物(2023年製作の映画)

3.9

彼らはお互いに思い合って行動しているだけ。なのに大人は、彼らのためと言いながら、自分の考えを押しつけている。

子どもたちには「人生一度きり。せっかくだから楽しんで生きよう!」と伝えられるように、ま
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渇水(2023年製作の映画)

3.5

岩切の死んだ表情は枯れた心を表していて、そこに物理的な水が加わって、心にも水が通い出す。水と心をこんな風に表現するのかと、終始見入った。

途中で入るギターの音が最高だと思ったらエンドロールに向井秀徳
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ライフ・イズ・クライミング!(2023年製作の映画)

4.2

目が見えたとしても絶対怖い断崖絶壁や奇岩を、ナオヤさんの声だけを頼りに登り切るコバさんの姿に感動した。

困難な課題にぶつかったとしても、その先に見える絶景を信じて立ち向かっていきたいと思った。

裸足になって(2022年製作の映画)

4.1

イスラム国アルジェリアの女性たちの現状は厳しすぎるが、力強い太陽の光が、彼女たちの生き生きとした表情を映し出していたのが印象的だった。序盤の遠足のシーンですでに泣いた。ノンバーバルでも伝わるダンスの魅>>続きを読む

遠いところ(2022年製作の映画)

4.0

観た人それぞれの「遠いところ」があるかもと思った。

アオイのことを「遠いところ」の話と思うのか。それともアオイのように、今の世界から抜け出して「遠いところ」へ行ってしまいたいのか。

あと、男尊女卑
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

3.9

レスリー・チャンの演じる虞姫に魅入る。本当に美しい。この姿を拝めただけでかなり満足度高い。

あとは、芸能を楽しめる世の中を今度こそ保たないといけないと思った。観たいものはなるべく映画館で、ライブ会場
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わたしたちの国立西洋美術館~奇跡のコレクションの舞台裏~(2023年製作の映画)

3.7

やはり予算の話は衝撃的。

財務省のサイトを見たから、文科省が予算を減らさざるを得ない原因はきっとアレかな。

コロナ後の美術館では、一般市民が美術を楽しめるのが尊いことだというのを、五感でガツンと感
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世界のはしっこ、ちいさな教室(2021年製作の映画)

3.9

何で勉強するの?の疑問は、この映画を観たら理解できる。

勉強することで、自分の人生を自分で選んで生きていくことができる。逆も然り。

子どもたちにだけでなく、大人にも言える話だなぁと思った。

私も
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

ダニエル・クレイグお疲れ様でした!ということで、甘々スコア(笑)




ラミ・マレックの悪役具合に期待してたけど、そんなこともなく。

なぜ彼が悪役になっているのか、そもそもあまりわからず。

スト
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.6

人種に優劣なんてある訳ない。

人種差別の究極の姿が、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害。

この映画は戦争ではなく、人種差別を扱っている作品だと思う。

WW2がユダヤ人迫害を生み出しているのではなく
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アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

4.0

小さい頃以来の鑑賞。
ブラックユーモアに終始笑いっぱなし!
オープニングであの曲聴いた時、めちゃテンション上がったなぁ〜。
お兄さん、既視感があるなぁと思ったら、BTTFのドクなのね!いいキャラしてた
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黄金(1948年製作の映画)

3.7

欲望に負けていく様が、良かった。
確かに、彼は正直者だ。

命あってこその人生。

最近資産形成に興味があったのですが、そればかりに気を取られて、生きることの楽しみを忘れてしまわないよう、自戒しました
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情婦(1957年製作の映画)

4.5

最高。
完璧なサスペンス映画。
観たことない方は、あらすじは一切見ずに、鑑賞を強く勧めます!!!

あとは、主人公のおじいちゃん弁護士の超毒舌っぷりに、終始笑いっぱなしでした!
英語も聞きやすくて、勉
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老人と海(1958年製作の映画)

3.7

映像は時代を感じますが、それ以外は素晴らしかったです!
おじいさんのナレーションのお陰で、物語への没入感がすごかった。
だだっ広い海で、独りで漁をするのは孤独な闘いなのかなぁと思っていたら、自然や生き
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マーニー(1964年製作の映画)

4.0

「これが『サスペンス』というやつか…!」と唸りました。
サスペンスといえば、2時間ドラマの、最後は崖に行くやつ、ってイメージでしたが、『マーニー』を観て、印象が変わりました。
ヒーローとヒロインがまず
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ハリーの災難(1955年製作の映画)

3.4

これといった山場はないストーリーなんだけど、登場人物がユニークで、最後まで観てしまった。
秋の色彩が美しい。
こんなストーリーの映画も最後まで観れてしまうのは、やはりヒッチコックだからなのか🤔

SING/シング(2016年製作の映画)

3.6

吹き替え版で鑑賞。
歌で、それぞれの人生が鮮やかになっていく様が素敵でした。
あんなに気持ちよく歌えると楽しそう。
MISIAの歌は、ゾウさんを通しても、鳥肌ものです!笑

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.1

1よりも映画らしいドラマチックな展開になっててびっくり!
最後には心温かくなる、素晴らしい映画。これもパディントンの熊柄のおかげ!笑

今回もパロディあって、それも楽しかった!笑
そして、サイコなヒュ
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パディントン(2014年製作の映画)

4.0

小さい頃本を読んでいたのもあって、動いているパディントンに終始悶えていました(笑)
ぜひ、誰にでも親切で、くまであるがためにドジで、でもゆるっともふもふで可愛らしいパディントンに、皆さんハマってほしい
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マザーウォーター(2010年製作の映画)

3.4

豆腐、食べたい。
ウイスキー、飲みたい。

ストーリーは、全然覚えてないけど、永山くんが印象的でした。

めがね(2007年製作の映画)

3.7

かき氷食べたい。
朝ご飯食べたい。
ゆったりのんびり。
素晴らしい映画でした。

プール(2009年製作の映画)

3.4

屋根のある屋外って、開放的でいいねぇ。
こういうゲストハウス行って、時間を忘れてのんびり本を読みたい。

ストーリー自体はいまいちだった。娘さんをどうしても不憫に思ってしまう。ストーリーらしいストーリ
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.6

ご飯を毎日ちゃんと作るって大変だなぁと、しみじみ思った。
あと、狭い空間に限られた人と一年以上も生活するのは大変だと、しみじみ思った。
そして、ご飯って、全員共通の娯楽だなぁとも、しみじみ思った。
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

BGMがない感じに、ヘルシンキでのリアルな暮らしを感じました。
小林聡子と、かもめ食堂に集う人達のゆったりとしたやりとりに、ほっと、肩の力が抜けました。
日々を忙しなく生きて、ちょっと疲れた時に、観た
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.8

これが実話というのにびっくり。
インドの現状にびっくり。
そして、オーストラリアの自然にびっくり。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

ガラスが気持ちいいくらい綺麗に割れるなぁ〜!
続きが気になる!

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

1よりは微妙。
でも、アクションがすごくて見入っちゃう。
で、続きも気になっちゃう(笑)
深い事考えず楽しもう!

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.9

シンプルにドンパチ。いい!
出てくる車がカッコいいし、スーツ着たキアヌもめちゃカッコいい!
細かい事は気にせず、これらを楽しめる人は、ハマると思います!

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.6

冒頭の自殺未遂のシーンに衝撃を受けてからの紫禁城での豪華絢爛な様子に、すぐに惹き込まれた。

3時間弱の長さを感じさせないスケール感、映像と音楽がとにかく美しい。
そして、溥儀の、辛すぎる人生に目が離
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