小林さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

小林

小林

映画(430)
ドラマ(0)
アニメ(0)

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.9

やっぱタランティーノって別格だよなーと。ワンカットだけでワクワクする監督他にいる?ドキュメンタリー退屈で苦手だけどそういう訳で退屈せず観れた。

ただまぁ新機軸はない。ワインスタインを放置してたのはし
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.3

フェミ欲張りバリューセット。そういう運動?に興味がないのは罪だというなら俺はもう時代遅れの人でいいかな、、、、。

これが今年No.1ヒットとかになるのって、エンタメ業界的にヤバいと思うんだけど、日本
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


これ宮崎駿じゃなかったら脚本まぁまぁ叩かれてるんだろうな。

あの石は駿の創作という概念そのものであり、既視感ありありの各作品のオマージュはそういうことであり、さしづめ青鷺は鈴木敏夫か。これもうネッ
>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.8

エンドロールの顔で点数上がった。生まれついてのサイコパスはどうしようもないね、って話

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.8

カメ止めとか、アルプスのはしっことか、マンデイズとか、そういう演劇っぽい映画として完成度高し。

でもいかにもな舞台演技がちょっとキツい

怪物(2023年製作の映画)

4.8

傑作〜。

是枝監督作品ってなんかテーマが説教くさくてハマりきれなかったんだけど(いや、おもしろいんだけどね!)、これ最高。坂元裕二最強。

なんというか伏線も時系列もクソ丁寧に描かれててわかりやすく
>>続きを読む

最後まで行く(2023年製作の映画)

3.8

パンチ連打ゾンビ綾野剛の顔芸が楽しめる。韓国版とは別物と思った方がいい。

いやしかし予告編のネタバレが酷い。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.7

意味深な演出が多いが、意外と何も起こらない。たぶんあえて説明を省いてるので、見る人によって捉え方がかなり変わる。

ラストは好き。

高速道路家族(2022年製作の映画)

3.9

パラサイトの二番煎じだとしても、しっかり面白いのはすごい。

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

企業のサクセスストーリーにハズレなし!エアジョーダンなんて俺でも知ってるから、結果わかってんだけど、それでもワクワクするのやっぱすごいな。

adidas派だったんだけど、NIKEもこれから履こうと思
>>続きを読む

オオカミ狩り(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

予備知識ゼロで観たんだけど想像してたものとマジで違った。とにかく展開がぶっ飛んでる。ラストバトルの人選、序盤で読めた人がいたら金一封を送りたい。それぐらいヤバい。お約束とか無視で人が次々と死んでいく。>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

救いの物語。つくりは演劇だった。

登場人物はみな、人間の見苦しさを煮詰めたようなところがあり、地獄といえば地獄なんだけど。そういう人間臭さが人生なんだ、と。それでも死だけが解放なのか?いや違うだろう
>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.8

日常系萌四コマ漫画みたいな会話の応酬を楽しみに来たんだけど、前作よりも増量されたギャグパートにいまいち乗り切れず。。。。

前作の淡々とした殺しの演出(バイト感覚の殺し屋家業)が良かったんだけど、今回
>>続きを読む

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.7

すげぇ失礼なこと言うけど、ニコラスケイジってこんなに演技がうまいんだな。上手いし旨い。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.4

話の筋とか整合性より、オタクのロマンを優先した作品。

そりゃあ仮面ライダーのオタクじゃなければ、そんなに楽しめないのは必然と言える。

ホーリー・トイレット(2021年製作の映画)

3.6

序盤真面目にスリラーやる気か?やめろ!!となったが、後半の畳み掛けが素晴らしかった。全力でふざけてくれてありがとう。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.8

生きるとは、つまるところ地獄である、という印象を受けた

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

家族の再生?というテーマがしゃらくさい。優れているところは多いんだろうけど、リベラルなメッセージとかが前面に出てる映画はそんなに好きになれない。隠してほしい。

スイスアーミーマンのが断然好き

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.7

初期衝動を描いた作品は、いい。でも流石にストーリー詰め込みすぎ

別れる決心(2022年製作の映画)

3.7

お嬢さんよりはずっと良かった。あのラストシーンをスタイリッシュ自殺として語り継ごう

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

倫理ぶっ壊れシスターズと力技イタコ芸で草生え散らかした。

が、後半は近年稀に見る地獄が展開されており最高。

無粋なこと言うけど、嘘か誠か…!みたいな感想抱いてる人、全員ベネデッタに騙されそう。

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.7

主演2人の顔がいい。それはイケメンだとか美女とかじゃなくて、生々しい実感のこもったエエ顔、と言える。

そしてサリーおじさんがキモ可愛くていい。

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.7

七つの会議での学びを活かし、原作未読で観賞。それが功を奏して結構面白かった。

関係ないけど最近流行りのタワマン文学って、物語性を失った池井戸潤だな、だと思った。

バビロン(2021年製作の映画)

3.7

全然悪くなかったんだけど、最後のあの演出をやるのは流石に荷が重い、としか。

こういっちゃあなんだけど、ワンスアポンアタイムインハリウッドにはあらゆる面で敵わない。

シャドウプレイ 完全版(2018年製作の映画)

3.9

基本登場人物が性欲ファーストかつ情熱的で、さすが中国!とか思ってたら実話ベースで笑う。ほんとかよ!!

手ブレカメラと暗い画面が絶えられるならきっと面白い。

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.6

完全な馬鹿映画だけどお金かかってるしテンポもいい、そしてなによりちゃんとグロくてよい。

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.7

ストーリーはなんてことないけど、演出が素敵なのと、10分に一回ぐらい誰かが迫真の叫びを見せてくれるから、興味深く観れた。なんてったって、音がいいよ音が。

でもライトハウスを期待して観てたから思いのほ
>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.7

日本もこういう社会派でエンタメの作品作れたらいいのになぁ。役者のタレント性と大袈裟な演出に頼らないやつ。それでいて、実名を出してるのがクール。まだ数年前だよ!