にしのさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

にしの

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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.5

この時代の映画を観るのが落ち着くのは、ノスタルジーへの逃避なのでしょうか。

金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

4.0

アナキストの金子文子と朴烈の映画。アナキズムと民族主義の関係ってどうなんだろう。権力に糞をかけようとする生き様は爽快だし、かっこいいね。

1944 独ソ・エストニア戦線(2015年製作の映画)

4.0

ソ連とドイツにより、しっちゃがめっちゃかになったエストニア。それぞれの軍の兵隊として同胞殺しを演じる悲劇性を両軍のエストニア人を主役にすることでよく表現されている。

クズとブスとゲス(2014年製作の映画)

2.6

タイトルと絵面のインパクトはすごいけど、物語が非現実的でなんだか印象のない長い映画という感じ。映画撮るのは難しいのだね。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.0

この映画を観客という神の視点で見て良いものか、とても悩む。しんどい作品だね。
僕はあみ子と自分を重ねて観ることは出来ずに、ヒヤヒヤとイライラの周りの人たちの1人だった。酷いといえばそれまでだけど、正直
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

なんやかんや、変な映画よりもこういう幸せになる映画がいい。
家族からの自立って親兄弟を切り捨てる面もあるけれど、その解放を人としてお互いを尊敬し合う姿勢が心を打ち続ける。

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.5

家族も地方も閉塞だよ。
山と海と町の対比が美しかった。

キャラクター(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

小栗旬がこんな最期を迎えるの珍しくないですか?

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

静かな映画だけど、ずんずんと心に入り込んでくるね。ソン・ガンホはこういう役がよく似合う。

破戒(2022年製作の映画)

4.5

部落差別の容赦ない描写と、主人公の丑松の苦悩と葛藤がよく描かれている。
久しぶりに映画で涙した。主人公の抱える「自らを語ることのできない苦しみ」に共感しての涙だったと思う。劇場で啜り泣いていた人は何に
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.5

アメリカ宗教保守のあかんところが詰まった映画。マルチビジネスっぽい洗脳を見ているようで不快な気分になるのだけど、これがアメリカ社会に満ち溢れた空気なのかもしれない。

脳男(2013年製作の映画)

2.5

脳男みたいな設定に憧れていた時期もありました。

13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.2

ジェイソンというお約束の印象にひっぱられてたからか、実際は思ってたのとぜんぜん違う映画だった。

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんか起こりそうで、さして何も起こらない、よくわからない、粗が多い映画。でも面白いとは思う。

千年女優(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

愛別離苦は呪いぞ。パーフェクトブルーより妄想的だから、むしろ千年女優の方が病的で恐ろしい話なのかもしれない。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.5

ふわふわしたムービー。原作では想像しなかったような、ミュージカル映画になっていた。物語以上に映像が夢みたいに思い出せる。

ひとよ(2019年製作の映画)

3.0

なんか地味…。物語が作られすぎてるような気がする。

GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.5

この場所知ってる!ってシーンがたくさんあって楽しかった。

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.5

人間ドラマに辛さあり。残るものがあれば、去っていくものもあり。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.0

これが階級社会と不条理をホラーにしたみたいな作品みたいだけど、現実は202階のやつは死ぬまで202階だから1ヶ月でランダムに階層が変わるのはある意味の甘さではないかと思う。無意味な悪辣さや連帯を考えら>>続きを読む

キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

バート・トラウトマンの伝記的映画。東部戦線の記憶への葛藤がよかった。感傷とサクセスストーリーは邪魔しあうものだと思ったけど、そんなことはなかった。

子猫をお願い(2001年製作の映画)

4.8

女の子たちの友情を描く作品はたくさんある。癒しを提供する作品群だ。しかし、それらは閉ざされた学校の中の守られた青春であって、彼女たちの卒業後はどうなるのか。漠然と感じていたものを、本作は見事に答えてい>>続きを読む

殺人漫画(2013年製作の映画)

2.5

韓国映画だからといって全てが面白いわけじゃない…

コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.8

ときに砂糖菓子の下に隠された糞を掘り出して明らかにするようなことも法の正義である。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

サイコパスが暇潰しで事態をこねくり回してるだけといえばそれまでだけど…
もう人の目は見づらいよ。

戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)

4.0

ボルシチの肉にウジが湧いていたことに始まる戦艦ポチョムキン号の反乱を事実からナラティブにする試み。スターリンの権力確立の前で、革命の神話化が図られている。エイゼンシュテインの撮影手法は前衛的であるが、>>続きを読む

整形水(2020年製作の映画)

3.0

3Dアニメってニコニコ動画っぽさを感じちゃう。

嘆きの天使(1930年製作の映画)

4.5

恋の罰にしては罪が見当たらない。これが不条理というやつか。どこか何か自分の人生の既視感があるからか、授業のベルのように心に響く。

海と毒薬(1986年製作の映画)

4.0

どーでもいいやって気持ちは良く感じるけど、それは地獄への急行列車になるのだ。

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

アナーキーな連中はみんな死んだ!ずるい奴らが得をする!無惨、無惨
それにしても田中邦衛に獄中で掘られたら人格が穏やかになるんやね。