MikaNiwaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

HOMECOMING: ビヨンセ・ライブ作品(2019年製作の映画)

4.0

女王降臨。

聴いて。歌って。踊って。
クイーンビヨンセからのメッセージがエネルギーを持って語りかけてくるから、曲を知らなくても体に響く。特にファンでもないのに、鼓動を通してビシビシ感じる。
私の鼓動
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.8

「帰り道」のBGMで始まるオープニングが大好きなので、変わらなくてほっこり。
これアドリブなんだろなってところがいくつもあって、ほっこり。
お互いを思ってやきもき心配する二人にほっこり。

でも、ほっ
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セットアップ: ウソつきは恋のはじまり(2018年製作の映画)

3.5

ちょっと元気ないときにはビールとラブコメ。しかもNYCが舞台なら最高。

しんどくても頑張って、あっけらんと愚痴を言うアメリカンガールに癒された。
チャーリーズエンジェルのときからルーシーリュー、好き
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

シャラメをIMAXで眺められる日が来るなんて、想像できていませんでした。スクリーンの中全てが美。砂漠のシーンも絵としてめちゃくちゃ美しい。砂虫ですら。

ストーリーはこれからPart2もあるので、判断
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罪の声(2020年製作の映画)

3.5

生島家のストーリーがつらすぎて、姉の必死さに抉られるようで、そっちに気持ち全部持ってかれてしまった。。
キツネ目の男を中心に、もっと不気味に演出してもよかったなぁとは思う。

情熱の正当化、タチ悪い。
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.8

岡田くん殺陣も素晴らしい!
相変わらずスタッフロールにもクレジットあった…すごすぎ。

ただ、個人的に今回とてもいいなぁと思ったのは山田涼介くんの沖田総司で、とても台詞の滑舌がよく、けれど沖田ならでは
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his(2020年製作の映画)

3.6

空白で藤原季節くんが気になって、早速これも。

同性愛者が偏見や差別に苦しむ姿を作品で見るたびに、同性愛を差別する時代があったなんて信じられないと思える未来がきっと近いと信じたい。

田舎の方が都会よ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

イェールは無理だと自ら発言してるのに、当然だと笑い飛ばしたオバハン、
絶対許さん!

私もかつて同じような思いをした。
心底見返したかったけど、
もうその人は私のことなんて覚えてはいない。
他人の物語
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ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

3.6

音声のみの出演なのが残念だけど、当時を振り返るインタビューを見てNTTDを見ると感無量。

パパラッチもたまにはいい仕事するね。

(私は逆の順番で見てしまったけど)

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

観賞後、数日間気持ちを引きずり、
なかなか言葉にできなかったけど
やっとちょっとずつ整理できてきた。。

作品としてはクライマックスに持っていくために悪役の描き方が雑だったり、序盤でアクションのピーク
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空白(2021年製作の映画)

4.0

人と人との関わりを、なんともしんどい形で浮き彫りにした作品。

興味深いのはセリフひとつひとつが奇をてらわず、普遍的なセリフで構成されてること。こういう作品って訳知り顔なキャラクターが小難しいことや詩
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

後半の緊迫感と盛り上がりすごかった。
追いかけてくる試験官みたいな人、走らないのに追い詰めてくる感じがすごいし、リンの表情が状況のすべてを物語ってた。

リンがどんどん魅力的にみえてくる不思議。カンニ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

マーヴェル大好きマンなのに、なぜか通ってなかったヴェノム道。

面白かったー!
ヴェノムかわいい。
私に寄生しても仲良くしてね。
(寄生っていうとキレるのもかわいい)

ポスターのコピーが全く内容にあ
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.3

ちょっと結末に無理があるような?
前作の方が面白かった。
と思ったらそういうレビューを書いてる方をちらほら。やっぱり前作のどんでん返し感爽快だったもんね…
今回は透けて見えてしまったのかも。

それで
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.5

真面目に名刺配りしてたらシャブ流すようになってたってどういう人生。という、結果だけみると阿保としかいえないんだけど、経緯を目撃せよという映画。

この手の映画は結構あるしそれなりに印象深いので、観賞後
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

マーヴェルニューヒーロー爆誕!
しかし、大好きトニーレオン先輩が出てるものだから、うっかりそっちに感情移入してしまった。

久しぶりのチャイニーズアクションはカンフー独特の浮遊感がやっぱりかっこいいし
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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.3

コロナ禍のせいでバカンスも失った2021の夏を取り戻しに映画館に駆け込み。スクリーンの中に広がる美しい海と街。若者たちの眩しい姿。
お久しぶりのフランソワオゾン監督作です。

これは君の物語じゃない、
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

ヤクザ映画好き♡とか、半端なこと抜かしくさって、ホンマ申し訳ありませんでした。

初っ端から吐き気がしてオープニングがかっこよくて胸を抉られ、私の五臓六腑はズタボロです。五分に一回は繰り返されるバイオ
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.8

面白いと聞いていたのに劇場公開がすぐ終わっちゃって見逃していた。ようやくプレミアアクセスから抜けてくれて見放題入り。
音楽も衣装も良くて最後まで楽しめました!クルエラのショーは圧巻の演出。
こんなデザ
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あの頃。(2021年製作の映画)

4.0

意図せず、今泉監督作品を見続ける夏。

俳優はみんなよかったけど、やはり松坂桃李がとてもよかった。
あややに魅せられたあの瞬間は彼にしかわからない感動を表情でよく表していてぐっと引き込まれた。

あの
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.6

いくえみ綾の描く漫画バージョンが何度か読み返すほど好きで、これも前から見たかったんだけど三浦春馬くんを見るのが辛くなってしまった一年を乗り越えて、ようやくです。

劇的な出来事など縁遠い普通の人たちの
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.7

全然期待してなかったから、面白くてビックリした。ストシンのお兄ちゃんも見れたし、クライマックスの小ネタには、さすがハリウッド、さすがディズニーのユーモア感じたし。

設定はトゥルーマン・ショーのゲーム
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

オシャレの皮被った恋愛ホラー映画。
成就することなど、彼女にとってはもはやどうでもいいことよ。

原作読んでから映画見るまで時間あいてしまったけど、映画ならではの演出がいい具合にきいてて小説の雰囲気も
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.0

これからもずっとブラックウィドウ推し。
なんだけど、フローレンスピューかわいすぎか…

着地ポーズを皮肉りながら真似しちゃうところ、、やばくないですか?
かわいいかわいいかわいい。

相変わらずキュー
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

これは見ないとわからない迫力と感動。
どこがどういいか説明するのがひどく困難。自分の表現力と語彙力のなさを恨む。

削ぎ落とされたミニマムなステージに、スーツに裸足で立つパフォーマーたち。
マーチング
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.8

相変わらず岡田くんは最高。
原作では地味目なエピソードの本作だけど、アクションの見せ場を盛ってきちんとエンタメに。役としてはモブなんだけど、敵の中にしぶとい強めな奴がいるのもハラハラ感煽られてよかった
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.5

これまた直木賞原作。
小説はとにかくひりひりして、心の暗部を彷徨ってる感じに飲み込まれそうになるんだけど、映画でそれを見せるのは難しかったんじゃないかな。

きもちわるい、をもっと掘り下げないと、映画
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.7

この作品を原作と比べてはいけない。原作の濃密度たるや、それはもう濃くて厚くて、とても映画の尺には収まりきらない。(7年間の連載と4回のコンクール取材!)

それでも小説で感じた演奏者たちの焦燥感と清ら
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.0

七年ぶりに見たとは思えないお馴染みキャストの懐かしい空気感に安堵。

公開当初はイメージと違うと思ってたキャラも今ではこの人でないとと思えるほどに。
皆んな、ほんとによかったし、息つぐ暇もないアクショ
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.0

どっちもずっと母親なんだろう。
その気持ちを思うと、じんとする。

ミステリーというよりヒューマンドラマ。

逆光の中で輝く命が美しいなぁ。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.8

今、ニューヨークでアジア系の女性への暴行があるという。街を一人で安心して歩くこともできない、ましてや警察が危害を及ぼすだなんて考えられないのに、それがいまこの世界の現実。

そんな現実を毎日繰り返すな
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

こんなことが、あの美しいハドソン川で起きたなんて。
全員、とても怖かっただろうな。

パイロットだって怖いに決まってるのに、そんな中でも冷静な判断をして仕事を勤め上げたのに、結果が美しくても責められる
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.8

作品全体通して、派手な演出はないのに穏やかさと緊迫感の緩急がくっきりしていてすごい。クリントイーストウッド監督作品みるの久々だったんだけど、やっぱり良いもの撮られますよねえ…

行きすぎた権力の行使と
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.7

なぜかわからないけどモテちゃう時ってあるよね。もちろん、モテてない時に見ても元気でる!
最新作が見たくて見返した。

日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

迷った時は、希林先生に人生を教わりに。
頭で考えてばかりではなく、心や体で感じて身につけていくということ。一度覚えたことに固執せず、季節にあわせて所作を変えていくこと。
その一瞬に耳を傾け全身で感じる
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0


6月、やっと2回目。
映画館再開をホントに待っていた。

1回目より余裕を持って見られた気がするけど、同じとこで泣くし、集中したかったところできなかったからやっぱりもう1回見たい。

感じたのは、改
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