ネ活さんの映画レビュー・感想・評価

ネ活

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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.9

序盤から中盤、終盤 全てが良かった
良いところばかりで困る

サッド ヴァケイション(2007年製作の映画)

4.0

九州弁、北九州の人々
歪んだ人情を感じるが、義が含まれている関係に小さな美しさがある。気味悪い母親の身勝手さがHelplessと繋がっているように思う
浅野忠信が子供に雨を塗るシーンが素敵
変なオチ!
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Helpless(1996年製作の映画)

4.5

浅野忠信は画になるなァ〜……
青山真治でしか味わえない独特な空気感は他に無い
閉塞的で禍々しい環境に身勝手な行動の連続、稚拙なもの 良心の呵責とその狭間

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

今敏、絵がうますぎる
江口寿史のキャラクターデザインが素敵
宮崎勤事件から造られたメディアのオタクイメージが醜悪なデザインに反映されていて、90年代のインターネットカルチャーの匿名感が不気味に演出され
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.0

こういう資本主義の人間と容姿が良いだけの女性がすれ違う価値観の差はもうええって、ってなる
なんか陳腐だったな 原因を理解しなさいって言われてるみたいで

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.6

外国人視点の日本演出はあるんだけれどそれ以上に日本のゴミさを描いていて素晴らしい
ストップモーションも繊細で動物の動きが素晴らしい!日本語のグラフィックってかなりダサいんだけれど配置と色の使い方が上手
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

1.0

高畑充希のタメ口がホンマに無理
こういう女性が品位を下げてる 強い女を演出したいんだろうけれど敬意の欠如が目立って嫌すぎる キャラクター性を履き違えていて、こういう若者が幅効かせるようになる社会を軽蔑
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ブリングリング(2013年製作の映画)

3.9

バカでクソでアホな文化資本が低い中流家庭をガチの上流階級のソフィア・コッポラが、孤独を映さないテンポ感を使って、経済資本も半端な階層の人々の救えないさまを映している!粗いなと感じるのはテンポが良過ぎる>>続きを読む

ひらいて(2021年製作の映画)

3.0

綿矢りさ話が上手いすね
小説原作だから小説的な言動ばかりで実写にすると受け付けないな〜クサイな〜って感じるけれど話の組み立てが上手いので楽しかったです あと全員が演技上手くない

Ribbon(2021年製作の映画)

2.0

会話がつまらないのと演出がシャバかったですね…能年玲奈はビジュアルが良い

劇場上映 ゴーゴー 日本アニメ(ーター)見本市(2016年製作の映画)

-

これはアニメーションを作画、演出、カメラワークを重要視として観るキッカケとなったもので、印象に残っています
今石洋之『Sex and Violence with Machspeed』は色を3つしか使わ
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

4.8

アニメーションと実写の実験映画
湯浅政明の作画に実写が合う 狂ったようなエグいパースにカメラワークと色彩とCGを混ぜた演出
湯浅政明にしか表現できない唯一無二の作品
話は精神的なテーマでチベット仏教っ
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冷たい水(1994年製作の映画)

3.9

多感な時期の若者の不穏なエネルギーって美しくもあって暴力的で限定的 これはもう一度ゆっくり観ようかな とても自然が美しいので

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.6

ジュリア・デュクルノーの癖のボディーホラー
誕生日一発目に観た映画で良かった
映像どうなってるんですか…?ボディメイクが素晴らしいな…

メイド・イン・USA(1967年製作の映画)

3.5

アンナ・カリーナとかいう美人
画角が本当にイイ!!キャストの、オブジェクトの配置が良くてワンシーンどれ切り取っても素敵だ
言葉と文書が詩で小説だの物語やらどうだの話がよくわかりませんが素敵な作品だと思
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

いけすかねえ~…ジョージAロメロのTシャツの次はエイフェックス・ツインて…音楽の選曲も使い方も演出もダサいな〜…ってなってたけど石川瑠華がしんど過ぎて惹き込まれてちゃった 映像は綺麗すね
内面は違うし
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.9

高齢化社会問題と老いの残酷さを訴えている
老衰による社会からの強制的な離脱と関心の減衰、拒絶と無視は残酷だけれど似たようで違う無関心さが残酷さを増しているように思う
遊園地でコミカルに風刺し続けてるの
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Bico(2004年製作の映画)

4.0

ポルトガルの農村ドキュメンタリー
映像が美しくそこに住む人の表情から人が文明を持つ意味と必要性を考えさせられる

俺たちに明日はないッス(2008年製作の映画)

3.8

平成の高校生の解像度高過ぎる 衣装にとても気を遣っている印象を受けた
性春だが性行為の描写が微妙なのが残念
この時代みんな海好きですよね〜!!ラスト良い終わり方!
安藤サクラ良い演技だな~

その神の名は嫉妬(2018年製作の映画)

1.0

キャストの演技とか脚本も撮り方もいや〜な若手劇団員たちって感じで……劇団好きな人へ向けた作品を見せられてたって感じでしんどい センスがすべて終わってる

Valimo(2007年製作の映画)

4.0

アキ・カウリスマキ……労働者側を映すの巧すぎる……花輪和一『刑務所の中』を思い出した

ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

4.1

70年代後半の女性軽視されている時代に大衆音楽でイロモノとされていたエレクトロミュージックに挑戦する女性の強さも描かれている
電子音楽の創生と普及を担った女性先駆者たち、音楽に詳しい人が観るとめちゃく
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

初アピチャッポン・ウィーラセタクン
映像がとても美しい。定点のカメラから会話と音が、物語が静かに進んでいく 画角が1枚の写真みたいで、写真の中に動きがあるようなそんな映像。たゆたう中にノイズがあり空に
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クラム(1994年製作の映画)

4.0

兄弟と家族から感じる禍々しさ
ロバート・クラムの奇妙さを感じ取れる これがロバート・クラムか…

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.5

原作を先に読んでから映画版観たけれど脚本も映像化も良かった
俗世的な人間へのカウンター精神はこれからもずっとある その絶望からイーニドに自己投影しながら観てしまう

アレックス STRAIGHT CUT(2020年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ギャスパー・ノエのぐわんぐわんする撮り方と音楽センス良すぎるな〜!
ディレクターズカット版も見たけれど時系列に並び替えられていたこっちの方が見やすいですね
徹底的な暴力描写、レイプシーンのインパクトと
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.4

ダークミュージカルですね…
音楽と撮り方センス良すぎ!胸糞だが美しい

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.7

綺麗な映像と音のビリーバーズ
漫画のほうが圧倒的に好きですがラスト30分辺りのシーンはイイ!撮り方が綺麗

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

テンポ良くて程よく口が悪いのが最高ですね
監督脚本主演なのすご
TwitterだのVineだの……

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.8

展開が次の展開に進んでから分かるのは各々のコミュニケーションで作られたものに幽閉されているからなのかも
長回しの不穏さが良い意味で気持ち悪かった

おまえうまそうだな(2010年製作の映画)

4.2

堀剛史作画目的で観たンすけど……めちゃくちゃ良かった!!!
バムとケロで育ったんで原作絵本は存じ上げないんですが、読んでいたらマトモに育ったかもしれません…
弱者と強者の対比が足跡や食生活で物理的に伝
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氷の花火 山口小夜子(2015年製作の映画)

4.5

山口小夜子 美の究極です
ありがとうございました。
自身の容姿にかまけることなく、時代の流れに沿いながら努力をし、自己を保つ小夜子さん 本当に尊敬すべき見も心も美しい女性でした。

ザ・マスター(2012年製作の映画)

4.0

カルトの個を失くす集団性、想像力を使った催眠、興味深いッスね…

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングが良すぎるな〜!!!ってテンションアガってたら『チベットの死者の書』がいきなり出てきて、ティモシー・リアリーの…?ってなって、ホール・アース・カタログの地球ポスターも貼ってあって、これはヒ>>続きを読む

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