タカさんの映画レビュー・感想・評価

タカ

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プッシーケーキ(2021年製作の映画)

3.1

「あなたは私を襲わない」

定義もルールも吹っ飛ばすゾンビ?映画
劇中で『28日後…』のポスターが出てきたことからもきっとゾンビ映画なのだろう
かなりの変わり種であるけれど

勢いの良い嘔吐、容赦のな
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犬人間(2022年製作の映画)

3.4

「そばにいることが重要だ」

今年の未体験ゾーンで一番期待していたのに、わりとトホホ…な映画
アイデアがすごく面白いし、予告でめちゃくちゃ興味がそそられるのにそれ以上のものがない
う〜〜ん😓

ほぼほ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

「何でずっと今のまま居られないんだろうね」

まどろみの中に見るモノクロ世界
目覚ましは決まって落ち葉を掃く箒の音
几帳面にルーティンをこなし
空を見上げ本日の機嫌をうかがう
カセットテープでお気に入
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禁じられた遊び(2023年製作の映画)

2.8

「もう私を裏切らないでね」

どこまで本気なの??と思ってしまう作品
いかにも漫画的な霊能者が出演して、クライマックスは全身タイツ人間のまるでコントのような顛末が描かれるのにトーンはシリアス
中田秀夫
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ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

-

「僕がそばにいる」

ちょうど良い〜〜〜
重すぎずかといって安っぽくなく
サクッと楽しむには良い塩梅のサスペンス
多少雑な展開も目立つけれども
まぁそれもひっくるめてちょうど良い❗️

安楽椅子探偵も
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.7

「どう?幸せ?」

誰かの不幸の上に、誰かの幸せが成り立つ
幸せ不幸せの概念なんて曖昧で価値尺度も絶対的なものではないのに
なぜか蔓延っている理論
「他人の不幸は蜜の味」なんてものはどこまでいっても独
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

4.0

手頃で上品なゴアムービー

何て上品なこと❗️
まぁ〜〜〜お上手❗️
数分の予告編が出自でありながら、これほどにまとまったスラッシャーゴアホラーに仕上げるのはさすが❗️の一言
このクオリティのホラーを
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.0

人間関係不得意

一点に特化した純粋な人間の葛藤
不純物が受け入れられない
面白いか面白くないか
その他には何もいらない
おかしくて何が悪い?最高の褒め言葉
狂気じみた生産のループ
中にあるものを全部
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.1

90秒を過ぎると"居座る"

自身へ侵食してくる恐怖
心を抉るような辛さ
悪魔憑きを含む憑依ジャンル映画の中で、最高峰に怖い‼️
今年に限って言うとベストの恐怖
孤独、依存、陶酔、破滅
あちら側に陶酔
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

2.8

「天の神様の言うとおり」

個人的に面白いと思えるポイントが一つも無かった…
期待していただけにホントに残念😓
何も前作と重ね合わせて合わせての評価じゃなく、単純に単体の映画としてまったく面白いと感じ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「俺の戦争が終わっていないんです」

『シン・ゴジラ』から7年
あの大ヒット作品から次をやるのはだいぶハードルの高いことだと思うけど、山崎貴監督が見事に真正面からフルCGのゴジラを作り上げた‼️
19
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クリスマス・ブラッディ・クリスマス(2022年製作の映画)

-

「エイリアンならコヴェナント」

カリコレ鑑賞
記憶が怪しいので、以下鑑賞当時のメモで…

サンタ主観
ペットセメタリー、エルム街、チャイルドプレイ

爆発がすごい
ターミネーター ばりのしつこさ
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ヘル・オブ・ザ・リビングデッド 4Kリマスター版(1980年製作の映画)

-

「神よ許したまえ人類が生んだこの悪を」

カリコレ鑑賞
記憶が怪しいので、以下鑑賞当時のメモで…

ゴブリン音楽!
ネズミ強すぎやね冒頭 きっかけ
スイートデス計画って何やねん
ゾンビは常に無表情 狂
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アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)

-

「元気があれば何でもできる❗️」

今年、誕生日を迎えた時ふと思った
「もう人生の半分、プロレスを追いかけてることになるんだなぁ」と
熱量に差はあるけれど、断続的にプロレスファンを続けている
それも新
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.0

「今日は気を抜いたら全員死ぬから」

やっと観た‼️‼️+やっとレビュー書いた…
待望のコワすぎシリーズ最新作にして最終作
劇中で飛び出すセリフの通り、まさに"大感動冒険ホラードキュメンタリー"だった
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アリゲーター2(1990年製作の映画)

3.3

「全員ぶち込むぞ!正気とは思えん」

"ワニと爆弾と下水道"part2
『ごきげんよう』でトークテーマが被ったくらいに構成が前作と変わり映えしない
ドラマパートが長くなったところが特徴なのかな
まぁそ
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アリゲーター(1980年製作の映画)

3.3

「アリゲーターは情熱的」

"ワニと爆弾と下水道"
出てくる要素はこれだけ!
やっつけで作ったようなストーリーが一周まわって面白い🤣
始まりからして、人間とワニがレスリング?する謎の危険すぎるイベント
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

-

「悪魔祓いがなぜ悪いの!?なぜなの!?」

悪魔映画の決定版であり、不世出の映画
いかに映像技術が発達しようとも、時代の移ろいに沿って人間の価値観が変わろうとも
普遍的な人間心理を突き、ケレン味溢れる
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ブギーマン(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

弱みにつけ込む暗闇の侵略者

ブギーマンといえばマイケル・マイヤーズを思い浮かべてしまうが、今作はまったくハロウィンと関係なし🙅‍♂️
スティーブン・キング原作と知り、前情報をほとんど入れず劇場に駆け
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春に散る(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

「なんでみんなこんな生き方しかできないのかな」

期待感マックスの予告編から急転直下の何とも残念な思い
133分のめちゃくちゃ無駄に長い映画なのに、なぜこんなに切り抜きダイジェストに感じてしまうのか…
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オペラ座 血の喝采 完全版(1988年製作の映画)

3.9

「Macbeth brings bad luck」

ロックミュージックの爆音
大仰な鮮血
こだわりの惨殺描写
肉抜きに肉抜きを重ねたストーリー
etc……
どこを取っても真性のアルジェント映画だった
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バービー(2023年製作の映画)

3.5

「変わって当然よ、それが人生だもの」

う〜〜〜〜ん
ポップな画と裏腹に全編にメッセージを織り込んだ映画
正直、、、ハマらなかった……
映画をエンタメ志向でしか観てなくて、かつマッチョイズムゴリゴリの
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.6

「聴いてよ」

面白かった‼️
あからさまなタイアップが前面に出た予告に対してすごくマイナスなイメージだったけど、
分かりやすくまとめられた親切設計な見事なホラーだと思う。
GENERATIONSのフ
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ゴンタウ 降頭(2007年製作の映画)

3.0

「本物の死じゃない」

集中力に欠けていたからか?そもそもの理解力が乏しいからなのか?
まったく状況が分からない映画だった
誰が誰を殺してとかこれはどこ?とか
すごく場面のつながりが分かりにくく感じた
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ドント・スティール 強盗の果て(2022年製作の映画)

3.7

「口では真実を語らなくても目では真実を語る」

何か分からないジャンルの面白さ
舐めてた相手が実は…という最近よく観る展開
パワーバランスの逆転具合と設定がいかにも『ドント・ブリーズ』を思い起こさせる
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ブルドーザー少女(2021年製作の映画)

4.0

「俺たちは無力なんだ、強いつもりか?」

究極的な駄々っ子
上手くいかないと暴力に犯罪に走る
結局そこなんだよなぁ
タトゥーを脅しの道具として使い
誰にも反抗的で直情的な行動を取る
もしかしたら、父親
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江南ゾンビ(2022年製作の映画)

2.9

「新たなウイルスに人間は打ち勝てるか」

隆盛を極めるKゾンビ
その一角を担おうと江南スタイルのゾンビがやって来た❗️
というような華々しさはない
けっこうチープだね〜
ゾンビのメイクはほぼほぼすっぴ
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DASHCAM ダッシュカム(2021年製作の映画)

3.9

「私は脱出する」

罪もなく軟禁された末路
コロナ禍、ロックダウン真っ只中の映画
見えないものに抑圧されたイライラ
その鬱屈した時代に過激に拍車をかけた動画配信者のイタ〜い、それはそれはイタ〜い所業が
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.2

「悪魔の存在を否定する時、悪魔は喜ぶ」

面白っ‼️‼️‼️
何て景気の良い映画だろう‼️
"こんな悪魔映画観たことない"と思えるほどに従来のしがらみを超えた力を感じた
そう力だ
まぁラッセル・クロウ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

「その人は母さんにそっくりだった」

"ファンタジーが嫌いなのかもしれない"
小学校低学年の頃に『ハリー・ポッターと賢者の石』を読み、そこからその世界観にハマり
『ダレン・シャン』シリーズ、『バーティ
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.3

「カビ食ってる連中がチーズを品定めするだと❗️」

モーツァルトの『レクイエム』が流れながら闘争が描かれる冒頭
人が死ぬ瞬間の描写は意図的に避けられていて、「なんだ?なんだ?」と思いのほか重厚な切り口
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先生!口裂け女です!(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「口裂け女に勝てるのはヤンキーだけ❗️」

青春×口裂け女
ライトなトーンで繰り広げられるコメディ
ゴア描写と明らかに不釣り合いな間の抜けた音楽が映画の特徴を良く表す
タイトルにある"先生"の意味が反
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ヒッチハイク(2023年製作の映画)

2.3

「おおブレネリ あなたの仕事は何〜♪」

無味無臭
おおっと驚く展開も無ければ、ギョッとするシーンもない
過去のホラー作を土台にして安価な予算で仕上げたジェネリック的な映画
ごめんさなさい🙇‍♂️
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.5

「私は愛されたいだけなの」

軽快な音楽とポップな画
多幸感溢れるオープニングにレトロなフォントのタイトル
このシリーズ独特のこだわりを感じる
心地よさばかりじゃないワニの捕食
それさえも一貫した世界
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キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)

3.8

「パーティ仲間は最優先だ」

どこまで本気なの?と思わせるイーライ・ロスの才気走りまくりの長編デビュー作
設定から描写までホラー映画のオマージュをふんだんに取り入れつつ、ホラー愛に溢れつつどこか茶化し
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インビジブル(2000年製作の映画)

-

「神は俺だ」

ポール・ヴァーホーヴェン版の『透明人間』
個人的にポール・ヴァーホーヴェンの印象はエログロ
『ロボコップ』の容赦ない描写と『氷の微笑』の有名シーンの影響かなとは思う
今年公開の『ベネデ
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