saetaさんの映画レビュー・感想・評価

saeta

saeta

ヨーロッパ映画を中心に観ています。
星3未満は駄作とみなし、掲載はしません。

オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.2

一月半ほど前に日比谷シャンテで観ました。

アンダーグラウンド同様、ブラスバンドが鳴り響き心地良かった。
全体的にとても良い映画だったんだが、やや観てて興醒めしてしまったのが安易にCGに頼った演出だっ
>>続きを読む

サウルの息子(2015年製作の映画)

4.1

随分前に録画したまま放置していた作品ですが、ピントの外し方や背中越しのハンディのような手ブレなどドキュメンタリータッチで臨場感を醸成していた気がする。

ユダヤ教の教え、宗教観についての知識が全くない
>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.2

封切後の最初の週末だったので、やや混んでた気がする。
相変わらずの日本びいきで観ながら嬉しくなってたが、音楽も良いし、毎度象徴的な存在の犬も出て来ており、安定のカウリスマキクオリティだったと思う。

ある天文学者の恋文(2015年製作の映画)

3.1

ちょっとウディ・アレン調な映画だった気がする。
スコットランドの風景は美しかったが、脚本が凡庸でまどろっこしい印象だった。
ジェレミー・アイアンズは割と好きな役者なので、出来れば退屈な作品に出て欲しく
>>続きを読む

エスコバル 楽園の掟(2014年製作の映画)

3.5

脚本がしっかりしており、スリリングな展開で最後まで飽きさせ鑑賞出来た。
カナダの男の弟とか、もう少し演技に説得力のある役者であれば、より良い映画作品になった気がするが。

裁かれるは善人のみ(2014年製作の映画)

3.2

期待して観はじめたが、モスクワの友人弁護士 などもう一つ描き切れてなかった気がする。
邦題も的はずれ。

フェイク・ライフ 顔のない男(2014年製作の映画)

3.5

地味ながら脚本もしっかりして落ちもあり、孤独という事を色々考えさせられる悪くない作品でした。

デューン/スーパープレミアム[砂の惑星・特別篇](1994年製作の映画)

3.2

未見だった作品。
酷評されるほど、酷い出来だとは思わないが、ブルーベルベット以降のリンチ作品を愛する者としては、ぶっ飛んだ変態性も希薄なので、やや物足らない。
途中リンチも出演していたのは愛嬌かな。

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.8

wowowで放送していたので、20数年振りに鑑賞。

大方忘れていたが改めて観直してみたら、古臭い印象もあるが、悪く無い作品だった。
娘役の子がとても良かったように思う。

あの日のように抱きしめて(2014年製作の映画)

3.7

脚本の詰めの甘さもやや感じるが、ラストの力強い「スピークロウ」での〆方は圧巻だった。

監督がユダヤ人なのか知らないが、不死鳥と言う意を汲んで邦題も原題通りシンプルに「フェニックス」のままでいいんでは
>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.7

「灼熱の魂」以降、この監督の作品はフォローしています。

リオの男(1963年製作の映画)

3.7

娯楽映画、アクションコメディーなどと語られ今まで食指がのびなかったが、鑑賞したら痛快でこれ最高じゃないですか!

特に60年代のブラジルの風景など貴重な映像を観られたし、いい映画体験が出来ました。

チェ 39歳 別れの手紙(2008年製作の映画)

3.6

28歳を観た翌日に続けてこちらも鑑賞。

冒頭の手紙を読むカストロのシーンから引き込まれ、ボリビアの都市部や田舎の風景も興味深く、最後の処刑のシーンまで飽きさせず鑑賞出来、28歳より断然面白かった。
>>続きを読む

チェ 28歳の革命(2008年製作の映画)

3.2

wowowで39歳の方とあわせて放送されていたので、録画して鑑賞。

主役の俳優はとても良かったが、印象に残るシーンやセリフなど、鑑賞後にほとんど何も残らなかった。

ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

3.6

スリランカから逃亡する偽装家族と言う設定は新鮮であった。
フランスに移り住んでから、他国の移民問題も絡んで来て、もはやスリランカの政治テーマが遠のいた気がする。
イギリスに移住?してからのラストシーン
>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.8

導入部が退屈だったんで3時間持つかなって印象の観始めだったが、山荘に移ってからの第3章以降、映画がグッと動きだし最後まで飽きせず楽しめた。

サイの季節(2012年製作の映画)

3.8

画と言い、時々挟まれるサントラに使われてる朗唱するコーランなど、なかなか美しい映画だったと思う。

しかし、テーマがありがち(過去にこの手の物を何度も観た事がある)なので、新鮮味に掛けていた。

牢獄
>>続きを読む

イマジン(2012年製作の映画)

3.7

公開当時映画館に観に行くつもりでいたが、タイミングが合わず残念ながらレンタルで視聴。

欧州で一番好きな都市のリスボンが舞台である事と、自身現状で治療不可の網膜の病を患っている事もあり、とても興味深く
>>続きを読む

アンドレイ・ルブリョフ 動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)(1969年製作の映画)

4.0

未見だったタルコフスキーの1本。

水・火など遇らうお馴染みのタルコフスキーではあるが、他の作品よりセリフが多いのと章立てをしているので、3時間の長尺でも一気に鑑賞出来た。

ぬかるみや第2部冒頭のタ
>>続きを読む

草原の実験(2014年製作の映画)

4.2

何も期待せず観始めたが、正に行間を読むと言う、セリフも一切排除した素晴らしい映画だった。

火・水・風や核の世界をテーマしたサクリファイスなどタルコフスキー的な部分も確かに想起させられるが、父と娘や遠
>>続きを読む

マーシュランド(2014年製作の映画)

3.6

冒頭の期待を醸成する俯瞰の映像やロングショットのシーン、カーチェイスのシーンなどカメラワークは絶妙だったと思う。

脚本も役者も悪くないんだが、もう一つ胸ぐらをつかまされるような力強さに欠けていた気が
>>続きを読む

サムライ(1967年製作の映画)

4.2

改めて観たのは20数年振りだろうか。新たに発見したシーンや懐かしく感じたシーンもあり、とても楽しめた。

アラン・ドロンもハリウッドに行ってみたが、失意のままフランスに戻り今一度役者を見つめ直したりし
>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.0

60年代のナポレオンソロを知ってる身としては、スタイリッシュさやユーモアもなく酷い出来だなが正直な感想。

役者がマッチョ過ぎるんだよな。ロバート・ヴォーンのような洒脱さもないし…

イリュージョン(2011年製作の映画)

3.4

wowowoからの録画を鑑賞。

落としどころをどうするんだろう?と思いながら観てました。
逢い引き部屋で愛人に、本当は作家としても成功し美しい妻と今頃は娘のピアノの発表会にでも行ってるはずが、現実に
>>続きを読む

ルートヴィヒ 完全復元版(1972年製作の映画)

4.1

Blu-rayが発売されたので、久々に鑑賞。
4時間の完全版は初。

Blu-rayの修復具合はノイズも無く、40年以上前の作品と考えれば、丁寧な仕上がりだったように思う。

間引きされてたバージョン
>>続きを読む

約束の地(2014年製作の映画)

4.0

wowowの録画からの鑑賞。

失踪した娘を探し荒野を進む父の姿が中心で取り留めない印象であったが、後半30分ぐらいだったかな?一匹の傷を負った犬に導かれて、仙人のようなばあさんの洞窟に赴き幻想的な体
>>続きを読む

ワン・プラス・ワン(1968年製作の映画)

3.6

未見だったストーンズのレコーディングセッションをゴダールが撮ったドキュメンタリー。

若き日の姿が凛々しい。ブライアン・ジョーンズもまだ存命な時代だし。

このレコーディングセッションの「悪魔を憐れむ
>>続きを読む

僕の村は戦場だった(1962年製作の映画)

4.3

テーマがシンプルな分、映像が際立っていたように思う。

白樺林や母と覗く井戸のシーン、馬が荷台から落ちたリンゴを喰むシーンなど、後期のタルコフスキーと通ずる映像美だった。

後半の小舟に乗り込み敵地へ
>>続きを読む

さいはてにて やさしい香りと待ちながら(2014年製作の映画)

3.0

wowowからの録画を鑑賞。

なぜ畑違いのようなこの映画を観たかというと、映画の舞台となっている二三味珈琲さんからいつも豆を購入しているので、思いを馳せて観ました。

佐々木希の大根っぷりが、観てて
>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.1

サビルローテイラーが舞台で期待が増したが、途中からグダグダのCGのオンパレードに辟易した。

ラストシーンで久しぶりにブライアン・フェリーの「スレイブ・トゥ・ラブ」が聴けて、とても懐かしかった。

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.8

wowowからの録画を観賞。

オープニングから地味な始まりでどうかな?って印象だったが、主演俳優の静かに説得力のある演技に魅了され、いつの間にか引き込まれていた。

最後にこういう血も涙もない演出に
>>続きを読む

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

3.6

wowowでドラマの再放送のついでにこれも放送されてたので、久しぶりに鑑賞。

今年逝去されたデヴィッド・ボウイやハリー・ディーン・スタントン、クリス・アイザックなんかも出ていたりと、なかなか豪華な俳
>>続きを読む

おとなのワケあり恋愛講座(2014年製作の映画)

3.3

007のブロスナン主演の映画。

この人はシリアスな役よりもややコミカルな役柄がしっくり来るように思う。

雪の轍(2014年製作の映画)

3.7

WOWWOWの録画からの鑑賞。

3時間以上の大作ではあるが、意外にスルっと観られた。

誰に感情移入して観るかにもよるが、あの世間知らずで慈善事業に邁進する綺麗で若い奥さんの、偽善者的な振る舞いなど
>>続きを読む

>|