自業自得の、俺も彼らもわかっちゃいるけどのクズが、再起するんだかなんだか。
その結果なんかどうでもいい。
再起の動機だってクズに相応しい行き当たりバッタリ。
まさにクズをリアルクズとして描いた過程が全>>続きを読む
ものすごく安っぽいインディーズ映画の鑑。
安くても熱くなれる。
好きな人からすれば宝物のようなジャンル映画。
カネコアツシのbambiが好きならハマれる世界。
不穏な一連の描写は、煽りの文句ほどではない。
コンテンツを売りたい人からすれば下衆の興味を煽ればこそとのことと思うが、本質は置いていかれてしまっていると感じる。
とはいえ、それほどムキになるほど思い入>>続きを読む
素朴な可愛らしい映画。
こんな映画が撮れる幸せ。
コーヒーも煙草も大好き。
両方一緒に味わえる幸せ。
おしゃべりがあればなおよし。
ホドロフスキーは映画の、表現の可能性を信じていた。今もそうかもしれない。
少なくともこの映画で人を驚かせて、観客の何割かの価値観が変えられると信じていたはず。
そういう意味で、個人的に岡本太郎の太陽の>>続きを読む
笑える。
長くバートンと音楽面でコンビを組むダニーエルフマンの色がかなり色濃く出た作品だと思う。
フォービデンゾーンの変態性を久々に思い出した。
中島監督の、所謂”若者”に対するスタンスは、本作でも異常に狭小な視点で性悪・性善の選択を迫るまでの、思い切ったものである。
イマドキノワカイモンハという、時の流れにより若者の群れから卒業させられたサブ>>続きを読む
アロノフスキーらしい、πから続く一連の精神破壊、肉体破壊をテーマ(?)とした映画の完成形か。個人的には群像劇でもあったレクイエムフォードリームの方が、色々なパターンの身につまされる描写も多く、終始高い>>続きを読む
見るべきところはふんだんにあるが、後のアロノフスキーを見るにつけ、習作と位置づけられるかもしれない。
正直少し退屈もした。
未来が舞台だからって、いちいち色んなギミックが面白い!!
流石テリーギリアム。
映像は細かなところまで拘ってアイデア満載。
ストーリーのブラックさはパイソンズのメンバーならではか。
ギリアムの作品では>>続きを読む
シリーズもののジンクスを覆し、初作を超えるPartⅡ。
より父の偉大さがクローズアップされ、息子の苦悩が煽られる。
今作では存在しないはずのブランドの存在感がまた凄い。
夜中に熱を出した息子を心配そう>>続きを読む
ブランドの存在感に尽きる。
PartⅡと併せて見たい、極上のファミリー映画。
1980年代において既にカルトの代名詞としてとりあげられており、鑑賞前はどんな衝撃的な映画かとドキドキしたものだった。
初見時は確かにその異様な雰囲気に相当刺激をうけ、10代半ばの思春期の子どもにとっ>>続きを読む