にのさんの映画レビュー・感想・評価

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空白(2021年製作の映画)

4.3

見終わったあとの視聴者の感情すらもタイトルの意味に含まれていた。感服。
演出があたかも日常であるかのような違和感のない映画。とても引き込まれた。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5


黒人差別を題材とした映画は多く存在するが、この映画では「差別」という行為自体への核心を描いているといっても過言ではない。

何が人間たらしめる個性なのか。
しきたりや文化が正しいのか。

黒人差別を
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

5.0

定期的に見たい作品。
いや、見なくてはいけない作品。
偏見や差別は少なくとも無意識的に働いてしまうものであり、その違和感を肯定することの愚かさに気付けない。
許容とは違和感を認めることではなく、自分を
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記憶の夜(2017年製作の映画)

4.0

新居なのに来た覚えがある家。
自宅なのに入ってはいけない部屋がある。
優しい自慢の兄が最近不審。
変な夢を見る。

そんなちぐはぐな違和感が
一本の線に繋がる構成は見事。
伏線と複雑構成が好きな人には
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.0

あなたには忘れたい相手がいますか?
その人の記憶を最初からなかったことにできるなら、
やり直せるのでしょうか。


どんなに憎くても
どんなに恋しくても、
記憶を無くすことが解決になるのかと問われたら
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友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

4.0

空間や言動、そして虚構な間ですらがリアル。
映画という「演技」と「演出」の世界において、忠実に再現された行動と思考。
誇張されることのない、
有り得る事実のような表現。

友人の体験談を見たかのような
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スペース・スウィーパーズ(2021年製作の映画)

4.0

人類が地球の域を超える時代、150歳を超える男が火星の開発に成功させていた。
元傭兵の主人公に天才開発家の船長、元麻薬組織のリーダーが乗組員。さらには流暢に会話するロボットも含めた4人組が主人公の宇宙
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アス(2019年製作の映画)

4.6

この映画を見終わって最初に思ったのは
「幼少期の環境が人格を形成する、後天的な要素」ということ。


バカンスを楽しむ4人家族の元に夜中、家に訪ねてきた4人組が、
どう見ても自分らと酷似していたらどう
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

家庭環境は常識を覆す。
普通は普通ではない。
その人にとっての普通は、その人の周囲がつくった堕落の場合もある。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

宇宙という膨大な存在に対して、
人間がもつ「愛」が存在する意味。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.6

「アニメは作者の視点から描かれている。」
といえば当たり前だが当たり前ではない。
言い換えれば「作者の視点からしか描かれていない」のだ。

とある物語があったとして、
多方面から見ることが可能なことは
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

言葉で表現したくない内容。
部落や集落が閉鎖的であればあるほど内部では人間社会をそこで完結しようとする。しかしそれではシステムが破綻するために綻びが生まれる。
その綻びの埋め方は、人間本来の種の残し方
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

1.5

グエムルという怪物のグラフィックはゲテ臭が強い。

また、主人公家族のオトボケ感が救出劇には合わないので少し物足りない。
オトボケの人が銃をぶっ放したり、語彙力足りなくて説明できず拘留されたりする様は
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