なみさんの映画レビュー・感想・評価

なみ

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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.0

母が好きで子どもの頃何度も観てた、多分人生で初めてミュージカルに触れた映画。
どの曲も大好き。ここにある豊かさに憧れる。
子どもの頃は追われるシーンが記憶に残ってて怖い印象あったけど、大人になってから
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

3.5

ゆるゆるダラダラしてて好き。
登場人物みんな可愛い。
不倫の恋に沼る松山ケンイチの年下大学生役、ハマり役すぎるでしょ。可愛い。
永作さんの無邪気さと色気を持ち合わせた雰囲気がめちゃくちゃ好きです。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

毎朝空を見上げる、木漏れ日に目を細める、銭湯の一番風呂に顔をつけてにんまりする、そんな幸せを感じる瞬間が丁寧に描かれていて、なるほど、「こんなふうに生きていけたなら」。

とにかく役所広司の表現力がえ
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.8

もう何回観たかな?ってくらい昔から繰り返し観てる。
SF要素を交えた、この作品にしかない世界観が大好き。

嫌な所があったって惹かれちゃうんだって、合わない所があったって、それでも一緒にいようって、そ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

ウォンカからの、ずっと気になりつつ観れてなかったこちらをやっと。

主演のふたり、北イタリアの街並みと自然、音楽、いろんな美しさが散りばめられてて終始心掴まれてた。
無加工のような、ちょっと荒削りな生
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

この季節にぴったりな、キラキラとほっこりが詰まった大好物なやつだった。

ティムバートンのチャリチョコにあったなんとも言えない不気味さは皆無で、素直にワクワクドキドキできた。
ミュージカルとしてしっか
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

超ジブリだった。圧倒的宮崎駿だった。

ビデオが擦り切れるまで数えきれないほどジブリを観て育ってきた私としては、どろどろ濃厚な宮崎駿の世界に入れてそれだけでもう幸せだった。
わ、これはあれのあれ?みた
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怪物(2023年製作の映画)

4.2

サスペンスとかホラーじゃないよってことだけ確認して観たら、めちゃくちゃ食らったから久しぶりにちゃんと残しとく。

「怪物だーれだ」って、問われて気付かされた。
見せ方すごかったな。
脚本、映像、演技、
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.7

前作観てすぐ、期待を込めてIMAX3Dで。

圧倒的映像体験!ほんとに映像の素晴らしさに涙出た。久しぶりの3D臨場感すごすぎて、戦闘シーンで何度もビクってなって隣の人をビビらせるっていう現象起きてた。
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アバター(2009年製作の映画)

3.9

新作の予習に。
公開当時すごい話題になってたのは覚えてるけど、機会を逃して初鑑賞。

とにかく映像が美しい。自然も、ナヴィも、動物たちも美しい。これは映画館で観なきゃだったなあ。
ストーリーはシンプル
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そばかす(2022年製作の映画)

3.0

価値観同じじゃなくても、理解したり認め合える関係っていいな。
三浦透子とあっちゃんの演技が良かった。

でも期待値高すぎたかな。全然刺さらなかった。
価値観は人それぞれで、自分は自分で、自分の感じ方を
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.3

AKIRAってアキラの話なのかと思ってたら主人公金田だった。
1988年制作、CGなし、全部手書きってほんと?私まだ生まれてないよ。衝撃。
終始とんでもない熱量。どこを切り取っても格好良い作画、セリフ
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.8

クリスマスといえばこれ!
すっごい久しぶりに鑑賞。何年経っても好き。
「だってクリスマスだもん!」っていうテンションがずっと続いてて、ほんとハッピーになれる。
クリスマスムードに包まれるイギリスの街の
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.5

想像してたより重くなくて、爽やかであったかい作品だった。

オギーの家族が本当に素敵で、この愛があったからオギーもめちゃくちゃ魅力的な子に育ったんだろうなって思う。
プラスにもマイナスにもなる、家族の
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

漫画でもアニメでもない、映画としての魅力が詰まりすぎてて、オープニングからずっとうるうるにやにやしてた。
拳握りしめて、気付いたら泣いてた。
最高に格好良かった。
映画館で観れるうちに絶対もう一回観る
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.7

さんまさん企画・プロデュースが気になってなんとなくふわっと観た。
めちゃくちゃ良い作品だった。
登場人物みんな良い。
アホで明るくて優しい肉子ちゃんに大竹しのぶが見事にハマってた。Cocomiちゃんの
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まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)

3.8

変わらぬゆるゆるほっこりな世界観。
今作では、登場人物それぞれの立場から色んな角度で親子について考えさせられた。
(そういう作品だっけ?と思うけど、ゆるゆるしながらもちゃんと胸に残るものがあるのがまほ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

圧巻の映像美と、壮大な音楽と、もうそれだけで胸がいっぱいになった。
田舎の風景も、街の描写も、ほんとに美しかった。新海誠ってやっぱりすごい。

ここまでは過去作品でも感じるところ。

で、ストーリー。
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まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.7

久しぶりだ〜と懐かしみながら開いたら10年以上前という衝撃。
多田は絶対瑛太だし、行天は絶対松田龍平。
この二人の空気感が本当に好き。
(ちょい役の高良健吾も好き)
記憶の中の二人は、男臭くて格好良い
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

ずっと気になってたやつ、秋の夜長にやっと観た。

坂元裕二脚本で、サブカル色濃い作品ってことは、もう好きなやつだなって思ってた。
うん、めちゃくちゃ好きだった。
好きな描写ばっかりで、気付いたら観終わ
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.0

五年生。不死鳥の騎士団。
学校から離れて、ガラッと世界が変わる回。
ヴォルデモート復活で絶望してたところからの、不死鳥の騎士団。めちゃくちゃ心強い。
騎士団メンバーの詳細が映画だと伝わらないのがもった
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.9

四年生。ついに、ヴォルデモート復活。

前作も暗かったけど、今作は冒頭から更に暗くて怖い。
クィディッチW杯とか、三大魔法学校対抗試合とか、わくわくしたいのに、ずっと暗い。
墓地のシーンの絶望感。セド
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.6

三年生。シリウスブラック登場。
始まりから不穏な空気。小学生の頃、初めて原作読んだときは、真相に辿り着くまでブラックが本当に恐ろしかった。ディメンターの存在感も凄くて、全体的に暗い印象の今作。
ここか
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

二年生。まだまだみんな可愛い。
ハリーとダンブルドアの距離感がぐっと近付く今作。ほんと素敵な先生だな。大好き。

ハリーにしか聞こえない声、謎の日記、蜘蛛、ダンブルドアとハグリッドの追放、ハーマイオニ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

もっとずっしり濃い物語かと思って観たら、予想外に爽やかでコミカル。
でも軽いとか、薄いとかじゃなく、観終えたあとも温かくて心地良い満足感◎
主人公じゃなく、主人公以外の家族全員が聴覚障害っていう設定が
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.5

子どもたちの目がキラッキラしてて、それだけでもう尊かった。
初めて名前で呼び合って、「またね!」が嬉しくて、そんな頃もあったなあって。

長崎弁が良い。海あり山ありの景色が良い。大自然の中で営む生活が
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

物語の舞台は高校生の夏なのだけど、もう本当にぎゅっとその頃が詰まってる作品。

放課後の音楽室、図書室、体育館、自動販売機などなど、校舎の描写がノスタルジー色濃くて胸がぎゅっとなる。映像だけで温度とか
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.7

秋の舞台に向けて、週末の夜にのんびりおさらい会。

小学生の頃、初めて原作を読んだところから没頭して何度も全作読み返しているハリポタシリーズ。
好きすぎて、一時期日常生活の中で真剣に呪文唱えてたもんね
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色即ぜねれいしょん(2008年製作の映画)

3.2

夏っぽい邦画観たくて鑑賞。
良い感じのくだらなさ。
ぬるっとしたサブカルも、中途半端なヤンキーも、馬鹿になりきれない馬鹿も、ぜーんぶ振り切れない感じがリアルで良かった。
岸田峯田渡辺の並びは強い。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

いや、トムクルーズかっこよすぎた。(2回目)

36年の時を経て帰ってきたマーヴェリックが期待の遥か上をいくかっこよさで震えた。
前作のモテ男のお手本なマーヴェリックも好きだったけど、言葉少なに行動で
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

連休前夜。長めの映画をのんびり観ようとずっと気になってたこちらを。

学ぶとは、成功とは、幸せとは、、。
クレバーかつ人情に厚いランチョーの人柄が本当に素敵で、登場人物みんな(ウイルス学長も含め)人間
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.9

頭空っぽにして笑える映画が観たいな〜ということで珍しくコメディを。
これにして大正解。

小ネタがまあ細かく散りばめられてて、終始面白かった。爆笑というより、思わずふふっと笑っちゃう感じが最初から最後
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トップガン(1986年製作の映画)

3.9

トムクルーズかっこよすぎた。
ハンサムで自信家でちょっと強引で、極め付けに天才的な飛行スキル持ってるって、そんなの恋に落ちちゃうでしょ。マーヴェリックのモテ男っぷりが清々しくて、観ていて気持ちよかった
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.9

現実離れした設定なのに、すごく自然に物語が流れていくし、ちゃんとラブロマンスが成立してる世界観が素敵だった。
映像がお洒落。ハン・ヒョジュが美しい。

中身が大事なのはわかるけど、それだけでここまで強
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.7

王道の純愛映画。名作中の名作。
複雑なストーリー展開はないし、大事件が起こるわけでもなく、緩やかに穏やかに。観る人によっては退屈さを感じるんだろうけど、私は好き。

まず俳優陣が美しい。若かりし頃の瑞
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

スタイリングの可愛らしさに、狂気じみた空気が合わさって作られたキャシーの存在感が凄かった。
重いテーマと相反して、カラフルな色彩にポップな音楽ってコントラストも、全体を通して独特の雰囲気を作ってて面白
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