自然科学は政治や社会と違って嘘がないが、それを操る人はそういった中に存在している。
凄まじいエネルギーを感じる歴史の一幕。専制のソ連に対する自由のための反抗が人を街に駆り立てた。鎌と槌を引き摺り下ろして打ち立てた三色旗であるが、いまや抑圧のシンボルとなっている。
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日本映画のお約束な泣いてくれって演出が気になるけど、個人的に響く題材だった。
啜り泣いてる人が多かったから、泣ける映画なんだろう。ビルマの竪琴みたいな作品を作りたかったのかもしれない。
こんな風に何か強く思えて動けたら楽しいし生きてるってわかる気がする。
なるたるとか…そういうのを思い出した。今さら流行らんやろとおもいつつ、時間忘れるくらい楽しかった。
まじめな皮肉っぽさのある良い映画だった。デタラメなペルシャ語をふくめて目まぐるしく言語はキャッチボールされ、また力も人の関係性の中でキャッチボールされる。そんな言葉と力のキャッチボールを嘲笑うかのよう>>続きを読む
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新海誠フォルダに、青春.txt、ファンタジー.txt、ロードムービー.txt、日本神話.txtが収まっています。漏れそうやった尿が引っ込むくらいにゾワゾワした。僕は世界を男女の恋愛の下書きにする話は好>>続きを読む
終電の千日前線が最高に治安悪い路線やと思ってたのに、甘かったね。
しかし、なんちゅーオチや…
みんなカッコ良すぎないか⁉︎自ら生み出したキャラクターに飲まれていく若者たちがよかった。
西洋キリスト教の倫理観として支配的な運命論の否定というのはよくある創作テーマだけど、ギャグと日本文化で遊ぶって言う表現は斬新なんですなぁ。
この時代の映画を観るのが落ち着くのは、ノスタルジーへの逃避なのでしょうか。
政治家の決断の話。特に感じることはなく、淡々とすすむ。
アナキストの金子文子と朴烈の映画。アナキズムと民族主義の関係ってどうなんだろう。権力に糞をかけようとする生き様は爽快だし、かっこいいね。
ソ連とドイツにより、しっちゃがめっちゃかになったエストニア。それぞれの軍の兵隊として同胞殺しを演じる悲劇性を両軍のエストニア人を主役にすることでよく表現されている。
アナーキーな映画だ。自由と解放の道には死体が転がっています。
タイトルと絵面のインパクトはすごいけど、物語が非現実的でなんだか印象のない長い映画という感じ。映画撮るのは難しいのだね。
この映画を観客という神の視点で見て良いものか、とても悩む。しんどい作品だね。
僕はあみ子と自分を重ねて観ることは出来ずに、ヒヤヒヤとイライラの周りの人たちの1人だった。酷いといえばそれまでだけど、正直>>続きを読む
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なんやかんや、変な映画よりもこういう幸せになる映画がいい。
家族からの自立って親兄弟を切り捨てる面もあるけれど、その解放を人としてお互いを尊敬し合う姿勢が心を打ち続ける。