naoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.1


つまらなくは無かったけど、面白いとも言えませんでした😅

今作の2人も良いコンビだとは思うけど、MIBとして出来上がったコンビをまた観たいか?と言うとそうでもないし
やっぱりトミー・リー・ジョーンズ
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.6


新しい設定のガンアンクションもあり何も考えず楽しめる

3になって1、2と比べれば、ジョン・ウィックの戦い方も疲労が見えて、スマートさが無くなってきているけど、それがまたカッコいい!

あの終わり方
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0


後味が悪いと有名で、いつか見ようと思っていたんですが、やっと決心がついて見ることができました!

この作品は、映画全体を包み込む音楽と独特の映像表現で、光と闇の世界を創り出す。
その二つの世界で不遇
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.1


もともとイメージしていたものが良い意味で全て覆されました

森林火災に挑む男たちの実話を映画化した本作は、アメリカの雄大な自然の恐ろしさが描かれます

山々に囲まれた大自然を大きな炎が覆うスケールは
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.9


2011年ノルウェーの連続テロ事件、ウトヤ島での事件発生から終息までの72分間がワンカットで描かれる

実際にその場にいるような緊張感
逃げ回る友人たちや死にゆく子供の描写はかなりエグかったです
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます


子供のままで大人になりきれない青年が、好きな事しかやらず、甘い考えの中を踊っている姿、そしてそこから生まれる社会からの疎外感を描いた作品

今の自分の状況への不安からくる鬱屈とした心情
その鬱屈とし
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ライ麦畑で出会ったら(2015年製作の映画)

4.0


心地よく、ほろ苦い青春映画であり、ロードムービーでもあります

まぁ旅を通して主人公が成長するという普遍的な映画といってしまえばそうだけれど

若い二人が、サリンジャーに会う為に初めて背伸びした旅に
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.7


突然亡くなってしまった女性

そして、その恋人と妹の三度の夏を描く

大切な人を失くした"あの夏"の行き場の無いもどかしさを仲間たちとの触れ合いとともに、静かに乗り越えていく

夏の爽やかさと共に懐
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.9


時間を忘れさせてくれるくらい、スルスルとテンポよく進み、その中で人生や家族の大切さをユーモラスに描く作品


あの時、あの場面の選択

大切な選択をした主人公
その選択は間違っていたのか

もう一度
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0


タランティーノに求めているもの全てを出してくれた

最後の13分の為にあるだけの映画と言っても過言ではないと思う
これでもかっていうくらいの暴力、グロ描写に、何故か自然と笑っていました😳

さすがタ
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.4


殺人に芸術的な快楽を見出した、潔癖性の設計技師ジャックの12年間の殺人の軌跡を描くサイコスリラー
ただ、この作品は普通のサイコスリラーとは違い、殺しの不条理さの中に時折挟み込まれるコミカルかつシュー
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さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

3.6


物語は、17歳の少女が、ひと夏を経て成長する様子を綴った青春ドラマの中に、ちょとした社会風刺を含んだ作品

全体的に青春ドラマっていうよりは、監督が言っている様に社会性が強い気がします

現代社会を
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.8


この世界観に呑まれる感覚
冒頭から最後までドランの世界に引きずり込まれる

起承転結が曖昧なストーリーの中にちりばめられている要素のひとつひとつに無駄が無く、細部にまでドランのセンスが込められている
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バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.5


ロックン・ロール、アルコールにドラッグと自由奔放に青春を謳歌する若者たちのめまぐるしい一夜の物語

中身があるという感じではなく、ただただ若者のハメを外す一夜を描く
本当にこれというテーマはなく、日
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失くした体(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます


ラフな手描きのタッチ、それはアナログ的で美しく、どこか無機質で淡白な印象を与えてくれます
また、アニメならではの独特なカメラワークも相まって思わず息を飲み目を奪われる映像の中、切断された片手は、かつ
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LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語(2011年製作の映画)

3.8


24時間の中で世界の人々はつながっている

好きなもの、嫌いなもの、怖いもの、大切に想うもの、環境や思想の違いはあれど、自分たちは確かに同じ地球で同じ時間、同じ1日を生きている

その1日がたとえ、
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.9


可愛い・カッコいいポケモン達が現実世界に居たらどんな感じなんだろう?というのを体現してくれた😃
どのポケモンもリアルな質感で描かれていて、実写の登場人物と並んでも違和感を感じる事はなく、ポケモンと人
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.5


大人しめのドタバタフレンチコメディ

豪華絢爛の結婚式の準備をする主人公
しかし、その周りにはポンコツな人材ばっかりで、もがくほどに結婚式は崩壊して行ってしまう

それを楽しく前向きに、明るい未来を
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.4


交通事故で亡くなった男が幽霊になって自分の家で愛する女性を見守り、彼女が去った後もその痕跡を求め続ける

たったそれだけなのに、約1時間半のなかで魂の奥深くまで降りてゆくような不思議な感覚を味わわせ
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ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~(2018年製作の映画)

4.0


精一杯がんばって生きる姿に思わず声援を送りたくなる、真っ直ぐな恋愛映画

邦画のリメイクですが、未鑑賞でも純粋に感動出来ることが出来ました😃
主役の二人が素直でとても良いし、父と娘の関係も良いし、唯
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.7


ジャケットを見た時にはウエスタンサスペンス書いてあり、面白そうだなぁと
何の予備知識もなしで鑑賞しました

そしたら、思ったよりサスペンス色は薄く、どちらかと言えば、一緒に旅をする登場人物の関係性が
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マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

3.7


人は、服で身体を飾り、時には覆い隠すことで“自分の表面”をできる限り美しく見せようとする

アレキサンダー・マックイーンは人が隠したがるその“内面”を服を通してあぶりだそうとした
彼にとってファッシ
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ステータス・アップデート(2018年製作の映画)

4.0


転向してきた主人公の高校生カイルが、不思議なスマホアプリ・ユニバースを手にしたことで人生を変えていく姿を描いた青春ドラマ

ストーリーは王道で、結末も粗方予想が出来てしまいます😅
それでも少し深いな
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2


「環境」

人は環境によって形成される

主人公アーサーは、貧しく職場では自分の居場所もない
脳神経に障害を持ち、薬を服用していながらも母親の介護をするというどうにもならない現実の中で生きている
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.1


スリリングに、心地よく誘導される自分の思考

キレキレの脚本で、序盤から作品に引き込まれ、電話の音だけで高揚感や緊張感を掻き立てる演出

音だけでここまで想像させられるとは思いませんでした😃

映画
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8


ラストシーンに言葉を失う

70年代の人種差別が激しかった時代を舞台に、黒人刑事とユダヤ人刑事がタッグを組んで白人至上主義団体KKKへの潜入捜査をしていく物語

そしてこの映画はラストに、フィクショ
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バイス(2018年製作の映画)

3.7


「アメリカ史上最強で最凶の副大統領」と呼ばれたディック・チェイニーを描いた物語

イラク戦争を起こし、ISができる原因まで作ってしまったディック・チェイニーの物語は、普通に描けば悲劇にしか見えません
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.5


冷え込んだ夫婦仲が故に失踪してしまった息子の行方を探す身勝手な両親の姿を描いたサスペンスドラマ

無関心がさが招いた夫婦関係の破綻と子供の失踪

もっと他者を思いやり、関心があればこんな事にはならな
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シングルマン(2009年製作の映画)

3.8


洗練されたファッションや空間
その画面に映し出される映像の構図、色合い、陰影、全てが寸分の狂いなく計算され、どの瞬間を切り取っても完璧

ストーリーは、愛する人を亡くし、未来に色を見出せなくなった男
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.6


わからない…😳

ストーリーは探偵が昔の恋人から、ある大物の人物にかかわる調査の依頼を中心に展開していく

調査はしているのだけど、実際この事件の概要はほとんど分からず
むしろどういった経緯なのかも
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.8


ドラッグに依存してしまった息子を何とかして救おうとする父の苦悩の日々と後悔
そして何度経ち切っても頭をよぎるドラッグに手を染めてしまう息子の狂気の日々を、過去の父子とのエピソードを挟むことでそこにあ
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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

4.0


今の思想が未来を作る

過去は未来に強く影響し、つながり合っている

一つの原因があり、それを誰かが受け取り結果になるという流れ
それを6つの物語が間接的に絡み合い表しています
6つ物語が間接的に繋
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なんだかおかしな物語/ボクの人生を変えた5日間(2010年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます


タイトルが面白かったのでちょっと興味本位で見てみたら、結構な良作でした😄

ストーリーはシンプルで、ポップな演出と明るい雰囲気の中、人との繋がりや交流。それがもたらす 力 を自殺志望の主人公と精神病
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.6


エルトン・ジョンの曲はYour Songしか知らなかった
それでも、あの個性的な人物の半生にちょっと興味があったので観てみることにしました

すると、今までよく知らなかったエルトン・ジョンという人物
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.3


最高!

超高評価の理由がわかる!

圧倒的なスピード感、個性的で魅力的なキャラクターそして、スパイダーマンらしいポップかつスタイリッシュなアクションがハイレベルで表現されている革新的な映像

3D
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