nobu0326Jさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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愚行録(2017年製作の映画)

3.8

なんともおぞましく、恐ろしく、非常に悲しく、しかし決して許してはいけないであろう愚かな行いを記録した人間は皆、大なり小なりモンスターなお話。
妻夫木聡と満島ひかりの重く押さえ込んだ演技が秀逸。
登場す
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ピザ!(2014年製作の映画)

3.6

インドの貧民区で暮らす学校に行けず石炭拾いで生計を助ける2人の兄弟のお話。
お父さんは刑務所で家計は苦しいはずなのに毎日楽しげな2人。
ある日どうしてもピザが食べたくなる2人。
ひょんなことから大変な
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス(2016年製作の映画)

4.0

素敵で幸せなキューバ人音楽家達のお話。
苦しみの末に訪れた至福の時、素晴らしい。
どのメンバーの話も神を感じてしまう。
まさしく音を楽しむ人々の奇跡の映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス
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ナポリの隣人(2017年製作の映画)

3.9

孤独なナポリの老人のお話。
老人は万国共通まぁとにかく偏屈で頑固で困ったものですかね。
今日まで生きてみて、人生とはと問われてもさてさて、左様に大層な答えは持ち合わせず。
アラブの詩人曰く"幸せは目指
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.6

いきなり始まってしまったジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)35人ぐらい殺しただろうか。
トレードマークなのはわかるがもう少し目立たない服装できないものかジョン・ウィック。
もうなんか128人ぐらい殺
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初恋(2020年製作の映画)

3.9

捨て子で天涯孤独のボクサー葛城レオ(窪田正孝)とサラ金地獄の親父に売られたゆり(小西桜子)のお話。
ヤクザと中華マフィアと変な奴が集まる歌舞伎町を舞台に人生思い通りにいかない人々が入り乱れる。
クマさ
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.0

薬を売って金を手に入れたキャプテンアメリカ(ピーターフォンダ)とビリー(デニスホッパー)がバイクに乗ってロサンゼルスからニューオリンズの謝肉祭へと向かう自由を謳歌しようとした二人の若者の映画。
ベトナ
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.9

妻から「何故何回も同じ映画を見るの?」と言われるのですがほとんど初見の感じ。
このようにときめきのある素敵な映画を忘れるはずなどないと思うのですがどうしたものでしょう。
ところで本作、家をこのように交
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

2.8

なんでしょうかね?
声がでかすぎで迷惑の極みのお話。
主役の2人がテンションを上げまくりなのがどうも不自然に感じてしまいうまく入っていけませんでした。
これほどの俳優陣が揃っていて蒼井優の体を張った演
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

何やら思い込み捜査で犯人を逮捕してしまう謎だらけのFBIとお馴染みマスゴミの酷いお話。
FBIによる杜撰でおごりに満ちた捜査の空恐ろしさを感じてしまいます。
この後のマスコミの対応もみてみたかった気が
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.8

父親の通夜に集まった家族のお話。
母親(斉藤由貴)は夫の遺言ということで仕出しではなく自らの手料理で皆に通夜の振る舞いを行う。
先ず出てきた料理は目玉焼き。
食べ物を通じてその時々の父親と家族との思い
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20世紀少年<最終章> ぼくらの旗(2009年製作の映画)

4.0

世界大統領になったともだち。
あの日、記憶喪失になったケンヂが記憶を取り戻すが現実が恐ろしくなりあの復活の日の草刈正雄のようにフラフラと北の大地へ逃避行するも人類を守るため再び立ち上がるお話。 
はた
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20世紀少年<第2章> 最後の希望(2008年製作の映画)

4.0

2000年12月31日の東京大爆発の犯人に仕立て上げられたケンヂは行方不明。
それから15年後救世主となり日本そして世界を席巻するともだちが銃殺される。
催事司会を副業とする徳光アナウンサーによってと
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20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

4.0

ポール・モーリアのエーゲ海の真珠にかわりT ・Rexの20th Century Boy。
このオープニングがたまらない。
カンナをおんぶしている冴えない男ケンヂ(唐沢寿明)に突如降りかかる悪の組織とも
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おいしい家族(2019年製作の映画)

3.3

海も夕日も綺麗で素晴らしい風景のある島での妙なお話。
主人公の橙花(松本穂香)以外は大人も子供も何も違和感なく自然に振る舞いしっくりと馴染んでいるのであるがあきらかにおかしい何故にスカートなのだろう。
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

3.8

いきなり1917を思い出させる塹壕での戦闘シーンで始まる理不尽な上官と二人の兵士と親子のお話。
戦争が終わるもなお、上官と顔面に傷を負ったエドゥアール と彼に救われたマイヤールの戦いが続く。
負傷した
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.1

1956年の東ドイツ共産主義体制下において一見何もなさそうで幸せそうに見えるがほんとうのところは息も詰まる監視社会の中に生きている若者とその家族のお話。(実話との事)
反体制派をとことん追い詰める、思
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エデンの東(1954年製作の映画)

3.8

亡くなって19年後の大学1年生の頃池袋文芸座でジャイアンツと理由なき反抗と本作品を立て続けに観ました。
セーターを肩にかける、腰に巻く、白いTシャツ、マクレガーの赤のスイングトップ、リーゼント、くずし
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ラスト・オブ・モヒカン(1992年製作の映画)

3.8

時は1757年(アメリカ独立記念日の19年前)イギリスとフランスによる植民地支配に利用されたネイティブアメリカンのヒューロン族とモホーク族の悲劇のお話。
支配する側支配される側、擦り寄り、擦り寄られ欲
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.7

ゆらくんとかずまくんと小ちゃいイエスさまのお話。
雪の中で半ズボンでサッカー。
ツリーハウスでクリスマスイブ。
突然の死。
おじいちゃんが障子に穴を開けて見ていたものは・・・。
そしてゆらくんも・・・
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ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

4.0

全く期待もせずに見始めましたがものすごいものを観てしまいました。
まず冒頭のフランスが美しく見事です。カーチェイスは頭文字Dを彷彿させます。
広瀬すずの声優担当のレティシアはアナと雪の女王のエルサのよ
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.0

地球を侵略するため宇宙人達がなんとも突拍子のない設定で人類に攻撃してくるお話。
ただならぬ残虐性を感じる始まり。
鳴海(長澤まさみ)の連れ合いしんちゃん(松田龍平)の様子がおかしい。
街が騒然として人
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

4.2

冒頭リングで踊るデニーロが美しい、時は1941年ニューヨーク。
すぐ切れやすく生活が荒れているレイジングブル(怒れる雄牛)ジェイク・ラモッタ(ロバート・デニーロ)のとてつもなく転落して転落していくボク
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テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

3.5

イスラエルとパレスチナ両国民が熱狂するドラマがなんとも軽くて頼りない制作陣により作られるお話。
イスラエルとパレスチナの問題点ましてや、国民性や文化、風習がわからないので笑っていいものか泣いていいもの
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鉄人28号(2004年製作の映画)

3.8

冨樫監督の狙いだと思いますが動きが少しとろくさく、全編を通してとにかく鉄人28号なのだぞと子供劇場みたいなこのゆる〜い感じ。これでいいのです。リモコン型ロボットなのです。スムーズには動かないところが何>>続きを読む

いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

-

本作が竹内結子さん初認識映画でした。
なんということでしょう。
ショックです。
とても残念です。
2020年9月27日未明。
     合掌。

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

3.5

前世代型スパイアクションコメディーなお話。
スーパーハイテク男にハッキングされ骨抜きにされたイギリス諜報機関MI7。
ハイテクに対抗するにはアナログしかないと判断し現役を引退した年寄り諜報部員ジョニー
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.0

あれから40年後のダニー(ユアン・マクレガー)と超能力少女アブラのお話。
前半はエスパー達のちょいとオカルトっぽい幻魔大戦のような摩訶不可思議なシャイニングはどうしたんだい的な展開。
心臓ドキドキ音が
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

4.0

ロンゲストヤード・キャノンボール・トランザムシリーズで売れまくったセクシー男優ナンバーワンのバート・レイノルズの最後の映画スターのお話。
歳をとるという事は寂しさが募るという事だけなんでしょうか?
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陽気なギャングが地球を回す(2006年製作の映画)

2.5

井坂幸太郎作品の中で唯一途中で挫折して最後まで読めなかった本作。
もしかしたら読解力不足だったのかもと期待を込めて鑑賞スタート。
と思いきや唖然・呆然ひっちゃかめっちゃかやはりとてもいけませんでした的
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.1

2008年雑然とした街インドのムンバイで現実に起こった際限なき無差別テロのお話。(実話との事。)
実行犯は年端もいかない少年。ボートに乗ってやって来たと思ったらいきなり手榴弾を放り投げ、機関銃を撃ちま
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ブルース・リー/死亡遊戯(1978年製作の映画)

3.0

しまった見なければよかったと思ったがあとの祭り。
フイルムをつぎはぎしてブルースリー死後5年後に公開された本作であるが妙に悲しい。
後悔先に立たずの典型的ブルースリーカンフー映画第5作目「ブルースリー
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

4.5

当時高校2年生。なんと47年前札幌の映画館で「最強の女部族アマゾネス」だかなんだかとの二本立てで初鑑賞。
当然お目当てはアマゾネスでした。
時間の関係でもう1本の燃えよドラゴンから始まってしまい、しょ
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ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

3.9

ドラゴン危機一発、ドラゴン怒りの鉄拳に次ぐ三作目2年間で立て続けに3本の映画で主演を務めるとは当時の常識を遥かに超えた格闘家ブルースリーへの凄まじい人気ぶりが伺えます。
今回の舞台はなんとローマ。
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ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

3.4

カンフーの師ホー先生を毒殺されしょっぱなから怒りモード全開のチェン(ブルースリー)が復讐を果たすまでのお話。
どうやら犯人は日本人の鈴木。
ブルースリーの足の運び、相手を殴る時の手の振り回し方など圧倒
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ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

3.8

時は20世紀初頭武器は短剣、斧、鎖、そして拳。故にピストルは無いのです。
全体的にゆるい感じは否めませんが、しかしそれも無理はありません49年前に作成されたものなのです。
日本での公開は1974年4月
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