物語というより、自分を貫いたりでも悩んだり愛嬌があったりする主人公が可愛いし好き。
夢があって就職して、偉人の言葉に涙したり激励されたりして、次のステップへ進もうという、まあふつうだけど誰かの人生の>>続きを読む
不意に死んでしまうとしても、誰かがくれた花を大切に握る自分でいられるか。素晴らしき世界を信じていられるか。
「わたしは雨の匂いとか、街の熱気とか、悲しい音楽とか、嬉しそうな声とか、誰かを好きな気持ちとか、そういうものを撮りたい」
「確かに、写らないものだ」
「はい。でも確かにそこにあるものです。カメラを>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
金子は母の関わった人への復讐で、佐久間はマッチングアプリ(チャット)への復讐ってことでいいのかな?
そうじゃなかったら愉快犯?やり方的には愉快犯の可能性高いか…指の写真撮ってたし…。
でもペンダントの>>続きを読む
婚姻届に書く戸籍がない。
プロポーズの喜びが、テレビから流れるニュースと共に現実に戻っていってしまう。
いつかまた長谷川と出会って、抱きしめてもらってほしい。でも、もう二度と出会わないように生きるの>>続きを読む
だんだん晴れていく映画。
私も誰かにとってそういう存在になれたらと思う像が何人も描かれていて、また観たいなと思った。
役者さんがみんな素晴らしい。
A PERFECT DAYじゃなくPERFECT DAYS。
木漏れ日のように毎日違う美しい瞬間や通り雨を押し入れの箱に大切にしまっていく。
派手じゃなくても泣けるほど羨ましい豊かな暮らし、日々。>>続きを読む
坂元裕二にしては三谷幸喜すぎるし、三谷幸喜だとしてもミステリー要素がもう少し?
あまり見たことないキャストの組み合わせで、そこはすごい楽しく見れました!
吉沢亮の地味めキャラ、すごいいいな〜。
クレ>>続きを読む
裏社会や社会的弱者になってしまっている人たちのことが、それぞれ濃くしたり薄くしたりしながら映画としてちゃんと観れるように描かれていた。
宇崎さんの曼荼羅かっこよすぎたね。
安藤さくらはほんとにハマり>>続きを読む
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菅田将暉の良さが100%活かされた作品。
登場人物が出揃った時点でわりと犯人の予測はできたのだけど、謎解きは最後までわからなくて、楽しめた。
町田啓太は思いっきり怪しいしそういう役柄が得意だけど、今回>>続きを読む
怪物との違いは、片方がひとりぼっちを抱えてしまったこと。
すれ違いも怒りも涙も死も、本当にそういうタイミングだよね、というところで起きて本当に辛かった。
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(新海誠監督が震災に心傷め、時を経て自分なりの向き合い方を見つけたように、)
宮﨑駿監督自身が母の死や戦争、社会や人間のうらおもての部分を見てきて、傷つき、それでも、それらと「共に」この美しい世界を生>>続きを読む
聞こえて歌が好きな娘のことも、聞こえなくても愛し合って明るく生きてる家族のことも、(聞こえる同士、聞こえない同士でも、)お互いを分かり合えない。
だけど分かり合えなくても、大切に思うことはできる。
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最後のシーンが一番美しいけど、この物語のなかで唯一、事実じゃない部分。
本当に救いがない。
怪物だれだゲームで、「敵から身を守るために、全身の力を抜く、なにも感じないようにする」に対して「ヨリですか>>続きを読む
5回くらい泣いた。
飄々としている現在のムネノリは、やっぱり「おかしく」なっていて、でも、たしかに誰かを救っている。自分が救われたい?
評価低めの理由は、監督かカメラさんかのこだわり?による「映り込>>続きを読む
みんな悪いことしたあとに証拠うっかり落としすぎかな。笑
だけど途中からクルクル進んでいくストーリーもキャスティングもとってと良かった。
幸薄だけどしっかり主人公張れる阿部サダヲさんも、上戸彩、木南は>>続きを読む
どうしても自分の人生を生きなければならない母親はとても正しいし、息子にそれを伝える素直さも良い。けど、父親可哀想すぎて、もう少しやり方なかったのかなと、自分が当事者だったら思っちゃうかな…
伝説の映>>続きを読む
「ありえないだろ?!」とギリッギリならない物理法則とストーリー。(いや、なるか。笑)
爽快で、笑えて、泣けた。
違う人生だったらと思うことがあったり、人との関わりで傷ついたり退屈したりして、それでも人に優しくできる人もいる。もっとみんな自由でいいよねと心の余裕を持てる人もいる。
笑わせ方が下ネタではなくトリック>>続きを読む