このレビューはネタバレを含みます
配信停止直前に滑り込みで観た。
まあまあ難ありなおばさんとおばさんの、周囲を巻き込んだ交流。
どちらも夫と別れてるメイン2人のシスターフッドみとかありあわせの男物を着るジャスミンとかもかなりフェミニズ>>続きを読む
神は他人の言葉には宿らない。神の意志に任せず、己の考えであると自覚した行いにこそ神は宿る。
嘘が連鎖して事件が生まれていく。どの組も個性的でコミカルで、飽きが来ない。嘘が本当を産む大団円的なラストは気持ちが良い。
話が進むにつれ夢と現実の境が分からなくなっていく。美しい景色が入り乱れて確かな現実の結果として収集していく様子は気持ちが良かった。
とにかく絵が美しい。最高に胸糞悪いどんでん返しの後、誰がどこまで、というのが明かされないまま終わるラストはすっきりしないがそのもやもや感こそがこの作品の味なのかもしれない。
とにかくCGが派手。実写パートも画面を見せる工夫がされていて飽きることなく楽しめる。人種やジェンダーにもかなり配慮されていてストレスなくテンションを上げられる映画。
金の掛かったコスプレお祭り映画。ファンへのサービス精神や原作へのリスペクトは感じられた。
何もかもが上手くいかなかった十五少年漂流記。子供の未熟さや人間の普遍的な弱さが連鎖して最悪の事態に向かっていく過程が克明に描かれている。
転げ落ちるように悪い方向へ突き進んでいく状況を音楽がよく表して>>続きを読む
説明を殆どテロップに任せることでスピーディな展開と情報量の多さを実現し、「ゴジラの楽しさ」をこれでもかと見せつけてくれる。
歴代作品や監督関係の作品へのオマージュに豪華な端役など、何度観ても楽しめる要>>続きを読む
素朴な少女と大人の女性の微妙な関係にレトロな質感の構図やリッチな衣装が美しく調和し時代的なジェンダー観の中で違和感を抱く少女の羽化を華やかに彩る。キャロルに焦点が移るラストの余韻が素晴らしい。