にしのさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

静かな映画だけど、ずんずんと心に入り込んでくるね。ソン・ガンホはこういう役がよく似合う。

破戒(2022年製作の映画)

4.5

部落差別の容赦ない描写と、主人公の丑松の苦悩と葛藤がよく描かれている。
久しぶりに映画で涙した。主人公の抱える「自らを語ることのできない苦しみ」に共感しての涙だったと思う。劇場で啜り泣いていた人は何に
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.5

アメリカ宗教保守のあかんところが詰まった映画。マルチビジネスっぽい洗脳を見ているようで不快な気分になるのだけど、これがアメリカ社会に満ち溢れた空気なのかもしれない。

脳男(2013年製作の映画)

2.5

脳男みたいな設定に憧れていた時期もありました。

13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.2

ジェイソンというお約束の印象にひっぱられてたからか、実際は思ってたのとぜんぜん違う映画だった。

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんか起こりそうで、さして何も起こらない、よくわからない、粗が多い映画。でも面白いとは思う。

千年女優(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

愛別離苦は呪いぞ。パーフェクトブルーより妄想的だから、むしろ千年女優の方が病的で恐ろしい話なのかもしれない。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.5

ふわふわしたムービー。原作では想像しなかったような、ミュージカル映画になっていた。物語以上に映像が夢みたいに思い出せる。

ひとよ(2019年製作の映画)

3.0

なんか地味…。物語が作られすぎてるような気がする。

GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.5

この場所知ってる!ってシーンがたくさんあって楽しかった。

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.5

人間ドラマに辛さあり。残るものがあれば、去っていくものもあり。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.0

これが階級社会と不条理をホラーにしたみたいな作品みたいだけど、現実は202階のやつは死ぬまで202階だから1ヶ月でランダムに階層が変わるのはある意味の甘さではないかと思う。無意味な悪辣さや連帯を考えら>>続きを読む

キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

バート・トラウトマンの伝記的映画。東部戦線の記憶への葛藤がよかった。感傷とサクセスストーリーは邪魔しあうものだと思ったけど、そんなことはなかった。

子猫をお願い(2001年製作の映画)

4.8

女の子たちの友情を描く作品はたくさんある。癒しを提供する作品群だ。しかし、それらは閉ざされた学校の中の守られた青春であって、彼女たちの卒業後はどうなるのか。漠然と感じていたものを、本作は見事に答えてい>>続きを読む

殺人漫画(2013年製作の映画)

2.5

韓国映画だからといって全てが面白いわけじゃない…

コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.8

ときに砂糖菓子の下に隠された糞を掘り出して明らかにするようなことも法の正義である。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

サイコパスが暇潰しで事態をこねくり回してるだけといえばそれまでだけど…
もう人の目は見づらいよ。

戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)

4.0

ボルシチの肉にウジが湧いていたことに始まる戦艦ポチョムキン号の反乱を事実からナラティブにする試み。スターリンの権力確立の前で、革命の神話化が図られている。エイゼンシュテインの撮影手法は前衛的であるが、>>続きを読む

整形水(2020年製作の映画)

3.0

3Dアニメってニコニコ動画っぽさを感じちゃう。

嘆きの天使(1930年製作の映画)

4.5

恋の罰にしては罪が見当たらない。これが不条理というやつか。どこか何か自分の人生の既視感があるからか、授業のベルのように心に響く。

海と毒薬(1986年製作の映画)

4.0

どーでもいいやって気持ちは良く感じるけど、それは地獄への急行列車になるのだ。

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

アナーキーな連中はみんな死んだ!ずるい奴らが得をする!無惨、無惨
それにしても田中邦衛に獄中で掘られたら人格が穏やかになるんやね。

ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)

3.6

南北統一を掲げた卓球コリアチームを描く。政治的に結びつき得ない両国だが、そんな陳腐なものを抜きにしつて人、チームとして結びついていく様は感動的だ。

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.5

サスペンスじゃなく青春映画だったね。僕もいつからか見守って協力する大人になってしまった。

罪の余白(2015年製作の映画)

2.5

ダークトライアドと戦うためにはアルコールじゃなくて命を張らないといけないんだな。

菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.5

退廃感がすごく出ている。我々の時代もこういうのに近づいているとしたら、嫌だなぁ。

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.5

 不安、閉塞、焦り、苛つき。嫌な感情とその先の狂気が昔の灯台管理人をメタファーにして描かれた嫌な110分だ。実のところ、僕が求めていた「サイレン」の映画化がこれなのだ(某邦画は忘れて欲しい)。
 嫌な
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

心霊やちょっとジャパニーズホラー的な怖さの前半から、しっかりモンスターパニックの後半で飽きさせない。

KKKをぶっ飛ばせ!(2020年製作の映画)

3.0

森羅万象、スプラッターの筋書きからは逃れられない!

チェルノブイリ1986(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

マッチョヒーローもの。見えない放射線の恐怖がモンスター映画のモンスターさらがらに感じられる。ウォッカさえ効かないなんて。